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May 28, 2015

Wiener Linienの特殊自動車たち

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日本では5月だと言うのに猛暑になっている地域があるようですが、こちらウィーンは、なぜか天候不順。本来、一番良い季節‥ホイリゲのシャニガルテンで軽く一杯が楽しめる時期なのですが、今年は様子が異なるようです。

さて、今日は「Wiener Linienの裏方さん」をご紹介しましょう。

路面電車の路線を多数有するWiener Linienでは、路面電車型の事業用車も保有していますが、事故対応や工事の場合には、路面を走っている路線が対象となっていることから、特殊自動車を活用することが多いようです。

確かに事故などが発生すると路面電車は、待避線がないため、数珠つなぎになってしまい、車庫から事業用車を出しても、現場まで到着できないことが多いと思います。そう考えると自動車の方が効率的かもしれません。

当たり前ですが、裏方さんなので普段は見ることはできませんが、以前、地下鉄U2がゼーシュタットまで延長された際のイベント会場で、展示されたことがありました。

最初にご紹介するのは各種機材を搭載したレスキュートラックです。緊急補修工事の際、出動する車両でしょう。比較的ポピュラーな特殊自動車と言えるでしょう。

各種機材を荷台にコンパクトに収納しているのが特長。発電機なども搭載しているようです。型式はÖAF FE410Aと言うそうで、9名のスタッフが同乗することができるようになっています。

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また、興味深いのは路面電車が自走不可能になった場合、このレスキュートラックが電車を牽引して、車庫まで運ぶことがあるようです。緊急車両扱いのようで、出動時には青色灯を点滅させながら、現場に向かいます。

二つ目は、高所作業に対応した6輪の特殊車両です。恐らく架線のトラブルなどの際に出動する車両だと思われますが、興味深いのは、軌道上も走ることができるデュアルモードになっていることです(2 Wege LKW mit Ladekran)。

日本でも、普通の鉄道では線路上を走ることができる特殊自動車を所有している会社もありますが、それと同じ感じですね。実際に軌道上を走っている姿を見てみたい気もします。しかし、この手の高所作業車を所有しているのは、路面電車の路線網が充実しているウィーンらしいところです。

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さて、最後にお目にかける車両ですが、当日、詳しく調べなかった「謎の車両」。後部にタンクを搭載しているところから、どうやら水を搭載し、軌道を清掃するための特殊車両のようです。

路面電車の軌道は、道路上なので、結構ゴミがレールの間に貯まります。実際、時々、作業員の方が出て、水を吹き付けてゴミを除去しているところを見かけますが、この特殊車両も、そういった用途に使うものだと思います。しかし、物々しいスタイルですね。

なお、当日は展示されませんでしたが、Wiener Linienは、回転ブラシでゴミを除去するタイプの清掃車両を保有しているようです。

この時展示されたWiener Linienの特殊自動車は3両でしたが、実際には、色々なタイプの特殊車両が存在し、緊急事態に備えて車庫で待機しているようです。

あまり出番がない方が良いのですが、いざという時は頼りになる存在と言えるでしょう。

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