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March 22, 2015

ÖBBグラーツ中央駅リニューアル中

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今日は「ÖBBグラーツ中央駅(Graz Hbf)のリニューアル工事」についてお伝えしましょう。

現在、Graz Hbfでは、大規模なリニューアル工事を実施中です。このブログでも路面電車の地下化を2014年5月30日の記事でお伝えしましたが、実は、これも駅前広場の整備と合わせたリニューアル工事の一環です。

現在、工事が佳境を迎えているのはÖBBの駅施設です。駅舎は従来からあるものを改装して使用していますが、プラットホームについては大規模な改修が行われています。

2015年2月末現在、駅舎寄りの1番線(Bahnsteige1)を完全閉鎖して、プラットホームをはじめとする施設を改修しています。

ちなみに駅舎から遠い7番線から2番線までのプラットホームについては、すでに延伸を含む改修工事が終了しており、Wien Hbfを彷彿させる曲線でデザインされた屋根で覆われています。

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なお、オートライゼツークの積み込みに関しては、1番線の北側で行われるようになっていますが、この設備の改修も行われています。

また、グラーツエリアの民鉄で、現在はSバーンの一翼を担っているGKB(Graz-Köflacher Bahn und Busbetrieb GmbH)の専用ホーム(8・9番線)もÖBBのホームとは別に新たに造られています。GKBにも改札がないので、地下道で直結されています。

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リニューアル工事では、LEDディスプレイを使った旅客案内システムが地下道に設けられたほか、駅の照明も全面的にLED化されるようです。

このほか列車の運行に必要な設備(Sバーン用車両基地)の改修なども並行して行われているようで、セキュリティや運用効率の向上が図られる予定です。

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このリニューアル工事ですが、グラーツ周辺のSバーン・ネットワークの充実とも関係があるようで、プラットホームの延伸も、前後に分けて列車が使用できるようにするためのようです。

ただ、リニューアル最大の目的は、現在、鋭意建設が進められているKoralmbahnが完成すると、Graz Hbfの位置づけが変わることに対応させるためのようです。

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グラーツ空港の記事でもご紹介しましたが、KoralmbahnはGraz Hbf-Klagenfurt Hbf間をダイレクトに結ぶ高速新線で、これができるとウィーンからグラーツを経由して、クラーゲンフルトへ行くとができるようになります。

Graz_hbf_obb

従来のGraz Hbfは、ウィーン方面からの優等列車の終着駅のような位置づけですが、同線の開通後は、Wien Hbf-Graz Hbf-Klagenfurt Hbfといった新しい運行系統が生まれる可能性があります。

そうなると、クラーゲンフルトとの交流も、今以上に盛んになり、利用者の増加が見込まれます。今回のリニューアル工事は、Koralmbahnの開通を視野に入れたもののようです。

なお、Graz Hbfのリニューアル工事は、2020年に完成予定となっており、駅舎内にあるインフォメーションには、計画の概要を説明するコーナーも設けられています。

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余談ですが、この工事に関連した男女のキャラクターが設定されており、各種パンフレットの表紙を飾っています。ただ、Feriとしては、余り好きなデザインではありませんが‥


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