ミッション:インポッシブル“ローグ・ネイション”ワールドプレミアがありました
今日は「映画の話題」をお届けしましょう。
トム・クルーズ主演の人気シリーズ「ミッション:インポシブル」の最新作、「ローグ・ネイション」(Mission: Impossible - Rouge Nation)のワールドプレミアが、7月23日、ウィーン国立歌劇場で行われました。
なぜ、ウィーン国立歌劇場でワールドプレミアが行われたのかと言えば、国立歌劇場内を始めウィーン市内で同作品のロケが行われたためです。
ちなみに国立歌劇場での撮影は、昨年の8月、夏休み期間中に行われています(詳しくはこちらから)。実際、トレーラーを見ると国立歌劇場内や地下鉄でのシーンが出てきますね。
ただ、新聞に“Wien: "Mission Impossible" legt Ringstraße lahm“(ミッション:インポッシブルはリンク通りを麻痺させる)と書かれたように、主演のトム・クルーズをはじめクリストファー・マッカリー監督などのVIPが多数集まるため、オペラ座舞踏会の時のように、国立歌劇場前の道路が前日から封鎖されました。
歌劇場内にはIMAXスクリーンが仮設され、1000名の観客が招待されたそうです。なお、日本でもプロモーションの一環として、ウィーンのワールドプレミア招待キャンペーンが行われたので、日本からのお客さまもいらっしゃったことでしょう。良いですね。
Feriは関係者でもVIPでもないので、劇場内部の様子はうかがい知れませんが、Presse紙のWebサイトにスクリーンを設置した劇場内部の写真が出ていました。横17メートル、縦9.5メートルという巨大なもの。いつもオペラを上演する舞台全部を覆っています。
さて、道路が封鎖されたため、当然、路面電車1系統、2系統、D系統、71系統も22日の13時30分以降、運行ルートが変更され、RingTramも22日の13時30分以降は運転打ち切りとなりました。
また、バス路線も2Aや59Aの運行ルートが変更になっています。ハリウッド映画のワールドプレミアがウィーンで行われるのは、珍しいので、こういった事態になったのでしょう。しかし、こんな日は、大混雑する国立歌劇場周辺に近づかないのが吉。
Wiener LinienもWebサイトで路面電車やバスの運行ルート変更を告知していますが、写真をご覧になるとわかるように、映画の広告のようなデザイン。ごていねいにトレーラーまで貼り付けてあります。
観光局の局長さんも“世界に向けてのウィーンのPRです。皆さま、ご理解を”と訴えているくらいですから、こういった対応もわかる気がします。
ORFでも22日夜のニュース番組「Wien HEUTE」で、ウィーン市内のトム・クルーズ・フィーバーの模様や準備が進む国立歌劇場周辺の様子を紹介していました。
このところウィーンも日本の猛暑並み。トム・クルーズを追うマスコミ関係者も、猛暑の中で大変みたいです。
「ミッション:インポシブル ローグ・ネイション」ですが、全米では7月31日、日本では8月7日から公開されるそうですが、ウィーンでの撮影場面が、どのように作品に織り込まれているか、興味がありますね。
今回の作品でも、トム・クルーズはスタントマンを使わず、自分でアクションシーンに出演しているようです。
余談ですが、以前もブログで書きましたが、Feriは、子供の頃、日本のテレビで放送されていたテレビドラマの「スパイ大作戦」が好きで、毎回、楽しみにしていました。
なぜ、好きだったかというと、IMFのメンバーは、基本的に自分たちで対象者の抹殺などを行わず、欺瞞工作で仲間割れなどを誘うといったアイデアあふれるストーリーが好きだったのです。
第二代リーダーのピーター・グレイブス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーパスなどが出演していた第2シーズン、第3シーズンが特にお気に入りでした。大平 透の「指令の声」も渋かったですね。
映画版の「ミッション:インポッシブル」も何回か見ましたが、確かにアクションシーンは派手で面白いのですが、イーサー・ハントをはじめとするIMFのメンバーが、やたら銃器を使い対象者に直接、手を下してしまう場面が多く、この点はちょっとねぇ‥
それから、昔は外国映画が日本で上映される場合、気のきいた邦題がついていましたが、最近はオリジナルの直訳が多くて、“ちょっと風情に欠ける”と感じるのは、歳のせいでしょうかね。
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