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April 30, 2015

番外編 2015/16シーズンStaatsOperette Dresdenプログラム発表 

201516drs

皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。明日、5月1日はメーデーの祝日。こちらでは大規模な行事が市庁舎前広場やリンクで行われる関係で、公共交通機関の運行ルート変更などが行われます。ご滞在中の方は移動にご注意ください。

さて、4月最後の話題は「番外編」として、「2015/16シーズンのシュタットオペレッタ ドレスデン」のプログラムをご紹介しましょう。

まず、現在、同劇場は永年の活動(寄付金集めを含む)が実り、市内中心部で新劇場の建設が進められています。同カンパニーの発表によると、劇場の完成は2016年7月頃になる見込みで、2016/17シーズンからは新劇場での公演が開始される模様です。

ただ、新劇場のオープンは2016年10月と発表されているため、2016/17シーズンはスタートが遅れる可能性もあります。

このため、郊外にある現在の劇場での公演は2015/16シーズンが最後になる見込みです。元々、戦災で被災したため、仮設の劇場としてオープンした施設ですが、つに70年を経て、新しいスタートを切ることになりました。

なお、2枚目と3枚目は新劇場の写真です。2枚目は完成予想イラスト。そして、3枚目は建設工事中のものです。
それでは、2015/16シーズンのプログラムをご紹介しましょう。

○プルミエ
プルミエは3作品です。まず、オペレッタですが、レハールの名作「Die lustige Witwe(メリーウィドウ)」(2016年4月29日)が新演出化されることになりました。旧演出は、ドレスデンらしい、ひねりをきかせたものでしたが、今回は、どのような演出になるでしょうか。シーズン後半のプルミエなので、恐らく、新劇場でスタートする来シーズンも継続上演されると思われます。

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オペラ作品では、リムスキー=コルサコフが作曲の「Das Märchen vom Zaren Saltan(サルタン皇帝)」(2015年10月16日プルミエ)が上演されます。この作品はおとぎ話に基づく子供用のオペラなので、新しい需要開拓を狙ったものでしょう。

ミュージカルでは「La Cage aux Folles(ラ・カージュ・オ・フォール)」(2016年1月29日プルミエ)が取り上げられます。この作品は、かつてフォルクスオーパーでも上演していたこともあるミュージカルで、Feriも何度か見たことがあります。男性同性愛者を扱ったミュージカルですが、なかなか美しい曲がポイントです。

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○レパートリー
レパートリーとしては、オペレッタはレハールの「Der Zarewitsch(ロシアの皇太子)」、シュトラウスの「Cagliostro in Wien(ウィーンのカリオストロ)」、シュトラウスの「Die Fledermaus(こうもり)」の3作品が上演されます。

また、ミュージカルは「Evita(エビータ)」、「Der kleine Horrorladen(リトル・ショップ・オブ・ホラーズ)」、「Catch Me If You Can(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)」、「Anatevka(屋根の上のヴァイオリン弾き)」、「The Rocky Horror Show(ロッキー・ホラー・ショー)」の5作品が上演されます。

さらにオペラでは「Die Zauberflöte(魔笛)」、「Die verkaufte Braut(売られた花嫁)」の2作品が上演されます。

プログラム全体を見ると、以前に比べてオペレッタの作品数が激減しているのが気になります。ドイツの他劇場では、オペレッタが復権しつつある状況を見ると、Feriとしては残念でなりません。

新劇場移転を機に、どのように変化するかも注目したしところです。

なお、年間プログラムはこちらをご覧ください。

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オペレッタ |

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