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December 24, 2014

Lungauのクリスマス、20年前の珍道中(上)

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今日はクリスマスイブですが、皆さまは、どのようにお過ごしになるでしょうか。

こちらの皆さんは、ご家族と過ごすのが普通なので、街は午後から静かになっていきます。

さて、今日は「田舎で過ごしたクリスマスの話題」をお届けしましょう。

クリスマスの時期、通常はウィーンに滞在していることが多かったのですが、1994年12月、いつも夏に訪問しているLungauへはじめて行くことにしました。

夏はレンタカーを使って行くのですが、さすがに冬は凍結した道路を運転する自身がないため、公共交通機関を使うことにしました。

ただ、Lungauは公共交通機関で行くのは非常に不便な場所。というのはザツルブルク州ですが、タウェルン山脈の南側、州の南端にあるためです。

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ウィーンから行く場合、ÖBBの南鉄道でUnzmarktまで行き、ここから狭軌鉄道のMurtalbahnに乗り換えてLungauの中心都市Tamswegへ出るのが一般的です。今ではWien Hbf-Graz間にRailJetも走っていますが、当時は南駅からUnzmarktまでICが走っていました。

この年、Feriは本場ドイツのクリスマス市を見物してからザルツブルクに入り、冬のザルツカンマーグートに一泊。翌日、SalzburgからPost BusでTamswegへ向かう方法をとりました。

ただ、直通バスの本数が非常に少ないため、事前に時刻を調べておいたのは言うまでもありません。

13時にSalzburg Hbf前のバスターミナルで待っていると13時15分発のTamsweg行きのPost Busがやってきました。ところが2台やってきたのです。

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ドライバーさんに確認すると経由地が違うらしく、“Tamswegへ行くのだったら、後から来た方が早い”との話。Feriは2台目に乗車しましたが、12月23日なので帰省客で満員。

バスはSalzburg市内を出ると高速道路を入り、タウェルントンネルを通過する夏にレンタカーで走っているルートをひた走ります。ちなみに料金は156シリングでした。

約2時間30分ほどかかって、16時過ぎにTamswegの今は無きPost前に到着しました。この時、驚いたのは高速道路を走るにもかかわらず、いわゆる長距離仕様のバスではなく、中央にも出入り口がある近距離用バスだったこと。

この付近はスキー場もありますが、いわゆるリゾートホテルを中心としたスキーリゾートを形成している訳ではなく、のんびりとしたものです。

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Tamswegに到着しても、ウィーンやザルツブルクのようなクリスマス市は皆無。クリスマスらしいものと言えば、Marktplatzに立てられていた巨大なクリスマスツリーと道路の電飾くらいでしょうか。ただ、面白かったのは道路の電飾が道路上ではなく、道路に面した建物に施されていることでしょうか。

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ところでレンタカーだったら、仮に馴染みのホテルが休業中でも他の街へ移動することが可能ですが、公共交通機関だと、そう簡単にはいきません。

その年は、幸い、馴染みのホテルが通常どおり営業しており、馴染みの女将さんの歓迎を受けて、無事チェックイン。今から考えると冷や汗が出ます。

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チェックインを済ませて街にでても、23日というのに静かなものです。ただ、レストランなどは通常通り営業していたので、この日は夕食などで困ることはありませんでした。ちなみに、この日はTagesMenü。出てきたのは「白身魚のフライ」でした。

ところで、このホテル。ミニバーなどと言う気のきいたものはありませんが、この時期は部屋のテラスにワインでもビアでも出しておけば、1時間で飲み頃になります。最も夏でも一晩だしておくと、朝はギンギンに冷えていますが‥

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24日はMurtalbahnに乗り、Murauへ。さすがに24日だと乗っているお客さまもほとんど居ません。雪が降り積もるMurauの市内を散策して、スーパーマーケットで「籠城用の飲料」などを購入し、再びTamswegへ戻りました。

ちなみに当時、一般商店は12時に全てクローズになりました。飲食店でもクローズが早く、休憩のために立ち寄ったカフェも13時には閉店。

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再びMurtalbahnに乗り、Tamswegへ戻りました。到着は14時22分。実は、この時間に設定したのは理由があり、前日、Tamswegのレストランが何時に閉店するかを調べておいたので、この時間に戻れば、遅めの昼食がとれることがわかっていたのです。

この時、利用したのは、今夏、火事を起こして秋に解体されたGasthof Gambswirt

ただ、さすがに閉店時間間際だったので、軽食くらいしか対応できませんでしたが、Feriお気に入りのグーラッシュズッペとセンメル、ビアで遅い昼食を楽しみました。

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24日の晩は、17時から市庁舎前で、トランペット2名、トロンボーン1名、チューバ1名という小編成の楽団による演奏が行われました。ただ「オーストリアで一番寒い街」と言われるところなので、完全な屋内ではなく、市庁舎の玄関内で演奏が行われました。

見ているお客さまは、地元の人ばかりですが、意外と集まっていました。楽団の皆さんの気合いで1時間ほど演奏。寒い時期のブラス演奏は頭が下がります。

最後の曲目は、当然、地元の聖歌「きよしこの夜」なのは言うまでもありません。演奏が終わると、皆さん、三々五々、ご自宅へ戻っていきました。恐らく次の外出は23時から行われるミサでしょう。

Feriは、ホテルへ戻りましたが、深夜のミサはパス。今から考えると行けばよかったのですがね‥

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