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September 27, 2015

教会の大時計を修理中

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今日は、「こちらならではのお仕事の話題」をお伝えしましょう。

Grazの大時計に代表されるように、こちらには教会の尖塔などに大時計が設置されているケースがあります。昔、時計が一般的でなかった頃の名残でしょうね。

しかし、大時計にも修理は必要。しかも古い時計になると、それなりの技術がないと対応できません。

今夏、Lungauを旅行中、プラッツ・コンツェルトが夕方から行われるというので、Mauterndorfに向かいました。街の駐車場は何箇所かにあるのですが、プラッツ・コンツェルトの会場に近い場所の方が便利なのは言うまでもありません。

そこで、街の中心に建つ教会の奥にある駐車スペースを使うことにしました。車を止めて会場の広場へ向かう途中、教会の尖塔にある大時計を修理している場面に遭遇。

Feriも、初めて見ました。大勢の職人さんが、上下に分かれて、時計部品の搬出を行っています。クレーンを使う訳ではなく、部品を分解し、ロープを使って下ろしていましたね。

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近くには、修理会社のライトバンが2台、停車していました。Glockengießerei Grassmayrという会社のようで、創業は何と1599年。何とびっくり、400年以上も営業している老舗の会社のようです。

自動車のナンバープレートは、Lungauから遠く離れたチロル州インスブルックのものでした。2台で来ていたということは、職人さんの数も多いのでしょう。恐らく付近のホテルに宿泊しながら、修理工事を行っていたと思われます。

後日、同社のホームページを見たところ、大時計だけではなく、教会でミサの開始や時を告げる鐘の製造を主に行っている会社でした。

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今回、FeriがMauterindorfで見た時計の製造や修理も行っており、各種仕掛け時計も手がけています。

しかも、最新の技術導入にも積極的で、外観は古いまま、時計の駆動機構に電波時計やGPSを組み込んだシステムも開発しています。当然、時計と連動して鐘が鳴るシステムが採用されています。

本社はインスブルック市内にありますが、歴史のある会社なので、自社にGlockenmuseum(有料)を開設していました。ここでは同社の鐘が展示されている他、鐘の製造工程などが紹介されているようです。

歴史ある会社なので、同社の鐘は世界100ヵ国以上に輸出されており、その中には日本の名前も‥ 残念ながら、同社のホームページからは、どこに設置されているかはわかりませんでした。

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Feriは、最近、インスブルックとはご無沙汰状態なのですが、機会があれば、ぜひ、Glockenmuseumを見学してみたいものです。

日本でもお寺の鐘を専門に鋳造している会社がありますが、それと一脈通じるものがありそうです。

Feriが、Mauterindorfの教会で見た時は、一部は時針が付いていましたが、まだ時計は動き出していなかったので、修理中だったものと思われます。しかし、こういった企業が伝統的な歴史的建物を支えているのですね。

なお、同社のホームページ(http://www.grassmayr.at)では、同社製の鐘の音を聞くことができます。

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