« Steyrを訪ねて | Main | 開園35周年を迎えたBonsai Museum »

August 20, 2015

今日も1日お疲れさまでした

Img_2015_08_2114_001

日本では毎日、暑い日が続いているようですが、こちらの猛暑も8月15日過ぎからおさまり、だいぶ過ごしやすくなりました。

特に、この時期、Feriが滞在しているザルツブルク州Lungauは標高が1000メートル台のところが多く、朝夕は寒いぐらいです。最も、日中は晴れると直射日光で暑くなりますが‥

さて、今日は1日、店頭で地域の文化的な生活を維持するため活躍している「看板店主の話題」をお伝えしましょう。

ウィーンでは、まだまだ独立系の書店を沢山見かけますが、地方都市へ行くと、残念ながら独立系の書店は、ほとんど姿を消しています。

書店と言えば、全国チェーンのLiBRO‥といったところも増えているようです。Lungauの中心都市であるTamswegには、独立系の書店とともに、以前から比較的規模が小さいLiBROがありました。

ところが昨年、新しいショッピングセンターが完成し、そこへLiBROが規模を拡大して移転しました(2枚目の写真が新しく開店したLiBROです)。ある意味、独立系書店にとっては逆風です。

Img_2015_08_1897_001

地方の独立系書店では、人口が少ないため、ウィーンのように特殊なジャンルの本だけを扱う訳には行かず、大手チェーン店と、どうしても品揃えが重なってしまいます。

さて、現在、Tamswegには独立系の書店が2軒ほどありますが、その内の1件「GEWÖLEB」は、以前、このブログでもご紹介した店頭になかなかユニークな広告塔を設置してあります。

Img_2015_08_2113_001

帽子をかぶってメガネをかけた店主が、一心不乱に読書をしている等身大の像です。やや猫背になっているのが、雰囲気を出しています。

ちなみに店舗は、店主が立っている後ろ側、玄関から入って右側です。雨の日も、風の日も、「GEWÖLEB」が営業している日は、営業時間中、店頭で読書の魅力を訴え続けている店主。地方文化の守り手として頭が下がります(笑)。

Img_2015_08_1981_001

この店主の活躍があってか、この書店は、LiBROの大型店がオープンして今でも、しっかり営業を続けています。

さて、先日、夕方、Tamswegの街を散策していたところ、この店主が営業時間を終えて、店内に引き上げる場面を目撃しました。正に“今日も暑い中、1日お疲れさま”と声をかけたくなるような場面です。

もちろん、この店主、自分で歩くことはできないので、どうやって店内に戻るのかと言えば、店員さんが台車に乗せて運んでいました。店員さんと比べると、等身大なのがおわかり頂けると思います。

台車に乗っても店内に戻るまで一心不乱に読書を続ける店主。明日も、お客さまが来てくれると良いですね。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« Steyrを訪ねて | Main | 開園35周年を迎えたBonsai Museum »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Steyrを訪ねて | Main | 開園35周年を迎えたBonsai Museum »