« びっくり仰天“Rakuten.at” | Main | クリスマスシーズンに間に合いました Mariahilfer Straße »

December 11, 2014

2014/15シーズン「ルーナ夫人」最終公演

Img_2014_12_8912_001

今日は久しぶりにフォルクスオーパーの「オペレッタの話題」をお届けしましょう。

先シーズンは、わずか4公演でお開きとなったパウル・リンケのベルリン・オペレッタ「ルーナ夫人」(Frau Luna)でが、今シーズンは、若干、公演数が増えました。とは言ってもシーズン通しての上演ではなく、12月9日が千秋楽。それでも約1ヵ月強、上演していたので、観るチャンスに恵まれた方も多かったかもしれません。

来シーズン継続上演されるかどうか微妙なので、Feriも千秋楽に行ってきました。なお、プルミエからの通算上演回数は20回でした。3シーズンで20回というのは、ちょっと寂しい上演回数ですね。

千秋楽の指揮は、昨シーズンと同じLorenz C. Aichnerさん。主なキャストは、以下のとおりです。

Img_2014_12_8870_001

-ルーナ夫人:Birgid Steinbergerさん(先シーズンはJulia Kociさん)
-流星王子:Mehrzad Montazeriさん
-ステラ:Regula Rosinさん
-テオフィル:Boris Ederさん
-プーゼバッハ夫人:Isabel Weickenさん
-マリア:Johanna Arrouasさん
-フリッツ・シュテップケ:David Sitkaさん
-レマーマイヤー:Andreas Daumさん
-パンネッケ:Carlo Hartmannさん
―ヴェヌス:Renate Pitscheiderさん(先シーズンはMartina Dorakさん)
-マルス:Stefan Tanzerさん
-月世界侍従:Franz Waechterさん
―ベルリンの警察官:Veró Wagnerさん
-月世界司令部からの声:Christoph Wagner-Trenkwitzさん(録音かもしれませんが‥)

Img_2014_12_8873_001

タイトルロールのルーナ夫人がBirgid Steinbergerさんに交代した程度で、基本的は2013/14シーズンと同じキャスティングです。

なお、全員がワイヤレスマイクを使っていたのは、ダンスシーンが多いので、やむを得ないのかもしれませんが、時代の流れなのでしょうかね。

気になった「連続公演の弊害」ですが、上演期間が1ヵ月強あったこと、「オズの魔法使い」などに出演しているキャストがいることなどから、ダレた感じの公演にはならなかったのは幸いでした。なお、演出などは2013/14シーズンと同じです。

Img_2014_12_8875_001

テオフィルのBoris Ederさんは、怪演に磨きがかかり、良い味を出していました。だんだん、存在感を増すようになりましたね。

また、最近はオペラに出演がシフトしているMehrzad Montazeriさんも流星王子として、活躍していました。以前よりも声を抑え気味にしているので、好感が持てます。

Img_2014_12_8884_001

さて、タイトルロールのルーナ夫人Birgid Steinbergerさんは、Julia Kociさんとは雰囲気が違う歌役者さんですが、なかなか安定した歌いぶりでした。どちらが良いかは好みの問題かもしれません。

昨シーズンから起用されたシュテップケのDavid Sitkaさんは、Daniel Prohaskaさんより落ち着いた演技が特徴で、安定感があります。ただ、Daniel Prohaskaさんの方がはつらつとした感じが強いので、難しいところ。やはり歌やお芝居という面で、David Sitkaさんの方が上なのでしょう。

Img_2014_12_8887_001

例によって脇役のレマーマイヤーのAndreas Daumさん、パンネッケのCarlo Hartmannさん、プーゼバッハ夫人のIsabel Weickenさんが、昨シーズン同様、見事な歌とお芝居で舞台を締めていました。

指揮者のLorenz C. Aichnerさん、昨シーズンよりは余裕を持って振っている感じがしました。Lorenz C. Aichnerさんは、今シーズン「オズの魔法使い」も振っており、今後、期待できる若手指揮者と言えるでしょう。

ベルリンオペレッタながらウィーン風の味付けというフォルクスオーパーのらしい「ルーナ夫人」。Feriは、こういった味付けが好みなのですが、果たして2015/16シーズンに継続上演されるかどうか、微妙な気がします。

なお、千秋楽でしたが、お客さまの入りは、満席とはなりませんでした。しかし、お客さまの反応は上々だったので、実りある千秋楽になったと言えるでしょう。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_v_02

オペレッタ |

« びっくり仰天“Rakuten.at” | Main | クリスマスシーズンに間に合いました Mariahilfer Straße »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« びっくり仰天“Rakuten.at” | Main | クリスマスシーズンに間に合いました Mariahilfer Straße »