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June 16, 2015

移動遊園地がやってきた

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今日は「移動遊園地の話題」をお届けしましょう。

日本では、余り見かけないアトラクションの一つに「移動遊園地」がありますね。トレーラーなどに電動のアトラクションを搭載して、各地を回り、期間限定で遊園地を開設するというものです。

移動式のサーカスと一脈通じるものがあり、何となく風情を感じさせるアトラクションです。恐らく、その昔、固定式の遊園地が少なかった時代、地方の子供達に楽しんでもらうために始まったものだと思います。

ウィーンの場合、さすがに大都会だけあって、移動遊園地が開設されるケースは希ですが、 Ottakringで毎年、秋に行われるフェスト(KIRTAG)は、3日間にわたって開催されることもあり、移動遊園地が登場します。

移動遊園地そのものも楽しいですが、実は設営場面を見ていると、様々な工夫がなされていることがわかります。

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移動遊園地と言っても、アトラクションは結構本格的で、設営が終わってしまえば、ちょっと大きさが小振りなだけで、固定式の遊園地に近い設備になります。

トップの写真ですが、左側に設営しているのは天井から電気を取り入れて動く、皆さまご存じの「自動車のアトラクションCadillac」。こんなものまで移動式にしてしまうのですから、たいしたものです。

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ちなみに、このアトラクションの展開スペースは28m×20mです。また、380V/160Aの電源が必要だそうです。そのため、発電機も同時に設置するのが一般的になっています。

当たり前ですが、簡単に移動できるようになっているのがポイントで、台座に台車が取り付けられているタイプのアトラクションが多いようです。

そのため、会場に到着してから、設営までの時間も、比較的短いようです。Feriが見ている範囲では、半日程度で設営ができるようです。

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また、食べ物を販売する屋台やチケット売場などは、小型のトレーラー方式になっていることが多いようです。

この時、来ていた移動遊園地ですが、ウィーンに本社があるFirma Keinrath GmbHという会社であることがわかりました。ただ、ウィーンは事務所だけで、実際にアトラクションを保管し、整備をしている施設はブルゲンラント州Deutschkreutzにあるそうです。

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同社は、1967年から営業をしましたが、当初は射的のような小振りのアトラクションからはじめ、その後、今回、ご紹介するような大規模なアトラクションを備え、自治体などからの要請に応じて、各地に展開しているとか‥

ウィーンでも、様々な行事に合わせて市庁舎前広場などにもアトラクションを出展しています。

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ところで、飲食店の屋台などに関しては、移動遊園地会社が設営しているのではなく、それぞれ、別の業者さんが出店しているようでした。

しかし、この手の移動遊園地ですが、実際に費用は、どの程度、かかるものなのでしょうね。

KIRTAGの期間中ですが、さすがに移動遊園地の中を路面電車が走ることはできないので、2系統は部分運休となります。

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こういった都会の中にできた移動遊園地というのも珍しいですが、Feriは、その昔、イギリスのリゾート地プリマスで出会った移動遊園地は印象に残っています。

というのは設営されていた場所が、海の見える小高い丘の上だったからです。黄昏時、電飾が賑やかな移動遊園地は、なんとも言えない風情を醸し出していましたね。

最後にお目にかけるのが、プリマスの移動遊園地。残念ながら黄昏時の雰囲気が伝わってきませんが‥


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