« 謎のピクトグラムシリーズ KURPARK OBERLAA編 | Main | Lungauringとは?(動画付き) »

January 24, 2015

バイク便専用特殊バイク

Img_2014_10_7568_001

今日は「乗り物の話題」をお届けしましょう。

ウィーン市内は狭い道も多いので、バイク便が結構、活躍しているようです。日本でも書類などは、通常の自転車で運んでいるケースが多いようですが、ちょっと大きな荷物になると通常の自転車では対応が難しくなります。日本の宅配便業者さんは、カートのような手押し車を使っているところもあるようですね。

先日、アパートの近くで写真のようなちょっと変わった形のバイクを見かけました。荷物の運搬に特化したバイクです。

通常、この手のバイクでは荷台がオープンタイプのものが多いのですが、これはコンテナのような箱を搭載しており、雨が降っても大丈夫な仕様です。

Img_2014_09_6733_001

この荷台に「HEAVY PEDALS」という社名が書かれていたので、記事をまとめるにあたって、改めて調べてみました。

このバイクを所有しているのは4区に本社があるHeavy Pedals Lastenradtransport und -verkauf OGという会社であることがわかりました。

このような特殊自転車を使った重量物や大型荷物のバイク便を運営している会社、2009年10月に創業したそうです。

Sn00150_001

使っている特殊バイクも1種類ではなく、色々なバージョンを所有しているようです。

ウィーンの場合、狭い道路が多い上に、自動車の通行制限も多いので、このような特殊バイクを使った荷物輸送でも十分、自動車便に対抗できると読んで創業したようです。

確かに自転車専用レーンも多数設置されていますから、コース取りによっては、自動車よりも早く荷物を届けることが可能かもしれません。自転車だと、公園内をショートカットできる場合もありますので‥

Sn00148_001

同社のホームページを見ると、特殊バイクにトレーラー(リアカー)を連結し、車両からはみ出すような大きな荷物も運んでいることがわかります。意外と柔軟なのですね。

また、当然のことながら、排気ガスを出しませんから、環境にも優しいことが強調されています。

同社の面白いところは、単に専用バイクを使ったバイク便の運営に加えて、特殊バイクのレンタルなども行っていることです。

つまり、HEAVY PEDALS社から特殊バイクを借りて、自分で荷物を運ぶことができる‥という訳です。これは、また違ったニーズがありそうですね。

Sn00151_001

さらに特殊バイクの販売も行っているようです。運送業に特化せず、荷物運搬用の特殊バイク全般の事業を展開しているところが、ポイントでしょうか。

Feriが驚いたのは、既製品でも意外と荷物運搬に特化したバイクが多数、販売されているということです。やはり自転車大国のヨーロッパらしいところなのかもしれません。

また、同社が改造した特殊バイクはウィーン以外の街でも使われている例が紹介されていました。中には、荷物運搬だけでなく、移動Café仕様(St. Pöltenで使われているようです)、ゴミ収集仕様(Graz)なども存在します。

Sn00149_001

ちなみに、このブログでもご紹介したことがある前方に大型荷物を搭載するメーカー品は1900Euro程度で販売されています。

なお、記念写真は同社を創業したFlorian Flo Weberさん、Peter Pilslさん、Wolfgang Höfi Höflerさんですが、Peter Pilslさんは2013年にお亡くなりになっているようです。

しかし、特殊バイクによるバイク便を中心に、車両のレンタルや販売などを手がける同社はオーストリアらしい会社と言えるかもしれません。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_b_3

乗り物 |

« 謎のピクトグラムシリーズ KURPARK OBERLAA編 | Main | Lungauringとは?(動画付き) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 謎のピクトグラムシリーズ KURPARK OBERLAA編 | Main | Lungauringとは?(動画付き) »