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March 30, 2015

グラーツにもあった「BigBelly Solar」

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今日は「ゴミ箱の話題」をお伝えしましょう。

2015年1月21日の当ブログで「謎のゴミ箱“BigBelly Solar”」をご紹介しましたが、今日は、その続編です。

前回はSalzburg州で見かけたハイテクゴミ箱「BigBelly Solar」をご紹介(詳しくはこちら)しましたが、先日、グラーツを訪問した際、旧市街の中心部、HauptPlaz(ハウプトプラッツ)で、「BigBelly Solar」が設置されているのを発見しました。ついにグラーツにも進出したようです。

グラーツのような比較的規模が大きい都市の場合、上部に取り付けられたソーラーパネル(発電量30ワット)で発電した電力で、圧縮機を動かし、ゴミをコンパクト化するハイテクゴミ箱「BigBelly Solar」は、ゴミの収集回数削減などに威力を発揮しそうです。

HauptPlazで見かけたものは、写真のようにゴミ箱本体に太陽光で駆動しているピクトグラムが描かれており、システムをアピールしていました。

日本では、最近、家庭ゴミを公共のゴミ箱に捨てる人がいるためか、街中にある公共ゴミ箱が減る傾向にありますが、こちらではゴミを定期的に回収する作業員の方も立派な仕事。就労先を確保するためにも、公共ゴミ箱の撤去は考えられないのでしょう。

とは言っても、市内の中心部を頻繁にゴミの回収の為に巡回するのは、やはり無駄が多いと思います。そこで、ゴミを圧縮することで、回収頻度を下げるという「BigBelly Solar」が採用されたのだと思います。

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ウィーンより街の規模が小さいグラーツですが、それでも「オーストリア第二の都市」です。そのため、人の流れも多く、ゴミの量も多いことでしょう。そう考えると「BigBelly Solar」の採用は当を得ていると思います。

現在、グラーツ市内には3000個の公共ゴミ箱が設置されているそうですが、「BigBelly」は少数派のようで、今後、増やしていく計画があるようです。

気になったのは、グラーツ市内に設置されている「Big Belly」が、「Smart Belly」というシステムになっているかどうかです。

という訳で調べたところ、「Smart Belly」対応になっていました。無線リンク機能を使い、各ゴミ箱のゴミ集積状況をスマートフォンなどの端末で随時把握し、その情報を元に適切なタイミングでゴミ回収を行っているようです。先日の市電車内の券売機ではありませんが、グラーツはIT技術の活用に積極的であることがよくわかります。

なお、当局では、今後も「BigBelly Solar」を増やしていく計画を立てているようです。実際、グラーツ中央駅前にも、「BigBelly Solar」が設置されていました。しかし、ゴミ箱の写真を熱心に撮影している東洋人を、グラーツの皆さまは、どのようにお感じになったことでしょうね。

最後の動画は、Holding Grazが提供しているものです。「ゴミ箱がしゃべる場面」が録画されています。


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