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July 06, 2015

野鳥対策

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今日は「公共施設の野鳥対策の話題」をお伝えしましょう。

日本でも駅をはじめとする公共施設では、様々な野鳥対策がとられていると思います。主に「野鳥の糞」によりお客さまが被害を受けることを防ぐという観点が多いようです。

ウィーンは自然が多い街なので、野鳥の住処となる森が随所にあります。それは素晴らしいことなのですが、反面、都心部にある駅などに飛来すると、日本と同じように利用者に迷惑がかかることがあります。

そこで、様々な対策がとられています。まず、最近目立つようになったのが「野鳥への餌やり禁止」のピクトグラムです。当たり前ですが、餌を定期的に与えていると、野鳥が集まっているので、これは効果的な方法かもしれません。

このほか、日本と同じなのが、梁などに野鳥が止まるのを防ぐための金属製針の取り付ける対策です。さすがに、この金属製針が設置されている場所には野鳥は止まることができないので、それなりに効果がありそうです。

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この対策は、ウィーンでも最近、よく見かけるようになりました。ただ、半ば強制的に野鳥を排除しようとする方法なだけに、ちょっと気にはなりますが‥

さて、最後に野鳥を守る試みもご紹介しましょう。トップの写真はÖBBのHandelskai駅ですが、駅名表示の周辺のガラスをご覧ください。きれいに鳥が舞っているように見えますよね。

ご存じの方も多いと思いますが、これは野鳥が、ガラスがあると気づかず、通り過ぎようとして衝突するのを防ぐバードセイバーと呼ばれるものです。

ステッカーになっており、ガラスの多い公共施設などに設置されていることが多いようです。

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バードセイバーですが、多くは肉食の鳥である猛禽類のシルエットを使っており、他の野鳥を近づかせないようにします。日本でもバードセイバーを導入しているところも増えているようですね。

ちなみにFeriは、30年以上も前に、ドイツへ出張した友人から、この写真を見せられて、本物の鳥を撮影したものと勘違いしたことがあります。

実際、統計データーはありませんが、バードセイバーをつけると、鳥の衝突がかなり減るそうです。恐らく、Handelskai駅の場合、バードセイバーは、ガラス面が多いため野鳥の衝突防止という本来の目的に加えて、野鳥が駅のプラットホームに侵入しないようする目的も兼ねているような気がします。

余談ですが、オーストリアのバードセイバーは「黒いシルエット」が一般的ですが、日本では結構、リアルなイラストを使っているケースもあるようです。


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