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February 17, 2015

ここではお静かに‥Sバーンにサイレンスルーム

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今日は「ウィーンのSバーンにまつわる話題」をお届けしましょう。

最近、一部の車両に写真のようなステッカーを貼った車両が登場しました。「口元に人差し指」のピクトグラムをご覧になればおわかりのようにサイレンスルーム(Entspannungszone)が設定されたのです。ちなみに、今回、Feriが見たのは出入り口が低床式になっている4024型で、運転室の後ろの客室(半室)がサイレンスルームになっていました。

ピクトグラムは出入り口のドアに貼ってあるだけでなく、車体にも窓の間にピクトグラムが貼ってあります。

また、車内では、入り口に「携帯電話での通話禁止」、「ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホンからの音漏れも禁止」のピクトグラムも掲出されています。「口元に人差し指」のピクトグラムですが、厳密に「おしゃべり禁止」という訳ではなく、「お静かに」といったニュアンスのようです。

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ÖBBでは、長距離特急であるRailJetの1等車で、このサービスを行っていますが、乗車時間が短いSバーンに登場したのは、正直、驚きです。

実は、ÖBBが2015年から新しく投入を予定している近郊型電車CityJetには、片側の先頭車にEntspannungszoneと呼ばれる客室が設定されることになっています。

今回、Sバーンの4024型にEntspannungszoneが設定されたのもCityJet投入が目前に迫ったため、先行してサービスを実施したものだと思われます。

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CityJetは、お客さまの様々なニーズに合った客室構成になっているのが特徴ですが、まさかEntspannungszoneが先行して導入されるとは予想もしていませんでした。余談ですが、2042型はBombardier製、一方、CityJetはSIEMENS製です。

ちなみにEntspannungszoneはドイツ鉄道のICEでも採用されていますが、ドイツの場合、ピクトグラムに加えて「Psst」という文字(“シッ!!静かに”)が入っています。それに対して、ÖBBはピクトグラムだけで、説明はありません。

さて、実際に乗った感じはどうだったかというと、まだまだ周知徹底がなされていないようで、Entspannungszoneで携帯電話で通話をしているお客さま(しかも大声で!)を結構、見かけました。

コンセプトは良いのですが、実際に定着するかどうか、しばらく様子を見る必要がありそうです。しかし、日本のJRさんも、賑やかなお客さまが多い近郊型電車にEntspannungszoneを導入してくれませんかね。まぁ、グリーン車が該当しますと言われれば、それまでですが‥


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