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March 03, 2015

Schutzhausのコンサートに行ってきました

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今日、3月3日は日本は「ひな祭り」ですね。こちらでも、そろそろ「イースター市」が始まります。ところで、こちらでもイギリス王室のウィリアム王子の来日は結構、大きく報道されています。

さて、今日は「Schutzhausで行われたコンサートの模様」をお届けしましょう。

このブログでも時々紹介しているSchutzhaus。今では普通のバイスルやレストランになってしまっていますが、その昔は農作業時の緊急避難場所でした。それが、徐々に農作業休憩時のお食事場所となっていった経緯があります。

ウィーンでも郊外に行くとSchutzhausという名前を冠したお店が残っていますが、開発により周囲は住宅地になってしまい、昔の面影はありません。それでも、一部のSchutzhausには、農業用の資材などが置いてある場所もあり、農業との結びつきが深いことを感じさせます。

さて、先日、友人の森野由みさんから“10区のSchutzhausで行われるコンサートに急きょ出演することになったので、お時間があったら来ませんか”とのお誘いをいただきました。

「Schutzhausのコンサート」と聞いては黙っている訳にはいきません。予定を調整して出かけてきました。

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場所は10区のSimmering。会場となったSchutzhaus Heidenrösleinは、U3のSimmering駅からはちょっとはなれており、Feriは69Bのバスで向かいました。

最寄りのバス停を下りたのは良かったのですが、お店の場所がよくわかりません。するとコンサートへ向かうお客さまが“会場はこちらだよ”と教えてくれました。

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会場はSchutzhaus Heidenröslein なのですが、実際には裏側に結構広いホールがあり、そこでコンサートが行われるようです。

ちなみに表側はガストホフになっていました。ホールには小さいながらも舞台もあり、ダンスパーティなどもできそうです。

今日は「Freunde der Wiener Musik」という催しで、ここでは定期的に色々な演奏会を行っているようです。

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参加者はRita Krebsさん(この人が主催者ですが、実際に本人も歌います)、Yumi Morinoさん、Peter Rosenさん、Thomas Schmidtさん。

伴奏は以前もお目にかかったProf.MalatさんとProf.Hirschfeldさん。日本でも演奏をしている「教授デュオ」ですが、アコーディオンとコントラギラーの伴奏という、典型的なウィンナーリート仕様です。

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会場は満席で、後ろ側では軽食や飲み物を販売しており、演奏を飲食しながら楽しむことができるようになっています。

15時から公演が始まりました。最初はRita Krebsさんが登場し、ご挨拶に続いてさっそく歌を披露。マイクを使っていましたが、なかなか見事な歌いぶり。また、客席に入ってマイクを向けるなど、お客さまを乗せるのが上手。

その後、Prof.MalatさんとProf.Hirschfeldさんの演奏、Peter Rosenさん、Yumi Morinoさん、Thomas Schmidtさんの歌と続きます。今回は珍しくProf.Malatが弾き語りを披露してくれました。

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お客さまの大半はご年配の方なので、敬老会のような雰囲気も‥ ウィンナーリートも馴染みの曲が多いようで、一緒に口ずさんでいる人も。当然曲によっては歌手の方から“今度は一緒に歌いましょう”というご案内も入ります。

前半の最後はSimmeringの地名が入った歌が披露されたのですが、予定にはなかったようで、Thomas Schmidtから伴奏を頼まれたProf.MalatさんとProf.Hirschfeldさんも、ちょっと慌てていました。

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1時間ほどで休憩。その後、後半に。後半ではYumi MorinoさんとThomas Schmidtさんが「メリーウィドウ」の名曲「唇は語らずとも」をデュエットで披露してくれました。

出演者の皆さんですが、地元のお客さまの心を掴むのが本当に上手ですね。しかし、お越しになっているお客さまの大多数は、ご年配の方。やはりウィンナーリートになると、対象者が限定されてしまうのでしょうかね。

休憩時間に地元のおばさまが自分で撮影した写真を持って森野由みさんのところへサインをもらいに来ました。地元でも愛されているのですねぇ。考えてみると日本の民謡や演歌の公演に外国人が参加しているようなものですから、たいしたものです。

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ところで、この手のコンサートでは有料のくじ引きがあります。休憩時間に有料のくじを販売し、お開きの後、大抽選会が行われるのです。そのため、景品が舞台前に準備されています。

17時30分にお開きとなり、今度は大抽選会。主催者のRita Krebsさんがくじを引き、別のおばちゃんが番号を読み上げます。

景品は食料品が中心ですが、洗剤や調理器具、ぬいぐるみなども入っており、番号が読み上げられる都度、会場は大盛り上がり。ちなみに最後の写真が大抽選会の模様です。日曜日、楽しい午後の一時でした。

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Comments

毎回楽しみにブログ拝見しております
遅くなりましたが22日池袋芸術劇場でのメリーウィドーの様子をお知らせ致します
コンサートホールでのオペレッタは演奏会方式とは違い、どんな風になるかと思っていたのですが、若い茂山童司の新演出で面白いもとなりました
当日は2000席全て売り切れの超満員でした
舞台は3幕とも同一舞台、小道具もベンチのみの超シンプルですが、却って狂言舞台を彷彿させる様な気がしました
出演者は小林沙良小川里美、戸田ダリオ、ジョン健ヌッツ等々で、聞きごたえありました
日本人のオペラやオペレッタだと違和感を感じることが多いのですが今回はそんな事も無く楽しめました
往年のオペレッツタ歌手メラニーホリデーも3幕目に特別出演で、ヤンヤノ喝采を浴びて登場してオーラーを放っていました
アンコールでは(3.11の花は咲く)を日本語で歌い、更に盛り上がっていました
今回はウイーンのオペレッタとは全く違うものでしたが充分楽しめました
(追伸)
舞台が始まる前に撮った写真をここでは張り付けられませんでした
メールアドレス教えて頂ければ写真お送りします

メールアドレス教えて頂ければ写真

Posted by: harue | March 03, 2015 at 10:43 AM

harueさま、鑑賞記、ありがとうございます。

日本でオペレッタを上演する場合、思い切ってオリジナルを下敷きに「新作」にしてしまった方が良いのでしょうね。

Posted by: Feri | March 03, 2015 at 07:14 PM

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