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May 02, 2015

Print@Home-Tickets事情

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今日は「チケットの話題」をお伝えしましょう。

最近はオーストリアに限らず、各種公演や鉄道のチケットをインターネット経由で予約できるようになりましたね。Feriが、初めてオーストリアを訪れた30数年前には考えられなかったことです。本当に時代は変わりました。

さらに最近驚くのは、予約だけでなく、チケットの発券まで自宅のプリンターで行うことができるシステムが一般化していることです。

このブログの読者の方も利用されているCulturallも、予約・決済後、現地の連邦劇場連盟ブッキングオフィスまたは劇場の当日券売場でチケットを受け取る方法の他に、自宅のプリンターでチケットを印刷するPrint@Homeも採用されているのは、ご存じのとおりです。

また、Seefestspiele Mörbischの場合、海外でもチケットの郵送サービスを行ってくれますが、Print@Homeだと、送料などが無料になるので、お得です。

ただ、公演を鑑賞した記念にチケットを保存している皆さまにとっては、正直、自宅のプリンターで印刷したPrint@Homeのチケットは味気ないので、現地で、「本物のチケット」を受け取るスタイルを選択している人も多いようです。まぁ、Feriも古い人間なので、その口ですが‥

以前もご紹介したようにÖBBやWiener Linien、West-Bahnも積極的にPrint@Home-Ticketsを推進しています。

ÖBBの場合、長距離列車に関しては日本のJRと異なり、多機能自動券売機を設置していないため、チケットは主要駅の窓口で買うことになります。

窓口の数が限られていることもあり、発券までに時間がかかります。そうなるとインターネットで予約した人は、必然的にPrint@Home-Ticketsに流れているような気がします。

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このほか、Wiener Linienのチケットは、街中のタバコ屋さんでも購入は可能ですが、営業日や時間に制約があります。そうなると地下鉄駅に設置してある自動券売機を使うことになるのですが、自宅近くに地下鉄駅がない場合、自宅でウィークリーパスなどが発券できるPrint@Home-Ticketsは非常に助かります。

Feriも、地下鉄やSバーンの駅が遠かった17区に住んでいた時はPrint@Home-Ticketsを時々、使っていました。

また、現時点では駅に発券窓口を持たないWest-Bahnの場合、基本がPrint@Home-Ticketsになっているのはご存じのとおりです。

ただ、鉄道の場合、乗車券やパスを不正使用される危険性があるため、Print@Homeで発券したチケットを使う場合、身分証明書の携行を義務づけています。まぁ、当たり前でしょうが‥

そう言えば、航空便の場合は、日本国内も含めて、web Check-inが一般的になり、搭乗整理券(BoardingPass)をカウンターで発券してもらうケースが減ってきているように思います。実際、ヨーロッパ内の空港では、自分で印刷したBoardingPassで搭乗しているお客さまが非常に多いですね。

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ただ、Feriの場合、BoardingPassを搭乗記念に集めているので、今でもカウンターで発券してもらっています。航空会社の皆さま、手の掛かる乗客でごめんなさい。

ところで、こちらのPrint@Home-Ticketsでは、認証に二次元バーコードを使用するのが一般的になっているようです。これをスキャナーで読み込み、正規のチケットかどうかを確認する仕組みですね。

最近では、これを更に発展させてスマートフォンにチケットをダウンロードして使う方式も出てきていますが、如何せん、電子機器は何かったら使用不能になるリスクがあるので、正直、電子機器に強いFeriでも、ちょっと躊躇してしまいますね。

日本で、Print@Home-Ticketsが一番進んでいるのは航空会社だと思うのですが、友人の話では、最近は長距離高速バスの中にもPrint@Home-Ticketsを採用しているところが増えているそうです。

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確かに長距離高速バスの場合、駅の窓口で発券という訳にはいきませんから、旅行代理店やバス会社の窓口を利用することになります。

しかも、地方のバス会社が運行している場合、東京側の拠点がないため、発券に手間がかかるという事情からPrint@Home-Ticketsの採用に積極的なのでしょう。最後の写真は友人に見せてもらった高速バスのe-ticketです。

もっとも、日本の場合、コンビニエンスストアにある多機能端末で公演チケットやバスチケットの予約や発券もできるので、Print@Home-Ticketsシステムも、こちらほど普及しないかもしれませんが‥

Feriが、いつも思うのは日本国内の鉄道チケットです。日本の鉄道はICカードを使ったシステム構築に力を入れたためか、Print@Home-Ticketsシステムを採用する動きはなさそうです。個人的には長距離列車のチケットや座席指定券などは、Print@Homeにしてもらうと助かるのですがね。


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