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August 01, 2015

変わったお店シリーズ99 木製自動車部品もおまかせください

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8月最初の話題は、「変わったお店シリーズ」です。

ウィーンを始め、オーストリアに点在する「ちょっと変わったお店」を、Feriの独断と偏見でご紹介する本シリーズも、何と99回目を迎えました。自分で言うのも何ですが、よく続いたものです。というか、よくネタが尽きないものです。

さて、今日、ご紹介するのは「オーストリア特産の木材を使った事業を行っているお店」です。

先日は、木製のおもちゃなどを取り扱っているお店を紹介しましたが、今回は、何と木製の自動車部品製造です。

Feriは、所用があって移動中、この会社のある18区Gymnasium Straßeを歩いているとき、ショーウィンドウに木製自動車部品が飾られているのを見て、発見しました。

自動車で「木製の部品」と言えば、ハンドル(ステアリングホイール)が、その代表でしょうか。確か、日本でもオプションパーツとして木を使ったハンドルを販売しているところがあるような気がします

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ただ、今回ご紹介するお店は、オプションパーツとして木を使った部品を販売しているのではなく、木材を使ったオールドタイマーの修理(復元)を行っているのです。

屋号はTischlerei Anton Ledl。屋号からわかるように本業は、木製アンティーク家具の修理を行っている会社です。その高度な技術を活用して、オールドタイマーの木製部品修復なども行っているという訳です。

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ハンドルをはじめ、シフトノブ、計器パネル、ダッシュボードなどに使用する部品を、お客さまのオーダーで修復もしくは製造しています。いわゆる「特注品」ですね。

オールドタイマーの場合、金属部分については自動車修理工場でも十分対応できると思いますが、今の修理工場には木工技術者がいませんから、家具の修復で培った技術のある会社が、こういったジャンルに進出するのもわかるような気がします。

ウィーンにはアンティーク家具を愛好する人、昔から代々使っている人が多いので、アンティーク家具の修復工房は、意外と沢山存在します。ただ、オールドタイマー用の木製部品の修復を行っているところは、少ないと思います。

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Tischlerei Anton Ledl ですが、現在はオーストリアでオールドタイマーを保有するオーナーさんの協会(ÖGHK - Österreichische Gesellschaft für historisches Kraftfahrwesen)の公認修理工場にもなっているようです。

なお、オールドタイマーの修復に限らず、本来、金属製のダッシュボードなどを木製に取り替えるための部品も特注で作ってくれるようです。また、モーターボートの木製部品も手がけています。

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まぁ、各種の部品については、職人さんの手作りですから、木製であれば、基本的には、何でもOKという感じでしょう。さすが、マイスターの国です。

最後にお目にかけるのはウィーン市内を現役で走っていたオールドタイマー。こういった自動車が平気で走っている国ですから、自動車用の木製部品についても需要があるということがよくわかります。

さて、100回目は、どのお店を取り上げましょうか。

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