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January 08, 2015

ハイブリッドバスも走っています

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今日は、Feri得意の「乗り物ネタ」をお届けしましょう。

すでに、このブログでもご紹介しているようにWiener Linienでは、2016年までに、現在、市内で運用している路線バス500両の半数を新型に置き換える計画を立てています。

以前、ご紹介したMercedes製新型連節バスや電気バス(E-Bus)投入も、その一環ですが、今日、ご紹介するのはハイブリッドバスです。

Wiener Linienのバスは、MAN製が中心ですが、今回投入されたハイブリッドバスは珍しいVolvo製です。

正式にはType NL 175 HYBという名称で、乗降をスムーズにするために3ドアとなっています。今回、導入されたものは、Volvo7900というタイプで、ディーゼルエンジンとモーターの駆動力を利用するパラレル方式です。

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パラレル方式は、搭載している複数の動力源を車輪の駆動に使用する方式です。具体的には、ディーゼルエンジンで後輪を駆動すると同時に、発電機も動かし、バッテリーに充電します。

走行時はバッテリーに蓄えられた電力でモーターを動かし、制動時には発電機で電力を回収するものです。発進時や急加速時など、エンジンが苦手とする範囲をモーターに受け持たせています。

ハイブリッドシステムの導入により、燃費が従来よりも15%向上すると期待されています。

ちなみに日本でも、いすゞや日野自動車が、同様のシステムを採用したハイブリッドバスを製造・販売しています。

なお、Type NL 175 HYBの仕様は、以下のようになっています。

-全長:12メートル
-全幅:2.5メートル
-全高:3.3メートル
-重量:19トン
-エンジン:D5K240(4気筒4ストローク・ディーゼルエンジン、240馬力)
-モーター:120kw
-最高速度:100km/h
-定員:36名(座席)、48名(立ち席)、1名(車いす)

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このハイブリッドバスですが、Euro6という排出ガス基準をクリアしており、Wiener Linienの新しいカラーリングが施されています。

2014年4月に配備され、5月からA4(Karlsplatz-Wittelsbachstraße間)に投入されました。たもので、現在、8351~8356までの6台が、在来車と混用で使用されています。

ちなみに、Feriは知りませんでしたが、NL 175 HYBの投入に先だって、Volvo7700がウィーンにテストのため、2011年頃に来たことがあるそうです(57A系統などで、実際に試験的に営業運転も行われたようです)。

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今回の投入はハイブリッドバスの実用化テストといった意味合いが強いようで、今後、このハイブリッドバスが、Wiener Linienで大量に導入されるかどうかは不明です。

環境負荷の低減という観点で、選択肢のひとつになることは間違いないと思います。ただ、Wiener Linienでは在来バスの置き換え用として2014年5月から、Mercedes製のType Citaro NL220 MBを本格的に導入しています。

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こちらは、ディーゼルエンジンながら、排出ガス基準のEuro6をクリアしています(4枚目の写真が、4Aにも投入されているMercedes製のType Citaro NL220 MBです)。さらにウィーン市内で運行する民間のバス会社でも、Mercedes製のCitaroを導入しているところも多いようです(最後の写真)。

恐らくハイブリッドバスの導入は、初期投資コストがネックになると思われます。

ところで、2015年1月にバス路線のダイヤ改正が行われて、運行系統も若干変更されているようですので、ご利用の際はご注意ください。

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