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April 2015

April 30, 2015

番外編 2015/16シーズンStaatsOperette Dresdenプログラム発表 

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皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。明日、5月1日はメーデーの祝日。こちらでは大規模な行事が市庁舎前広場やリンクで行われる関係で、公共交通機関の運行ルート変更などが行われます。ご滞在中の方は移動にご注意ください。

さて、4月最後の話題は「番外編」として、「2015/16シーズンのシュタットオペレッタ ドレスデン」のプログラムをご紹介しましょう。

まず、現在、同劇場は永年の活動(寄付金集めを含む)が実り、市内中心部で新劇場の建設が進められています。同カンパニーの発表によると、劇場の完成は2016年7月頃になる見込みで、2016/17シーズンからは新劇場での公演が開始される模様です。

ただ、新劇場のオープンは2016年10月と発表されているため、2016/17シーズンはスタートが遅れる可能性もあります。

このため、郊外にある現在の劇場での公演は2015/16シーズンが最後になる見込みです。元々、戦災で被災したため、仮設の劇場としてオープンした施設ですが、つに70年を経て、新しいスタートを切ることになりました。

なお、2枚目と3枚目は新劇場の写真です。2枚目は完成予想イラスト。そして、3枚目は建設工事中のものです。
それでは、2015/16シーズンのプログラムをご紹介しましょう。

○プルミエ
プルミエは3作品です。まず、オペレッタですが、レハールの名作「Die lustige Witwe(メリーウィドウ)」(2016年4月29日)が新演出化されることになりました。旧演出は、ドレスデンらしい、ひねりをきかせたものでしたが、今回は、どのような演出になるでしょうか。シーズン後半のプルミエなので、恐らく、新劇場でスタートする来シーズンも継続上演されると思われます。

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April 29, 2015

シューベルトさんと街角での出会い

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先日、フォルクスオーパーの2015/16シーズンプログラムをご紹介しましたが、意外だったオペレッタ「会議は踊る」のプルミエ。実は、2015年はウィーン会議から200年だったのですね。失念しておりました。これを考えると、時流に乗ったタイムリーな選択と言えるかもしれません。

さて、今日は「音楽家にまつわる史跡の話題」をお伝えしましょう。

その昔、クラシック音楽や歴史にあまり興味がない日本人青年がウィーンを訪れた際、市内を案内してくれたウィーンに詳しい日本人に“ウィーンは何もない街ですね”と言ったという話があります。

確かに、クラシック音楽や歴史に興味がないと、古い建物が並んでいるだけの「何もない街」と感じることはあるかもしれません。

しかし、逆にクラシック音楽に興味のある人にとっては、市内の至る所に音楽家関係の史跡が点在しており、それを見つけながら街歩きをすることが充実した旅行につながるのも事実です。

有名な音楽家がかつて住んでいた住まいが残っているところも多く、その場合、建物にレリーフが掲げられているのが一般的ですね。

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April 28, 2015

番外編 メルビッシュ湖上音楽祭ジャパン・ツアー2015

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コメント欄でぷいい様からご紹介いただいた「メルビッシュ湖上音楽祭・日本公演」の概要をご紹介しましょう。

2015年2月に在日オーストリア大使館でプレス発表があったようですが、9月3日から11日まで5会場で「こうもり」が上演されます。

注目されるのは、9月10日・11日に河口湖ステラシアターで開催される公演でしょう。Feriは河口湖ステラシアターには行ったことはありませんが、平成7年に完成した施設で、古代ローマ劇場に似た半円形になっているそうです。客席はすり鉢状で、可動ステージの向こう側には緑の芝生と森、富士山が見えるというユニークな会場です。

なお、屋根のある会場なので、仮に雨天になってもメルビッシュのように中止にはなりません。

そそっかしいFeriは、河口湖と聞いて、湖上にステージを架設した上演するのかと思ったのですが、既存の会場を使うようです。よく考えれば、2公演では当たり前だと思います。

9月10日(木曜日)は、14時15分開場、15時00分開演。9月11日(金曜日)は16時15分開場、17時00分開演だそうですが、完全な平日の開催なので、果たしてお客さまが河口湖まで集まるかどうか‥他人事ながら心配です。

なお、東京からのバスツアーも設定されているようです(このあたりはメルビッシュに似ていますね)。

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April 27, 2015

トラム運転士ヨーロッパ選手権(最終成績・報道映像付き)

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今日は「ユニークなイベント」のご紹介です。

例年、秋に行われるWiener Linien主催の「Tramwaytag(路面電車の日)」ですが、今年は、先週末の4月25日、Hauptwerkstätte der Wiener Linien(中央修理工場)で行われました。

「Tramwaytag」は、Wiener Linienが開催するオープンハウスで、開催場所によって行事内容は異なりますが、保存路面電車の体験乗車や車両や設備の見学といった鉄道ファン向けの内容に加えて、バンド演奏や各種ゲームなど、家族で楽しむことができるプログラムになっています。

今年の目玉行事は、何と「トラム運転士ヨーロッパ選手権」(European Tramdriver Championship)。ヨーロッパ各国の路面電車事業体から23チーム名が参加し、運転技量を競うという大会です。

オーストリアからは主催都市のウィーンの他、グラーツからもチームが参加しています。「トラム運転士ヨーロッパ選手権」ですが、各国(都市)持ち回りで、大会を開催しているようです(ユーロヴィジョンコンテストみたいですね)。

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April 26, 2015

駐輪場にRadlerの広告が‥

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ウィーンも4月中旬になって春らしい気候になってきました。このような気候になってくると散歩やサイクリングなどを楽しみたくなる人が多くなってくるようです。最も寒き時期でも散歩を楽しんでいる人は沢山いますが‥

さて、今日は「広告の話題」をお届けしましょう。

皆さんは、日本でもサントリーから販売が開始されたRadler(ラドラー)を飲みましたか? 先日、日本の友人から、“さっそくRadlerを飲んだ”という連絡がきましたが、こちらの製品よりも若干、甘いような気がしたとのことでした。

また、アルコール度数は4%と、こちらの製品よりも高いのですが、“甘いせいか、アルコール度数の高さは感じられなかった”と言っていました。まぁ、この手の商品は個人によって感じ方が異なりますから、色々な感想があるでしょうね。

なお、日本のRadlerは無果汁ですが、こちらでは、基本的に果汁を使って作っています。

オーストリアでは、サイクリングの途中でホイリゲに立ち寄る人がいるくらいですから、郊外のガストホフや山岳道路沿いのヒュッテなどでもBierやRadlerを飲む方が結構いらっしゃいます。

もちろん、Alkoholfreiの製品も取り扱っていますが、やはり味がねぇ‥逆にミネラルヴァッサーを飲む人も多いですよ。

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April 25, 2015

2015/16フォルクスオーパーの「白馬亭にて」を勝手に予想する

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今日は「オペレッタの話題」をお届けしましょう。

先日、フォルクスオーパーの2015/16シーズンのプログラム概要をご紹介しましたが、2015年9月に上演されるベナツキー作曲の「白馬亭にて」は、Feriが気に入っている作品だけに、気になって仕方がありません。

実は、昨年末くらいから、来シーズンは「白馬亭にて」が上演されるのでは‥という噂話を耳にしていたのですが、正直、実際に発表されるまでは半信半疑でした。

Feriは、今まで「白馬亭にて」は、フォルクスオーパー(2003/04シーズン)、ランゲンロイス(2005年8月)、メルビッシュ(2008年8月)、シュタットオペレッタドレスデン(2009/10シーズン)、バードイシュル・レハールフェスティバル(2011年8月)、バーデン歌劇場(2012/13シーズン)、グラーツ歌劇場(2013/14シーズン)で観ています。

各劇場によって演出が異なるのは当たり前ですが、フォルクスオーパーの旧演出は、Robert Herzlさんの手によるものでした。レビュー色を前面に打ち出した楽しい演出で、Feriも気に入っていました。

ヨゼファのUlrike Steinskyさん、レオポルトのJosef Luftensteinerさんのコンビも良かったですね。

あれから10年。フォルクスオーパーを取り巻く環境も大きく変わり、出演者も一新されて「白馬亭にて」が2015/16シーズンのオープニングを飾る作品として登場するのは、Feriにとって望外の喜びです。

プルミエまで待っていられないので、このブログで新演出を大胆予測をしてみたいと思います。万が一、予測がハズレてもお許しを‥

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April 24, 2015

専用車で路上教習中

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今日は「路上教習の話題」をお伝えしましょう。

2009年10月に「あっ、ハンドルが二つある」という記事でTramwaytag2009の会場で見かけた教習用バスの話題をお伝えしたことがあります(詳しくは2009年10月9日の記事をご覧ください)。

この時は、Tramwaytag2009に参加した一般のお客さまにバスの体験運転をしてもらうために使用されていたのですが、先日、本当に教習用に使用している場面に遭遇しました。

Feriは、当初、この教習用バスは訓練施設内だけで使用していると思っていたのですが、一般公道での教習に使用されていました。

よく考えてみると、こちらでは、日本のような教習線用コースを持つ自動車学校はほとんど見かけませんから、当然と言えば当然ですが、正直、驚きました。

さすがにプロの運転士さんを養成している場面なので、向かって左側に陣取っているトレーナーさんはハンドルに手をかけることなく、トレーニーさんの運転を見守っていましたが‥

ところで、この教習用バスですが、LPGを燃料にしているType MAN NL 243 LPG という路線バスを改造した車両のようです。実際、教習用バスと行っても、車内設備などは通常の営業用バスと全く同じで、運転設備だけが特殊構造になっているようです。

同じタイプの営業用バスの写真と比べると、運転台付近だけが違っているのがわかると思います。

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April 23, 2015

地下鉄の車外スピーカー

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今日は「Wiener Linienの地下鉄にまつわる話題」をお届けしましょう。

正直、今日の話題は、普通の人にとっては“どうでもいい話の代表”かもしれません。例によって細かいことが気になるFeriならではの視点にお付き合いくださいませ。

ご存じのようにウィーンの地下鉄は全路線がワンマン運転となっています。そのため車内放送は自動放送が採用されるなど、運転士さんの負担を軽減する措置がとられています。

日本と大きく異なるのは、地下鉄駅でのアナウンスが、ほとんど行われないということでしょうか。何かトラブルが発生して、しばらく運転が抑止される場合は、司令センターから放送が流れますが、駅独自に案内放送をするという例は、ほとんど出会ったことはありません。

そうなると威力を発揮するのが車両に取り付けられている車外スピーカーです。ドアを閉める際の注意放送などは、車外スピーカーを使っているようです。

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April 22, 2015

謎のピクトグラムシリーズ 75周年を迎えたザルツブルクのトロリーバス

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今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

ピクトグラムは、基本的に言葉による説明が不要な絵文字なので、外国人の皆さんが多いエリアで有効です。実際、日本では1964年の東京オリンピックを機会に本格的にピクトグラムが採用された経緯があります。

さて、ピクトグラムによる案内が多いのは空港や鉄道駅でしょう。その場所に不案内な旅行者も多いので、ピクトグラムは頼りになる存在です。

今日、ご紹介するのはザルツブルク空港で見かけた「トロリーバス乗り場のピクトグラム」です。

その昔、東京でもトロリーバスが路面電車とともに走っていた時期があります。Feriも、子供の頃に乗った記憶があります(歳がわかりますね‥)。しかし、トロリーバスは軌道上を走る路面電車よりは自由度はあるものの、架線から電気を取り入れる関係で、通常のバスに比べで道路上での移動に制限があります。

そのため、日本では立山黒部アルペンルートの一部区間で見られるだけになったのは、皆さまご存じのとおりです。

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April 21, 2015

変わったお店シリーズ95 店舗が増えた「ハートのお店」

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今日は、以前、ご紹介した「“変わったお店”の続編」です。

2011年8月12日に、このブログで「変わったお店シリーズ25 ハートが一杯」という記事を掲載しました(詳しくはこちらから)。

対象年齢は0歳から12歳までの子供服と子供用アクセサリーを販売する専門店で、Herzileinという会社が、オリジナル商品を製造しており、その直営店(子供さん用のBoutique)でした。

当初は10区に1店舗だけを展開していたようですが、その後、市内に展開する直営店が増やしたようです。

従来からあったHerzilein-Wien City-Shop(Wollzeile 17, 1010 Wien)に加えて、現在ではHerzilein-Wien Josefstadt(Josefstädter Straße 29, 1080 Wien)とHerzilein-Wien Mariahilf(Amerlingstraße 8, 1060 Wie)が営業しています。

このお店ですが、ピンク色の「ハートのマーク」がシンボルなので、遠くからも目立ちます。

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April 20, 2015

週末の新聞販売も大変です

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今日は「街頭での新聞販売にまつわる話題」をお届けしましょう。

このブログでもご紹介しているので、ご存じの方も多いと思いますが、こちらでは、新聞を販売する売店がお休みとなる土日、祝日には街頭に新聞スタンドが仮設されます(2008年10月21日2011年2月5日2011年11月14日の記事もご覧いただけると幸いです)。

この無人新聞スタンドですが、場所によって売上が違うようで、場所の確保が大きなポイントになっています。ただ、一般的には歩道にある道路標識、電柱、進入禁止ポールなどに取り付けるケースが一般的です。

最近では仮設スタンドの設置もエスカレートしてきており、周囲を特定の新聞社が固めてしまい、他社を排除するという禁じ手も見られるようになりました。

さらに1つのポールを2つの新聞社が共有する‥といったケースもあります。

さて、先日、市内で見かけた仮設スタンドが、冒頭の写真です。何と門にある金属製のゲートに取り付けているではありませんか。

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April 19, 2015

アン・ディア・ウィーン劇場2015/16シーズンプログラム

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Feriがズボラをしていたので、結果として見落としてしまいましたが、アン・ディア・ウィーン劇場の2015/16シーズンのプログラムが発表されています。

毎年、意欲的なプログラムを展開するウィーン劇場らしい内容になっています。順番が逆になりましたが、オペラについて、その概要をご紹介しましょう。

なお、ウィーン劇場は月替わりでオペラ一作品を上演するパターンをとっています。そのため、観たい公演がある場合は、該当する月に行く必要があります。

○オペラ
-「Hans Heiling」(2015年9月13日プルミエ)
ハインリヒ・マルシュナー(Heinrich Marschner)作曲のオペラです。1833年にベルリンで初演された作品です。
9月13日、16日、18日、21日、23日、25日に上演されます。

「L´incoronazione di Poppea」(ポッペーアの戴冠、2015年10月12日プルミエ)
モンテヴェルディ作曲のオペラです。1642年にヴェネチアで初演されました。
10月12日、14日、16日、19日、21日、23日に上演されます。

-「Der fliegende Holländer」(さまよえるオランダ人、2015年11月12日プルミエ)
ご存じ、ワーグナー作曲によるオペラです。ウィーン劇場でワーグナーというのも興味深い公演です。
11月12日、14日、17日、19日、22日、24日に上演されます。

-「Peter Grimes」(ピーター・グライムズ、2015年12月12日プルミエ)
ベンジャミン・ブリテン作曲のオペラです。1945年、ロンドンで初演されました。
12月12日、14日、16日、20日、22日に上演されます。

-「Die Dreigroschenoper」(三文オペラ、2016年1月13日プルミエ)
クルト・ヴァイルが作曲を手がけた音楽劇で、1928年にシッフバウアーダム劇場の開場に合わせて初演されました。
劇中歌の“メッキー・メッサーのモリタート”は、英語版では“マック・ザ・ナイフ”というタイトルで大ヒットし、スタンダード・ナンバーとなっています。
2016年1月13日、16日、18日、20日、23日、25日、28日、30日

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April 18, 2015

グラーツ歌劇場2015/16シーズン プログラム発表

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各劇場から来シーズンの公演プログラムが発表されていますが、4月15日にOperGrazからも2015/16シーズンのプログラムが発表になりました。

さっそく概要をご紹介しましょう。グラーツ歌劇場の場合、原則として継続上演(レパートリー)という概念がなく、毎年、新しい演目が上演されます。再演初日という表記があるものは、継続上演作品です。

○オペラ
2015/16シーズンは、6作品が上演されます。

-Franz Schreker作曲の「はるかなる響き」(Der ferne Klang、2015年9月26日プルミエ)
-Gioachino Rossini作曲の「セビリアの理髪師」(Der Barbier von Sevilla、2015年10月22日プルミエ)
-Giuseppe Verdi作曲の「ルイザ・ミラー」(Luisa Miller、2015年12月12日プルミエ)
-Wolfgang Amadeus Mozart作曲の「後宮からの誘拐」(Die Entführung aus dem Serail、2016年4月21日プルミエ)
-Georges Bizet作曲の「カルメン」(Carmen 、2016年6月8日再演初日)
-Bohuslav Martinů作曲の「ギリシアの受難劇」(Die Griechische Passion、2016年3月5日プルミエ)

シュレーカー作曲の「はるかなる響き」と、マルティヌー作曲の「ギリシアの受難劇」は、ちょっと珍しい作品だと思います。

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April 17, 2015

ウィーン“解放”から70年

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今日は「歴史の話題」をお届けしましょう。

今年は第二次世界大戦が終結して70年を迎えるため、日本でも色々と政治的な動きもあるようです。

戦争末期、地上軍に侵攻を前に、1945年3月12日、連合軍による大規模な空爆が行われ、ウィーン国立歌劇場やシュテファンドーム、ブルグ劇場、美術史博物館も被災しています。その後、当時のソ連赤軍がウィーンに侵攻し、4月5日からウィーン周辺で大規模な戦闘が始まりましたが、13日には組織的な抵抗が終結。

4月13日はウィーンが当時のソ連赤軍により、ナチス・ドイツから“解放”された日にあたるため、今年は市内のロシア兵記念碑前で、ロシア大使などを招き70年追悼記念集会が行われたようです。

当時のソ連側から見ると、「ナチス・ドイツに占領オーストリアを“解放”した」という見方になる訳ですが、ご存じの方も多いように、ヒトラーがウィーンのヘルデンプラッツで行った凱旋演説には、20万人ものオーストリア人が集まったのは有名な話です。

また、当時は、少なからずオーストリアの皆さんが、自国出身のヒトラーを歓迎したのも事実です。そして、第二次世界大戦当時、オーストリアはドイツに併合されており、ナチス・ドイツとして戦いました。

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April 16, 2015

速報「フォルクスオーパー2015/16シーズン」プログラム発表

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4月15日、フォルクスオーパーから2015/16シーズンのプログラムが発表されました。

来シーズンは、日本公演も予定されていますが、それ以上にオペレッタのプルミエが増えて、Feriにとっては嬉しいシーズンになりました。正直、9月から10月のスケジュールを見たとき、「怒濤のオペレッタ攻勢」に我が目を疑いました。ちょうど、2014/15シーズンのミュージカルがオペレッタに入れ替わった感じです。

2015/16シーズン、新演出が8演目、再演が4演目、レパートリーが19演目となっています。

また、2016年5月10日から30日まで、日本公演(引っ越し公演)が行われる関係で、5月と6月上旬は変則プログラムとなっています。では、さっそく、概要をご紹介しましょう。

○オペレッタ
Feriが驚いたのは、オペレッタ公演が大幅に増えたことです。Feriの願いがダイレクターのMayerさんに通じたのでしょうか。スケジュール表を見ると、オペレッタが2日、3日続く月が増えており、嬉しい限りです。それにしても9月、10月は全公演の半分がオペレッタというのは、本当に驚きました。

さて、プルミエの第一段はベナツキーの「白馬亭にて」(Im weißen Rössl、i2015年9月6日プルミエ)です。Feriが好きなオペレッタの一つなので、新演出での復活は非常に嬉しいところ。2003/04シーズンまで上演されていた前演出もミュージカルに近い展開だったので、今のフォルクスオーパーでも十分期待できると思います。なお、演出はJosef Ernst Köpplingerさんが担当します。

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気になる出演者ですが、ヨゼファはSigrid Hauserさん、レオポルトはDaniel Prohaskaさん、ジードラーはCarsten Süssさん、ジギスムントはMarkus Meyerさん、ヒーゼルマン教授はHans Dieter Knebelさん、ギーゼケはBernd Birkhahnさんの名前が挙がっています。

Sigrid Hauserさんはミュージカル「ローマで起こった奇妙な出来事」や「ハロー・ドーリー!」などに出演している方ですが、女性版Mayerみたいな方。結構、キャラが立っている人なので、ヨゼファには向いているかもしれません。

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April 15, 2015

日本には脱帽 加工食品のバリエーション

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今日は「加工食品の話題」をお届けしましょう。

こちらでもポテトチップスをはじめとするスナック菓子はポピュラーな商品なので、色々と発売されています。

ただ、日本と違うのは「意外と味のバリエーションが少ない」ということかもしれません。例えば、普通のポテトチップスの場合、薄切りと厚切りの区別はありますが、味に関しては塩味やパプリカ味が主流で、味や香りひねりを加えたに商品というのは見かけません。

もちろん、最近では各スーパーマーケットチェーンでは、利益率の高いPBに力を入れているので、ナショナルブランド商品も加えると品物の種類は豊富ですが、味のバリエーションは少ないという印象があります。

それに引き替え日本は、本当に味のバリエーションが豊富ですよね。先日、友人から教えてもらったのは「骨なしケンタッキーパリパリ旨塩味」というポテトチップス。

メーカーの説明では「ケンタッキー店舗で期間限定発売する“骨なしケンタッキーパリパリ旨塩味”の味わいをポテトチップスで再現しました。チキンの旨みを塩と胡椒が引き立てる、シンプルながら旨味広がるおいしさが楽しめます」とか。

また、日本の場合、醤油という最強の調味料があるので、これを味付けに使ったスナック菓子が沢山出ていると思います。さらに、世界各国の料理を日常的に食す日本らしくピザ味、ワサビ味など多種多様な商品が出ているのを見ると、商品開発力と構想力に脱帽です。

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April 14, 2015

森の中のホッケークラブ

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今日は「スポーツクラブの話題」をお伝えしましょう。

日本とは少々事情が異なり、こちらでは民間のスポーツクラブが盛んです。子供さんたちも、学校ではなく地域のスポーツクラブに所属して、各種スポーツに取り組んでいることが多いようです。

地域にあるスポーツクラブの代表は、何と言っても人気の高いサッカーでしょう。オーストリアでは、サッカーチームが所属するクラブは、地方にも沢山あります。

さて、そんな中、ちょっと変わったスポーツクラブ(Sport Union)が、以前、Feriが住んでいた17区のアパート近くにあります。

17区のアパートからオットー・ワグナー教会方面へ向かうFeriの散歩ルートの途中に、大きな芝を敷き詰めたグラウンドを持つスポーツクラブがありました。

最初は、サッカークラブだろうと思っていたのですが、たまたま通りかかった際、子供達が練習をしている光景を目にしました。

選手がスティックを持って走り回っていたので、サッカーではなく、ホッケー(hockey)だということがわかりました。

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April 13, 2015

13Aで連節バスの運行が始まりました

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今日は「連節バス投入の話題」をお伝えしましょう。

Wiener Linienが運行するバス路線で重要なルートの一つである13Aに、4月11日から連節バスの運行が始まりました。

13Aに投入されたのは、すでに35A、7A、48A、62A、63Aなどの路線で使用されている最新型のメルセデス製Citaro NG 265 MBです。

13AはHauptbahnhof-Alser Straße間を結んでいますが、市内の繁華街を縦断する形の路線であるため、日中でも混雑していることで有名な路線です。確かにFeriも5区へ引っ越してからは頻繁に使うようになりましたからね。

全長18メートルの連節バスCitaroの投入により、供給できる客席数が、約56%も増えたのはありがたいことです。

ちなみに従来使われていたNL 243 LPGはドアが3箇所ありますが、座席定員は32名、立ち席定員は62名です。それに対して、連節バスCitaroは座席定員41名、立ち席定員88名となっています。

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April 12, 2015

選挙運動に思う

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4月12日、ウィーンでは恒例の「Wien Marathon」が開催されます。

ご存じのように「Wien Marathon」は市民マラソンなので、参加者も多く、市内は大規模な交通規制が行われます。こういうときは、規制が掛かっているエリアに出向かないのが一番です。

さて、今日は「選挙運動の話題」をお伝えしましょう。

日本では4月に統一地方選挙が行われるため、選挙運動で賑やかなことだと思います。前半戦(投票日4月12日)と後半戦(投票日)26日に投票日が別れているため、選挙カーによる街宣などが「うるさい」と感じる期間が長いかもしれません。

11日の土曜日は、前半戦の選挙戦最終日でしたから、選挙カーによる連呼が凄まじかったのではありませんか?

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さて、こちらの場合、大統領や首町の選挙は異なりますが、議員は比例代表方式(政党名簿比例代表)が採用されているため、日本のように選挙カーを巡回させて、候補者名を連呼するという選挙運動はありません。

また、ポスターも政党をアピールするものが中心なので、写真は党首や代表の顔になっています。つまり、候補者独自のポスターは存在しない訳です。

ただ、ウィーンなどでは、選挙前になると、政党をアピールするための「捨て看板」が大量に街中に設置され、正直、景観上は好ましくありませんが‥

また、日本では選挙時に選挙管理委員会の許可を得て張り出している候補者のポスターにイタズラをすると、公職選挙法違反になるそうですが、こちらでは、政党のポスターにいたずら書きが絶えません。だいたい党首の顔にいたずら書きをするパターンが多いですが‥

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April 11, 2015

ウィーン国立歌劇場2015/16シーズンプログラム発表

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4月9日、ウィーン国立歌劇場から2015/16シーズンのプログラムが発表されました。

本来、10日にブログでご紹介したかったのですが、Feriが仕事でバタバタしていたため、ちょっと遅れてしまいました。ちなみに昨年は3月25日に発表されましたが、今年は例年通り、4月に入ってからの記者会見になりましたね。

オペラファンの皆さまは国立歌劇場のwebサイトで確認されたかと思いますが、ご紹介しましょう。

○オペラ・プルミエ
来シーズンは「子供のためのオペラ」も含めて、6公演のプルミエが行われます。

マクベス(MACBETH、2015年10月4日)
シーズン最初のプルミエはヴェルディ作曲の「マクベス」です。指揮はAlain Altinoglu、出演者にはLudovic Tézier、Ferruccio Furlanetto、Tatiana Serjan、Jorge de Leónといった皆さんの名前が挙がっています。

ヘンゼルとグレーテル(HÄNSEL UND GRETEL、2015年11月19日)
フンパーディンク作曲の子供向けオペラで、今までフォルクスオーパーがアドヴェントの時期に上演していました。指揮は何とChristian Thielemann。出演者にはAdrian Eröd、Janina Baechle、Daniela Sindram、Chen Reiss、 Michaela Schuster、Annika Gerhardsといった皆さんの名前が挙がっています。

マクロプス事件(VEC MAKROPULOS、2015年12月13日)
ヤナーチェク作曲のオペラです。チャペックの舞台「マクロプロス事件」を見たヤナーチェックがオペラ化を熱望して、紆余曲折を経て完成したオペラ。指揮はJakub Hrůša。出演者にはLaura Aikin、Rainer Trost、Margarita Gritskova、Markus Marquardt、Norbert Ernst、Wolfgang Bankl、 Heinz Zednikといった皆さんの名前が挙がっています。

三人姉妹(TRI SESTRI、2016年3月6日)
ハンガリー出身のエトヴェシュ・ペーテル作曲のオペラです。指揮はPéter Eötvös。出演者にはOlga Bezsmertna、Margarita Gritskova、Ilseyar Khayrullova、Eric Jurenas、Boaz Daniel、Paolo Rumetzといった皆さんの名前が挙がっています。

トゥーランドット(TURANDOT、2016年4月28日)
プッチーニの名作オペラですね。フォルクスオーパー版は出演者が虫に扮していましたが、国立歌劇場は、どんな演出になるでしょうか。指揮はGustavo Dudamel。出演者にはLise Lindstrom、Johan Botha、Anita Hartig、Heinz Zednik、Dan Paul Dumitrescuといった皆さんの名前が挙がっています。

FATIMA(2015年12月23日)
Johanna Doderer作曲の「子供のためのオペラ」で、屋上の専用劇場で上演されます。

○バレエ・プルミエ
3公演のプルミエが行われます。「Abend THOSS/WHEELDON/ROBBINS」(2015年10月29日)、「LE CORSAIRE」 (2016年3月20日)、「NUREJEW GALA (2016年6月26日)。

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April 10, 2015

ホイリゲの街Gumpoldskirchen

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今日は「ホイリゲの話題」をお伝えしましょう。

先日、バーデンのホイリゲをご紹介しましたが、その際、コメント欄でGumpoldskirchenの名前が出てきました。
そこで、今日は「ホイリゲの街Gumpoldskirchen」の様子をちょっとだけご紹介しましょう。

Gumpoldskirchenの人口は4000人弱という小さな村で、ウィーンとバーデンの間にあります。古くからブドウ栽培とワインの生産が行われています。

実は、以前、Feriの友人が“日本から来たお客さまをGumpoldskirchenのホイリゲにご案内するので、Feriさんもいかがですか?”というお誘いを受けたことがあります。友人はお酒が弱いので、私に声が掛かったようです。

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April 09, 2015

「ドルチェグスト・マシン」はKRUPS製

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今日は「調理家電の話題」をお伝えしましょう。

家電大国の日本では、海外から入ってくる調理家電は、日本で需要が比較的少ない物に限られているような気がします。その代表例がエスプレッソマシンでしょうか。

日本でもイタリアのデロンギをはじめとするヨーロッパ製のマシンが正規ルートで輸入されており、一部、熱心なファンには人気を集めていますよね。

また、時々、興味深い調理家電を日本で販売するのがPHILIPS。友人からは、最近ではノンフライヤーやヌードルメーカーが発売され、話題になっているという話を聞きました。

さて、スイスの本社があるネスレ(Nestlé AG)と言えば、日本ではコーヒーが有名ですが、実は世界最大の食品・飲料会社だそうです。

このネスレが発売しているカプセル式コーヒーマシンには、高級路線のNespressoと大衆路線のドルチェグスト(Nescafé Dolce Gusto)があるのは、皆さま、ご存じのとおり。

Feriは、ウィーンでは待望のNespressoマシンを「特売」で購入しましたが、日本の実家ではドルチェグストを使っています。

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April 08, 2015

地道なお手入れが美観を守ります

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今日は「公園のお手入れにまつわる話題」をお届けしましょう。

ウィーンをはじめ、オーストリアの街にはきれいない公園がたくさんありますね。草花が植わっている公園の場合、本当に手入れが行き届いているという気がします。

詳しく観察したことはありませんが、こちらでは公園の草花は地植えに加えて、別の場所で栽培している草花を季節に応じて植えるという手法もとられているようです。もちろん、草花の種類にもよるのでしょうが‥

最初にお目にかけた写真ですが、昨年の夏、シュタイヤマルク州に旅行へ行った際、小さな街で見かけた光景です。

道路沿いにはプランターに入った草花が置かれているのですが、これに水をやっているようです。合わせて草花の状態もチェックしているようでした。写真のように給水タンクを搭載したトレーラーを自動車で牽引して、村の中を回っているようでした。

この村は谷間にあるリゾート地で、周囲の風景だけでも十分魅力的です。それに加えて、村内の道にはプランターに入った草花が置かれており、魅力を更に高めています。

スイスほどではありませんが、オーストリアも景観の維持に力を入れており、遠路、この村にバカンスで訪れたお客さまに楽しんでもらおうという工夫なのでしょう。

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April 07, 2015

バーデンの「街頭図書館」

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昨日、6日は「イースター月曜日」で、オーストリアは祝日でした。また、イースター当日、ORFでは、ローマの復活祭記念礼拝を放送していました。ただ、バチカンは、あいにくの雨模様でしたが‥ 日本ではお花見の時期ですが、皆さまは、どのような週末をお過ごしになりましたか?

さて、今日は「バーデンで見かけた街頭図書館の話題」をお届けしましょう。

ウィーンの街頭図書館や街頭本棚は、今まで何回か御所介していますが、先日、バーデンに行った際、ホイリゲから劇場へ向かう途中、街頭図書館を見つけました。

ただ、ウィーンの街頭本棚が、本当に街頭、つまり歩道や公園内に設置されているのに対して、バーデンの場合、屋根のある建物内に設置されていました。とは言っても、入り口に扉はなく、営業中は開放状態です。

雰囲気としては、中庭を活用しているような感じです。かなり広いスペースが街頭図書館に宛てられており、下に車輪が付いた「移動式の本棚」も設置されていました。

写真には写っていませんが、当日、Feriが見ている時も数人のお客さまが、お気に入りの本を探していました。

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April 06, 2015

自転車もどうぞ ÖBBの長距離列車

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今日は「自転車輸送の話題」をお届けしましょう。

先日、日本でも発売になったビアカクテル「Radler」の話題をお伝えしましたが、こちらではサイクリングが広く、スポーツとして普及しています。

毎夏、Feriが訪れているザルツブルク州Lungauなどのリゾート地でも、自分のペースでサイクリングを楽しんでいる人を沢山見かけます。

もちろん、リゾート地にはレンタル自転車もありますが、やはり本格的なサイクリングを楽しむライダーさんは、自分の自転車で走りたいものでしょう。

そのため、バカンスシーズンに都会からリゾート地へ向かう乗用車やキャンピングカーを見ると、自転車を搭載しているケースが非常に多いですね。このブログでも、自転車を自動車に搭載するキャリアの話題をお伝えしたことがあります。

それでは、公共交通機関である鉄道の対応はどうでしょうか。以前から、Wiener Linienの地下鉄などでは、ラッシュ時間帯以外は自転車の持ち込みが許可されています。

そのため、都市内では、自転車と公共交通機関を上手に組み合わせたサイクリングが可能になっています。

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April 05, 2015

ウィーンの和食いろいろ

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今日はキリスト教徒にとってはクリスマス以上に大切な宗教行事である「復活祭」です。日本では、お祭りにしてしまっていますが、ちょっとねぇ‥

さて、今日は「ウィーンの和食にまつわる話題」をお届けしましょう。

Feriは、一人で和食レストランに行くとはないのですが、たまに友人のお供で出かけることがあります。今回、今まであまりご紹介しなかった日本人の料理人さんが作っている「こちらの本格的な和食」をご紹介しましょう。

最初は、今は経営母体が変わってしまいましたが、全日空ホテル系列だった頃のグランドホテル最上階にあった「雲海」で頂いたお食事です。

2005年は親を連れて行ったのですが、ウィーンの友人が気を遣ってくれて食事会を開いてくれました。当時、「雲海」は日系ホテルに入っている和食レストランということで、かなり気合いの入った料理を提供していた記憶があります。

さすがに食材が限定されているのですが、料理人さんの工夫ときれいな盛り付けは見事。母も喜んでいました。

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April 04, 2015

オーストリア航空が新ブランド“MyAustrian”を発表

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日本の友人から経営破綻したスカイマークで運用されていたA330型機が、リース解除の上、離日したという情報を教えてくれました。びっくりしたのが、行き先がオーストリアのウィーン。

航空機の所属(国籍)を示すレジストリーナンバーもオーストリアを示す「OE-IDI」に書き換えられていますが、塗装はスカイマーク時代のまま‥ 普通、移籍する際は真っ白に塗り直すのが普通ですが、今回は異例ですね。

ところで、オーストリア航空でも、かつてA330を運用していたことがありますが、今回の移籍先は同社ではなさそうです。どこかのチャーター便会社あたりが運用するようですが、詳細は不明です。ちなみに同機はアメリカにあるCIT Leasing Corporationが所有しています。

さて、今日は「オーストリア航空の話題」を届けしましょう。

このたびオーストリア航空では新しいブランド・アイデンティティを導入することを発表しました。

新しいアイデンティティは、機体の胴体に「myAustrian」が描かれています。すでに2015年3月26日から、A321(OE-LBC)が新しい塗装に塗り替えられ、路線に投入されています。

一見すると従来と余り変わらない塗装ですが、これまで採用されていたライトブルーがなくあんり、オーストリア国旗と同じ「赤白」だけになりました。

同社が公開した公式写真を見ると、胴体下部、主翼の付け根には「Servus」と書かれています。ご挨拶を胴体下に入れるとは‥よく、考えましたね。

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April 03, 2015

またまた変形デザインの建物

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今日はイースターを前にした「聖金曜日」(Karfreitag)です。この日は、キリストの受難と死を記念する儀式が行われます。

さて、今日は「変わったデザインの建物」の話題をお届けしましょう。

ウィーン市内を歩いていると、日本ではあまり見かけない「変わったデザインの建物」に出くわすことがあります。

変わったデザインになっている要因の一つは、耐震強度の違いにより「設計の自由度」が異なるためだと言われています。

日本では、逆台形状の建物は、地震の際、建物近くの路上にガラスが落ちてくる恐れがあるため、基本的に採用されないようです。逆に、地震の際、上層部から万が一、ガラスが落ちた場合でも、下を歩く人に影響を与えないような台形状のデザイン(構造)を採用している高層ビルディングもありますね。

逆にオーストリアでは、逆台形状の建物を比較的多く見かけます。このブログでも、ご紹介したウィーン経済大学キャンパス本館などは、その代表と言っても良いでしょう。

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April 02, 2015

イースターエッグは工場でも作ります

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今年は4月5日がイースター(復活祭)です。本来、イースターは春の訪れを告げる行事でもあるのですが、ここ数日、オーバーエスターライヒ州周辺は大雨強風注意報が発令され、各地で被害が出ているようです。Feriの友人が住む街は平地なのですが、“季節外れの雪が降った”とのメールが来ました。

また、イースター休暇のお客さまを当てにしているスキー場(最後の稼ぎ時)も多いのですが、強風でリフトの運行できず困っているとか‥

さて、イースターと言えば、日本でもおなじみなのはきれいに彩色したイースターエッグです。Feriも、子供の頃、教会学校に通っていましたが、この時期、教会でもらえるゆで卵のイースターエッグを楽しみにしていました。

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April 01, 2015

40周年を迎えたオーストリア鉄道史協会(ÖGGEG)

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今日から4月。日本では新年度のスタートということで、話題の多い1日になるでしょう。日本からは桜の開花も伝わっており、週末はお花見‥という方もいらっしゃるのではないでyそうか。

こちらでは、今年は4月5日がイースターなので、3日が「聖金曜日」。イースターを迎えると、こちらも春本番という感じです。

さて、4月最初の話題は、「趣味の団体にまつわる話題」をお届けしましょう。

日本では鉄道愛好家向けの商業雑誌が多数発売されており、最近では一般の新聞や雑誌などでも鉄道関連の記事が掲載されるなど、鉄道を趣味とする人が多いような気がします。

反面、ちょっと気になるのは、最近、日本では鉄道愛好家の中に、暴走する人も多く、世間から白い目で見られているケースが出ているという話を聞きました。本当に残念でなりません。

ヨーロッパでは、鉄道趣味は古くから「大人の趣味」として広く世間から認知されており、各種の団体が設立され、独自の活動を行っています。

その一つに1974年に創立したÖGEG(Österreichische Gesellschaft für Eisenbahngeschichte、オーストリア鉄道史協会)があります。2014年には創立40周年を迎えました。

リンツで熱心な若い鉄道愛好家によって設立されたÖGEGは、民間の団体ながら、鉄道史協会という名称が示すように、蒸気機関車をはじめとする歴史的な鉄道車両の動態保存にも力を入れています。

この点、写真撮影や乗車することだけが目的のファンが多い日本とは、大きな違いになっています。「愛すべき鉄道車両を自分たちの手で保存し、後世に伝える」という使命感に基づいた活動を行っている訳です。

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