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November 02, 2014

えっ、日曜も営業?

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今日は「お店の営業日についての話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにオーストリアでは、一般の店舗は法令で日曜・祝日は休業となっています。飲食店は日曜・祝日でも営業していますが、市内交通のチケットを販売しているタバコ屋さんをはじめ、食料品を販売するスーパーマーケットやベッカライ、肉屋なども休業。

そのため、不足する食材は、土曜日に買い出しをしておかないと日曜日は自宅で食事をすることができない‥ということもあります。まぁ、外食をすれば良いのですが‥

例外は駅構内にあるスーパーマーケット(OKAY Shopなど)です。これは、「旅行者に便を図る」という目的で、旅行に必要な食品などを販売しています。実際には、最近では取扱商品が広がっているような気もしますが‥

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このほか、このブログでもご紹介していますが、ガススタンドに併設されているショップが、今ではミニスーパー化しており、こちらも日曜・祝日には穴場的な存在になっています。

さて、先日、日曜日に外出した際、地下鉄U4のPilgramgasse駅近くにあるベッカライのチェーン店ANKERが、何と営業していました。2枚目の写真は、その時に撮影したものですが、右隣のタバコ屋さんなどは休業しているのがわかると思います。

実はアパートの近くにも小型のANKERがあるのですが、こちらは当然、休業なので、ちょっとビックリ。なぜ、同じベッカライのチェーン店で営業が可能なのだろうか‥と考えながらU4の乗りましたが‥

その後、用事を終えてPilgramgasse駅からアパートに戻る途中、近くの肉屋さん(こちらは独立系のお店、Culinarium Margareten)が、これまた日曜日にもかかわらず営業していました。正直、日曜に営業している肉屋は初めて見たので、新鮮な驚き。

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最初は、なぜ、両店が営業できるのか疑問だったのですが、その後、両店を観察したところ、ある種の共通点があることがわかりました。

実はイートインコーナーが充実しているのです。恐らく物販店ではなく、飲食店で営業許可を取得しているものと思われます。

前者のANKERは店舗も比較的大きいですが、店の半分くらいにテーブルやイスを備えたイートインコーナーがあります。本格的なCaféとはいきませんが、ファストフードのお店に近い感じでしょうか。

もちろん、店内を利用している人も多いのですが、地元の皆さんは、日曜日でも焼き立てのブロートを買うことができるので、店舗の方が賑わっていました。ちなみにANKERは、原則として半生の製品を店内のオーブンで焼いて、販売しています。

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次に肉屋さんの方ですが、ここも実は奥にイートインコーナーがあります。ご存じの方も多いと思いますが、オーストリアの肉屋さんは、地方も含めてイートインコーナーを設けているところが大多数。地方では客席こそ少ないものの、肉料理に限っては、レストラン並みのメニューを提供しているところもあります。

で、この肉屋さんですが、11時過ぎに開店しますが、入り口には「今日の定食」をはじめとするメニューを大々的に掲げており、一見するとレストラン風。

9月から10月にかけては、レストランのようにSTURMも積極的にアピールしていました。肉屋さんでもビアやワインを販売していますが、このように店の外に広告を出して積極的にアピールしている例は少ないですね。

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さて、店内は完全な肉屋さん仕様で、入って右奥にあるイートインコーナーは、さほど広くはありません。同じようにイートインコーナーがある肉屋さんでも、日曜・祝日は休業しているところがほとんどなので、この店は例外中の例外。なお、本来の肉やブルストを販売しているカウンターも通常通り、営業中です。

ちなみに日曜・祝日が休業になっているのは、キリスト教会の意向が強く反映されているためですが、カトリックよりもプロテスタントが強いドイツでは最近、シバリが緩くなりつつあります。

カトリック教会の影響力が強いオーストリアでも、商業界からは営業日の拡大を要求する声があるようで、一部地域では自治体の許可があれば営業が可能になっているようです。

さて、今後、オーストリアも日本のようになるのかどうか、気になるところです。


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