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February 26, 2015

まさか自分が列車代行バスに乗るとは‥

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先日、臨時更新で2月21日の夜、シュタイヤマルク州Frohnleitenで、高速道路S35の補修工事中だった高架橋がÖBB線路上に崩落し、Frohnleiten付近の鉄道が運休になっている話題をお届けしました。

実は、Feriは、急きょ、Grazへ行くことになり、何とBruck an der Mur-Graz間で代行バスに乗車することになってしまいました。

日本でも出張が多い生活を長年続けていましたので、航空機の目的地変更などは頻繁に経験していますが、鉄道の代行バスは、乗った記憶がありません。

まさかオーストリアで鉄道代行バスに乗るとは思いませんでした。ウィーンからは例のチェコから来るRailJetに乗車。チェコのRailJet乗車記については、改めてご紹介します。

車内検札の際、車掌さんから「この列車はBruck an der Mur駅までで、Grazへはバスで行くことになります」というご案内がありました。

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なお、Graz行きのRailJetですが、事故の影響で旅行を取りやめた人が多いのか、かなり空いていました。

列車がBruck an der Mur駅に到着すると、当然、全員下車。現在、Wein方面の長距離列車はBruck an der Mur駅発着となっているため、そのまま折り返しになるように設定されていました。

さて、プラットホームにいる係員にバス乗り場の場所をたずねると、駅を出たバスターミナルから乗るように指示されました。

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バスターミナルに行くと、正面に方面を明記した貸切バスが待機しています。大きな荷物はトランクへ。車内は自由席。先着順です。この時は3台のバスが使用されました。また、乗車時に乗車券のチェックもありませんでした。

なお、オーストリア内だけではバスを調達できなかったようで、Feriの乗ったバスはドイツナンバー。もちろんオーストリアのバスもいましたが、近隣からの応援も得ているようです。

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なお、バスは一応、ÖBBグループのPostBusが運行する形になっています。ドライバーさんは黄色い専用のベストを着ていました。

接続列車の乗客が乗り終わるとさっそく出発。Bruck an der Murの市内を抜けて、何と事故があったS35号線に乗り入れたではありませんか。

最もあれだけの大事故なので、事故区間は閉鎖されていると思っていたFeri。途中で一般道に下りて、事故区間を迂回するのだろうと高をくくっていました。

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が、代行バスはS35号線を南下していきます。そして事故があったFrohnleitenのインターチェンジもそのまま通過。その直後、工事に伴う車線規制が入りました。

S35号線は、通常区間は片側2車線です。どうやら、この区間では南行の車線を補修する大規模な工事を行っていたようで、この区間に入ると南行は1車線になり、外側(進行方向向かって右側)の車線は工事を行っていました(オーストリアの高速道路では、よく見られる工事パターンです)。

数分走ると、問題の事故現場に。ハイデッカーバスだったので高架橋の崩落現場が良く見えました。ごていねいにバスの運転手さんが、「ここが崩落現場です」と車内アナウンス。皆さん、一様に感嘆の声が‥

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この区間は、夏に時々レンタカーで通過することがあるので、他人事ではありませんが。

現在、現場では崩落した高架橋撤去に向けて大型クレーンの設置などが行われているようでしたが、まだ、大規模な復旧工事は始まっておらず、準備段階と言えそうです。

日本だったら、これだけの大事故が起こった場合、反対車線も含めて通行規制をしてしまいそうな気がしますが、このあたり、通常運行しながら工事をする習慣があるオーストリアらしいところなのかもしれません。

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工事区間は元々、短かったようで、崩落現場を通過すると元の2車線に戻りました。代行バスは順調にS35号線から、そのままGraz市内へ入り、GrazHbfへ。

Graz側のバス停は駅舎右側にある中距離バスの停留所を使っていました(最後の写真が代行バスが待機しているGrazHbfのターミナルです)。所要時間ですが、渋滞が全くなかったにもかかわらず、50分ほどかかりました。ÖBBが案内している1時間という目安は妥当なことがわかります。

Bruck an der Mur駅と異なり、GrazHbf駅は、その他の方面へ行く代行バスが出ていることもあり、大量の係員が待機して、案内に当たっていました。もちろん、駅舎の中でも係員がおり、この前ご紹介した臨時時公表を配布していました。

一応、3月7日までに復旧させる計画だそうですが、さて、どうなることやら‥

それにしても代行バス乗車だけでも珍道中なのに、事故現場を目撃してしまったというのも貴重な経験でした。


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Comments

こんにちは、ホイリゲネタでなくて申し訳ありません。
オーストリアでは列車代行バスに乗りまくっているKino_Sanです。
今回のFeriさんのように乗る前からバス区間があると分かっている場合から、乗った時は何もなかったのに運行中に急遽バスになる例まで、書き出したら原稿用紙100枚位埋まりそうな感じです。
思うに、事故とか不測の事態とかにはオーストリア国鉄は悪あがきせず、危険な感じの区間を通行止めにして比較的短時間にバスを用意しちゃうみたいです。この辺りの対処方法は日本の鉄道会社より素早いですね。
乗客の方も慣れたもので(諦め半分)、大人しくバスに乗換えています。(多くの場合、車掌は明確な説明が出来ない)
でも、アクシデントって他の乗客の方と話が弾むので、意外と好きなKino_Sanです。(楽しむ以外に選択肢はないですからね)

Posted by: Kino_San | February 26, 2015 15:54

Kino_Sanさま、こんにちは。

最近は鉄道でオーストリア内を移動することが減ってしまったので、当たらなかったのかもしれません。

GrazHbfで案内している人達は、必ずしも正規職員ではないようなのですが、どうやって短時間で人を集めることができるのか、興味がありますね。

また、対応が早いのはÖBB傘下にPostBusが入っていることも大きいのかもしれません。

Posted by: Feri | February 26, 2015 16:38

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