« 2014/15シーズン「ルーナ夫人」最終公演 | Main | 外壁の補修工事が始まりました »

December 12, 2014

クリスマスシーズンに間に合いました Mariahilfer Straße

Img_2014_12_9099_001

今日、12日からウィーンでは、恒例の「クリスマスツリー市」(Christbaummärkte 2014)が始まります。組合の縛りがあるため、開始日が決まっている訳です。昨日の段階で、市内にはクリスマスツリーが産地から運び込まれて、準備が始まっていました。

24日まで、市内285箇所で開催されますが、この間、販売されるツリーは40万本だそうです。今年のお値段ですが、ウィーン市のホームページによると、昨年と同じ水準だそうです。

ちなみに写真のおじさまは、テレビに出演していたツリー生産者の方です。これから商売が始まるためか、素敵な笑顔ですね。

さて、今日は、このブログでも時々、お伝えしている「Mariahilfer Straßeの話題」です。

Img_2014_12_9003_001

こんなことを書くと、叱られそうですが、オーストリア人は、基本的に「納期」という概念が日本よりも薄いような気がします。そのため、工事の完成予定などが、ズルズルと後に延びてしまうことが、多々あります。

さて、9月24日付けの記事でMariahilfer Straßeで大規模改修工事が行われていることをご紹介しましたが、その続報です(工事中の模様はこちらから)。

Img_2014_12_8952_001

Mariahilfer Straßeは色々なお店が建ち並ぶウィーン有数のショッピングゾーン。それだけにアドヴェントの時期までに、工事が間に合うかどうかが懸念されていました。

が、やる気になるとできる不思議な国、オーストリアらしく、アドヴェントの時期にNeubaugasseからKirchengasseまでの歩道化工事(車道と歩道の区別をなくして完全なフラットにする工事、しかも舗装ではなく、石畳です)が間に合いました。雰囲気としては、グラーベンやケルントナーシュトラーセみたいな感じです。

Img_2014_12_8949_001

現在、以下の2区間の工事が完了しており、多くのお客さまで平日も賑わっています。

-FußgängerInnenzone(歩行者専用ゾーン): zwischen Neubaugasse- Kirchengasse
-Begegnungszone(歩行者優先ゾーン): West zwischen Zieglergasse -Andreasgasse

今回、Feriが気になったのは「歩行者優先ゾーン」が、どのような構造になっているか‥ということです。2枚目の写真が、ちょうど歩行者優先ゾーンから歩行者専用ゾーンへ入るところです。

Img_2014_12_8942_001

何しろMariahilfer Straßeは色々な店舗が並んでいますから、商品の搬入に自動車は不可欠です。そこで、実際に行ってみると道路は歩道状になっていますが、荷下ろしのための駐車スペースが写真のように設けられています。

さらにタクシー用の待機スペースや、体の不自由な方専用の駐車スペースなども設けられており、歩行者優先ではありますが、色々なお客さまに対応できる工夫が施されていました。

Img_2014_12_8947_001

3枚目の写真がタクシー用の待機スペース。そして、4枚目の写真でトラックが停車しているところが、荷下ろし専用駐車スペースです(違法駐車ではありません)。

ケルントナーシュトラーセのように時間帯を区切って自動車の乗り入れを許可する方法もあったと思うのですが、Mariahilfer Straßeの場合、周辺住民も多い上に、周辺の道路を利用する場合に、横断する必要があるため、どうしても車の通行を完全に遮断することは難しかったようです。

Img_2014_12_8943_001

実際、車道というより、歩道を車が走っている感じで、歩行者や自転車利用者が道路の中心を使っているので、自動車はかなり慎重な運転が強いられるような感じです(最初の写真が歩行者優先ゾーンですが、本当に歩行者が優先になっているのがわかりますね)。

そうなると不要不急な自動車は、Mariahilfer Straßeを回避するようになりますから、結果として、歩行者専用ゾーンに近い感じになりそうな気もします。

日本の銀座通りで、このようなことができるかと考えると、ウィーンは思い切ったことをする都市だと思いますね。

余談になりますが、こちらでは12月6日から8日までが三連休という人が多かったのですが、アドヴェントの第2週。プレゼントを買い求める人なので、商売の方は順調に売上を伸ばしたそうです。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« 2014/15シーズン「ルーナ夫人」最終公演 | Main | 外壁の補修工事が始まりました »

Comments

こんにちは
オーストリア人にも納期意識はありますよ。
多分、期待するものの違いですね。
ビジネスでは、以前のFA関連の仕事も、今のワイン販売も納期が遅れた事はないですね。特にFA関連はアメリカの会社の方が平気で納期を破って来ます。

公共工事に関しては、日本は関東優先ですから、Feriさんは「日本は納期通り」の意識が強いと思います。
日本でも地方は納期通りどころか、建設に何十年もかかって挙句に中止になる道路や鉄道がいっぱいあります。
その視点から見ると、オーストリアの方が計画的で納期通りですね。

ゲルマン系で規律を守るのが好きな(脱線するのも好きですが)人達ですから、技術的な仕事を共同でやるのはとてもいいと思います。
納期もしっかり守ってきます。

Posted by: Kino_San | December 12, 2014 at 05:24 AM

Kino_Sanさま、こんにちは。コメント、ありがとうございます。

一番、気合いを感じるのは、アドヴェントが終わってシルベスターの準備をする期間ですね。あの模様替えだけは、日本人も真っ青なスピードです。

Posted by: Feri | December 12, 2014 at 04:21 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 2014/15シーズン「ルーナ夫人」最終公演 | Main | 外壁の補修工事が始まりました »