朝食は座席指定でどうぞ
今日は「リゾートホテルでの朝食の話題」です。
こちらのホテルですが、朝食に関してはビュフェ形式のところが多いこともあり、席は自由というパターンが多いようです。
ホテルによっては、入り口で名前や部屋番号のチェックをするところもありますが、席については、係員に指定されるケースは少ないようです。もっともFeriは、高級ホテルには宿泊したことがないので、係員が案内してくれるところもあるのかもしれませんが‥
さて、その昔、ザルツカンマーグートに入り浸っていた頃、毎年、問題となったのが宿泊場所でした。
ザツルカンマーグートには、高級ホテルからPrivatzimmerまで、色々な種類の宿泊施設が多数存在していますが、長期滞在を前提にしている施設が多いため、2泊程度では断られるケースがあります。また、一人で旅行するケースが多いFeriの場合、これもリゾート地ではネックです(一緒に回ってくれるパートナーがいないのか‥という突っ込みはなし)。
考えてみると稼ぎ時のハイシーズンにダブルやツィンのシングルユースは、宿泊施設側にとってもチャンスロスになりますから、できれば避けたいところでしょう。
そんな訳で、St.Wolfgangで宿泊先を探すのは至難の業でした。ただ、団体を受け入れているホテルなどでは、部屋数が少ないですが、バスの運転手さん用にシングルを用意しているところもありました。そんなホテルがSt.Wolfgangにもあり、何回か宿泊したことがあります。
ただ、唯一のウィークポイントは、シングルの部屋はレイクサイドではなく、山側にあること。そのため、部屋からの視界は最悪でしたが‥
このホテルでは、ハイシーズンには団体のお客さま入っていることから、混雑を避けるためなのか、朝食の座席が指定になっていました。
当初、指定席とは知らずに朝食堂に入って席に座ろうとしたところ、係員が名前をたずねてきました。その後、手元にあるリストを見て、Feriが座るテーブルが指示されました。で、席に着くと、何とFeriの名前が入ったカードがテーブルに置かれているではありませんか。これにはびっくり仰天。
「Guten Morgen」と書かれた手作り感あふれる案内には、部屋番号と名前の他、滞在日と人数などが書かれており、係員がサービスをする際の情報にもなっているようでした。
ただ、Feriが宿泊者カードに書いた文字が汚かったためか、アルファベットが一文字違っていたのがご愛敬。翌年からは、このカードがあることがわかったので、宿泊者カードの名前も丁寧に書くようにしたのは、言うまでもありません。
リゾート地のホテルなので、朝食は遅めにとる方が多く、Feriは、だいたい一番乗りでしたね。その後、団体のお客さま入ってきましたが、奥にある別の部屋に案内されていました。どうも、この案内カードは個人のお客さま用だったようです。
なお、この時は、ビュフェ方式ではなく、テーブルまでセットが届けられるタイプでした。
このホテルですが、当日でも午前中に行けば、宿泊が確保できるケースが多く、しばらくFeriも愛用していました。しかし、数年後、St.Wolfgangを訪問したところ、このホテルは廃業していました。思い出の多いホテルだったので、ちょっと残念な気がします。
当時から観光客が多かったSt.Wolfgangですが、最近では本当にお客さまが増えていますね。そのため、Feriはザルツカンマーグート方面に行っても、他の場所に宿泊することが増えています。
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