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April 04, 2015

オーストリア航空が新ブランド“MyAustrian”を発表

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日本の友人から経営破綻したスカイマークで運用されていたA330型機が、リース解除の上、離日したという情報を教えてくれました。びっくりしたのが、行き先がオーストリアのウィーン。

航空機の所属(国籍)を示すレジストリーナンバーもオーストリアを示す「OE-IDI」に書き換えられていますが、塗装はスカイマーク時代のまま‥ 普通、移籍する際は真っ白に塗り直すのが普通ですが、今回は異例ですね。

ところで、オーストリア航空でも、かつてA330を運用していたことがありますが、今回の移籍先は同社ではなさそうです。どこかのチャーター便会社あたりが運用するようですが、詳細は不明です。ちなみに同機はアメリカにあるCIT Leasing Corporationが所有しています。

さて、今日は「オーストリア航空の話題」を届けしましょう。

このたびオーストリア航空では新しいブランド・アイデンティティを導入することを発表しました。

新しいアイデンティティは、機体の胴体に「myAustrian」が描かれています。すでに2015年3月26日から、A321(OE-LBC)が新しい塗装に塗り替えられ、路線に投入されています。

一見すると従来と余り変わらない塗装ですが、これまで採用されていたライトブルーがなくあんり、オーストリア国旗と同じ「赤白」だけになりました。

同社が公開した公式写真を見ると、胴体下部、主翼の付け根には「Servus」と書かれています。ご挨拶を胴体下に入れるとは‥よく、考えましたね。

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4月1日に発表になったのですが、まさか「エイプリルフール」のネタじゃないでしょうね。

今回のブランド・アイデンティティは、オーストリア航空は2015年4月1日、チロリアン・エアウェイズと統合したことによるものです。両社の統合により、オーストリア航空が数年に渡り進めていたリストラが一段落したため、新生・オーストリア航空を広くアピールするため、新しいブランドを採用することにしたようです。

ちなみに、オーストリア航空をご利用になった方はご存じかと思いますが、ここ数年、オートリア航空の航空券を購入すると、搭乗券などに「Operated by Tyrolean Airways(チロリアン・エアウェイズによる運航)」と書かれていたと思います。

これは、人件費を抑制するため、運行乗務員などを、子会社チロリアン・エアウェイズに移管したことによるものです(要するに“チロリアン・エアウェイズの賃金水準に合わせる”という意味ですね)。日本で言えば、日本航空の乗務員を子会社のJ-Airに移籍させるようなものです。

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オーストリア航空では、新しいアイデンティティの発表にあわせ、同社の新たな戦略や新ユニフォームを発表する予定でした。しかし、オーストリア航空の親会社であるルフトハンザ・グループに所属するジャーマンウイングスの墜落事件が発生した関係から、大々的なプレゼンテーションは見送られたようです。

同社が発表した資料によると、「myAustrian」は旅客の個性を尊重することも意味しているそうで、同社の新戦略では新しい航空運賃モデルを導入するそうです。

オーストリア、ヨーロッパ域内の路線で、サービスに対する追加料金を課金するモデルを導入するなど、旅客が選択、柔軟に対応できる運賃体系になるようです(何やら、ますますLCCみたいになってきましたね‥)。

運賃体系は、主に4区分になり、従来のビジネスクラスに加え、エコノミーは2015年秋から「ライト」「クラシック」「フレックス」の3区分に分けられます。


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