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May 23, 2015

旅客機のシミュレーター体験はいかが?“VinnaFlght”

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「Eurovision Song Contest 2015」は、いよいよ本日、23日が決勝です。ウィーンはパブリックビューイングなども行われており、いつもと違った雰囲気です。

19日と21日の予選を勝ち上がってきたのは、アルバニア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベルギー、キプロス、エストニア、ジョージア、ギリシャ、ハンガリー、イスラエル、ラトビア、リトアニア、モンテネグロ、ポーランド、ルーマニア、ロシア-、セルビア、スロベニア、スェーデンの19ヵ国。

これにシード国のオーストラリア(スペシャルゲスト)、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、開催国のオーストリア6ヵ国を加えて決勝が行われます。

さて、優勝するのは、どこの国になるでしょう。

今日は「Eurovision Song Contest 2015」とは全く異なる「フライトシミュレーター体験の話題」をお届けしましょう。

実は、2015年3月にジャーマンウィングスの旅客機墜落事故(実際は事件でしょうか?)が発生して以来、航空機の事故が目立つようになったため、この話題をご紹介するのは、正直、控えていました。

先日、プラーターを通りかかった際、写真のような広告を見つけました。どうやらフライトシミュレーターを使ったアトラクションのようです。ただ、プラーターの中に施設がある訳ではなく、広告だけ。

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後日、広告に掲載されているインターネットアドレスにアクセスして、アトラクションの詳細を確認してみました。

“VinnaFlght”を運営している組織は、フライトシミュレーターを保有している航空会社や航空学校などではなく、現役のパイロットたちが2010年に立ち上げた会社のようで、2012年3月からサービスを開始したようです。

一般のお客さまに対して飛行機操縦の魅力を伝えるだけでなく、所有しているシミュレーターを活用してプロパイロットの養成も行っているようです。

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webサイトを見ると、何と、フライトシミュレーターを自分たちで製作してしまったのです。最近ではパソコンの性能が飛躍的に向上したため、パソコンでも、かなり精度の高いフライトシミュレーターを体験することができます。

ただ、実際にパイロットの訓練に使用するモデルは、実機の操縦席を完全に模しているのですが、普通、操縦桿や計器板をはじめとする操縦席回りの部品は簡単には手に入りません。

熱心なファンの中には手作りで実機に近い操縦席を再現している例もあるようですが、彼ら現役を引退した実際のエールフランスのエアバスA320-200型機(F-GFKR)の部品を入手し、それを元にフライトシミュレーターをつくり上げてしまったのです。さすが、パイロット集団。こだわりが違います。そのため、使っている操縦機器や計器板は、本物なので、臨場感は全く違います。

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なお、航空会社がパイロットの訓練に使うフライトシミュレーターには、モーション機能といって、機体の姿勢に合わせてシミュレーターの操縦席部分が油圧などで動くようになっています。さすがに本格的なモーション機能については、費用が掛かりすぎるため、手が出なかったようですが‥

現在では、エアバスA320に加えて、ヘリコプターBell 206 Jet Ranger、ボーイング737-800のシミュレーターも用意しているようで、一般のお客さまが体験することができるようになっています。もちろん、プロのパイロットがインストラクターとして指導をしてくれるので、操縦経験のない方でも楽しめるプログラムです。

一般向けのシミュレーター体験は30分コース、1時間コース、1時間30分コース、2時間コースなどがあるようです。ちなみに30分コースが79Euroと比較的、お安い価格せっていになっています。

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実は、航空会社の中にはマイレージ会員へのサービスとして、実際にパイロットの訓練に使用しているフライトシミュレーター体験を実施しているところもあります。

日本でも、以前は行っていましたが、実際の訓練に支障が出ること、9.11テロによりセキュリティ強化が叫ばれるようになったことから、今は実施されていないようです。

実は、Feriは、以前、日本航空がフライトシミュレーター体験を実施している際に、申し込んだことがあります。当然、人気が高く、なかなか参加できないのですが、運良く、体験することができました。

体験したフライトシミュレーターは、ボーイング747-200。今では液晶画面を多用したグラスコックピットが主流ですが、古いタイプの747-200は通常型の計器が沢山並んでいるタイプです。

機長席にFeriが座り、副操縦士席に座った教官の指導で15分ほどのフライトを体験することができました。もちろん、本物のパイロット訓練に使うシミュレーターなので、モーション機能付きです。

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最初に現役パイロットが操縦についての簡単なインストラクションがあり、その後、参加者が交代でシミュレーターを体験するというプログラムでしたが、なかなか感動的な体験でした(左の写真は、B747-200を操縦中のFeri)。

その後、海上自衛隊のオープンハウスでも救難飛行艇US-2のシミュレーターを見学することができました。

この時は、操縦席に座るのは子供さんで、大人は後ろに立ってシミュレーターを体験するというものでした。実際に操縦することはできませんでしたが、海上への着水なども経験できて、興味深かったですね。

さて、“VinnaFlght”の魅力は、同社が公開しているビデオをご覧に頂くのが手っ取り早いと思います。このビデオを見ると、本格的なシミュレーターであることがよくわかると思います。

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