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June 28, 2015

チロルの農家博物館(Museum Tiroler Bauernhöe)を訪ねて

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今日は「チロルにあるちょっと変わった博物館の話題」をお届けしましょう。

最近では、インターネットの普及で、各種情報が簡単に手に入るようになりましたが、今から四半世紀前には、海外の情報を入手するのは本当に大変でした。

日本のガイドブックも通り一遍の内容で、深く掘り下げた内容は期待できません。そんな中、助かったのが、政府観光局が発行していた日本語版の資料です。

当時は、オーストリア政府観光局も日本からの観光客誘致に大変力を入れており、日本専用の各種資料を用意してくれました。

その一つに「日帰り観光ルート」という小冊子がありました。ウィーン、ザルツブルク、インスブルックの3都市を拠点に日帰りで訪問できる場所を紹介したコンパクトなガイドブックです。このガイドブックは、当時、Feriにとって大切な情報源でした。

その中に「ラッテンベルクとクラムザッハの見どころ」として、「チロルの農家博物館」(Museum Tiroler Bauernhöe)が紹介されていました。

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クラムザッハ(Kramsach)の街外れにあり、「チロルの各地を代表する伝統的な様式の農家、礼拝堂、鍛冶屋の家、寿司屋による製材所などが移築されています」という案内に引かれて、1991年の夏に訪問していました。

当時、インスブルック周辺に魅力的な鉄道があったことから、夏の旅行では「チロル方面の訪問」がFeriの定番コースになっていました。

この日は、最初、ツィラータール(Zillertal)を巡り、午後、「農家博物館」を訪れました。当然、レンタカー利用です。カーナビなどの便利なものはないので、道路地図を頼りに最寄りの街であるクラムザッハに向かい、ここで農家博物館の場所を確認してから、博物館へ車を進めました。

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到着したのは、16時近かったのですが、5月から9月末までは、18時まで開館しているので、一通り見ることはできそうです。入場料40シリング(現在は7Euro)を支払って、博物館に入りました。

しかし、博物館と言っても、写真をご覧になればおわかりのように、広大な敷地に農家をはじめとする建物が点在しているので、まるで村に迷い込んだような錯覚に陥ります。

しかもFeriが訪問したのは、夕方だったので、お客さまが極端に少なく、博物館という感じは全くしませんでした。

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また、建物だけでなく、生活も再現されており、実際に家畜などの飼育も行われていました。Feriが、当時、一番感心したのは、ロケーションです。とにかく実際の農村を再現しているような立地条件は見事の一言に尽きます。

実際、帰国後、この写真を説明せずに友人に見せたら、“どこの村?”という質問を受けたほどですから‥

ただ、現地の方だと、本来、同一の場所に建つことがない様式の農家が並んでいるので、おかしいと感じることがあるそうですが、そこまで詳しくないFeriには、自然な農村にしか見えませんでした。ちなみにチロルは谷毎に文化が異なると言われています。

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建物は当然、内部も移築されており、家具、生活用具、農具などが保存されていました。また、大きな農家がレストランになっているようでしたが、時間がなかったので、Feriは訪問しませんでした。

これほど、大規模な野外博物館ならば、時間を十分取れば良かったと思ったのは言うまでもありません。今では、定期的に各種のイベントも行われているようです。

記事をまとめるにあたり、改めてMuseum Tiroler Bauernhöeのホームページを見たところ、その後も農家の移築が行われているようで、保存されている建物も増えているようでした。

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Feriは訪問したことはないのですが、日本でも岐阜県白川郷にある「合掌造り民家園」は、素晴らしいロケーションで古民家を保存しているようなので、雰囲気は似ているかもしれません。ただ、こちらはチロル各地から建物を移築しているというのが、ちょっと異なるかもしれません。

さて、見学を終え、Feriはクラムザッハに宿泊する予定で車を進めたのですが、大変な人出で、とても飛び込みで宿泊できる状況ではありませんでした。

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そこで、ヴェルグルに向かったのですが、こちらでは「40 Jahrfeier Stadt Wörgl」が開催されており、中心部のホテルは満室。やむなく、ヴェルグルの街外れ(ÖBBで一駅先のSoll Leukental)へ向かうことに‥

実は、ここでも最初は断られたのですが、フロントのおばちゃんと交渉して、何とか部屋を確保することができました。ちなみに泊まったところは「Tiroler Wienhof」(右の写真)。今のFeri向きの宿ですね。

本当は、「40 Jahrfeier Stadt Wörgl」に参加したかったのですが、如何せん、徒歩で行ける距離ではないので、断念しました。

Feriは最近、チロル方面にはご無沙汰していますが、久しぶりに見に行きたくなりましたね。

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