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August 24, 2015

メルビッシュ湖上音楽祭「ヴェネチアの一夜」(上)

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今日はメルビッシュ湖上音楽祭「ヴェネチアの一夜」をお届けしましょう。

すでに最終公演が終わってしまっているので、今更、ご紹介しても、観にゆく訳にもいかず、季節外れのレポートになってしまったことをお許しください。

ご存じのように、IntendanzがDagmar Schellenbergerさんに変わってからテレビ放送がなくなり、どのような公演なのかは、ホームページに掲載されている写真で判断するしかなくなりました。そういう意味では、「謎の公演」色が強くなった感じがします。

今回は定番の「ヴェネチアの一夜」でしたが、キャストを見ると、どうも定番の演出とは違う感じが‥

まず、制作陣は、以下のとおりです
-演出:Karl Absengerさん
-指揮:Andreas Schüllerさん
-舞台装置:Walter Vogelweiderさん
-衣装:Susanne Thomasbergerさん

そして、8月22日、千秋楽のキャストは、以下のとおりです。( )内は、22日に出演しなかった歌手の方です。

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-ヴェネチア元老院議員デラクア(Senator Delacqua):Heinz Zednikさん
-ヴェネチア元老院議員バルバルッチョ(Senator Barbaruccio):Joesi Prokopetzさん
-ヴェネチア元老院議員テスタッチョ(Senator Testaccio):Ernst-Dieter Suttheimerさん
-デラクアの妻バルバラ(Barbara、Delacquas Frau):Dagmar Schellenbergerさん
-バルバルッチョの妻アグリコラ(Agricola、Barbaruccios Frau):Verena Scheitzさん
-テツタッチョの妻コンスタンシア(Constantia、Testaccios Frau):Marina Alsenさん
-エンリコ・ピセッリ(Enrico Piselli):Otto Jausさん
-パパコーダ(Pappacoda): Jeffrey Treganzaさん(Roman Martinさん)
-チボレッタ(Ciboletta): Barbara Pöltlさん(Verena Barth-Jurcaさん)
-カラメッロ(Caramello):Mirko Roschkowskiさん(Richard Samekさん)
-船長(Der Kapitän): Michael Heimさん(Herbert Lippertさん)
-アンニーナ(Annina): Annika Gerhardsさん(Elena Pusztaさん)
-Die Traumfigur:Michal Štipaさん

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本演出では、オリジナルのウルビノ公爵の姿がなく、変わって船長(Der Kapitän)が登場。これだけでも嫌な予感が‥

まず、時代設定は現代。今回の演出では、Die Traumfigurという道化師のような人物が登場し、案内人として、全体をコーディネートしていました。

冒頭、街の人達がカーニバルなので、仮面をつけて踊っています。実際、舞台から客席に来て、お客さまと一緒に踊る場面も。

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そして、カーニバルに合わせてMSC KREUZFAHRTENが誇る豪華クルーズ船「HERZOG VON URBINO」が入港します。船首部分だけですが、かなり巨大。4階建てのビルディングに相当する高さ。アウトドアのメルビッシュらしいスケール感です。

ちなみにMSC KREUZFAHRTENは実在の会社で、今回のスポンサー(但し、船名は架空)。

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また、舞台装置のあちらこちらにオペレッタの進行と直接関係のない、スポンサーの名称が出ています。例えば、舞台左手の建物にはCasino Austriaの看板が‥

豪華クルーズ船「HERZOG VON URBINO」から、ヴェネチア観光の団体さんが下船。この「HERZOG VON URBINO」の船長こそが、女好きの悪名高い人物という想定。“港、港に女あり”という訳です。

オリジナルではパスタ料理人のパパコーダは、立派なTrattoriaのシェフ。出世したものです。

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では、オリジナルでは公爵お抱えの理髪師カレメッロは‥というと「HERZOG VON URBINO」の一等航海士。そしてバルバラの愛人エンリコも「HERZOG VON URBINO」の二等航海士。

船長とカレメッロの服装が似ているので(よく見ると船長はモールをつけていますが)、最初の内は、誰が、誰なのか区別がつかず、正直、戸惑いました。

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なお、アンニーナとチボレッタの設定は、オリジナルと同じでしたが、アンニーナは「漁師の娘」というより、使用人を沢山、指揮しており、魚問屋の娘みたいなイメージでしたね。実際、HERZOG VON URBINO」にも魚を納品していました。

元老院議員の服装は、なにやらマフィアを彷彿させる派手なスーツ姿でした。

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ただ、ストーリーそのものは、オリジナルを大きく改編しておらず、人物が特定できれば、ある程度、話の展開は理解できました。

エンリコが、バルバラを連れ出すため、街の住人を集めて、デラクラの誕生日を祝う演奏会を広場する場面も今風ですがしっかりと行われています。

この騒ぎに紛れて、バルバラはエンリコと一緒にいずこへ‥

ちょっと長くなってしまったので、続編は明日、お伝えしましょう。

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