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September 18, 2015

郵便局の跡地は、今‥

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このところ、ウィーンの話題が続いていますので、今日は地方版。「郵便局跡地の活用にまつわる話題」をお届けしましょう。

オーストリアでは郵便電信事業が分割民営化される前、地方の街にある郵便局はPost Busのターミナルを兼ねていることが多く、街の中心部に設置されていました。

また、携帯電話が普及する前、長距離電話などは、郵便局の電話ブースからかける人も多かったですね。

しかし、このブログでも何回かご紹介しているように分割・民営化されてしまってから、郵便局の凋落は目を覆うばかりです。特に集配も行っていた本局は、集配部門と窓口部門を分離したため、それぞれ新しい施設を作るようになりました。

その結果、昔の趣があった本局は、売却されホテルに転用‥といったケースも見られます。Feriが、毎夏、訪れるTamswegの本局も2010年11月に、このブログでお伝えしたようにショッピングセンターに隣接する場所へ窓口部門だけが移転し、郊外に集配部門が新たに建設されました(詳しくはこちらから)。

本来の機能を喪失した局舎ですが、一時、貸しホールとして売り出していました。しかし、本格的に改装している訳ではないので、結局、事業はうまくいかず、2013年には、趣のあった局舎の解体工事が始まりました(詳しくは2013年9月の記事をご覧ください)。

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その後、新しい建物の建設が始まり、2015年、ついに完成の運びとなりました。

新しい建物は、ガラスを多用した今風の建物。もちろんPost Busのターミナル機能はなくなりました。名称は「Q4」というようです。看板にはLeben、Einkaufen、Wohnen、Arbeitenという文字が書かれていました。

どうやら行政も関与したショッピング、アパート、オフィスなどが入った複合施設のようです。余談ですが、オーストリアも日本と同じく、省略形の表現がお好きなそうです。

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日本式の1階には、現在、Boutique(BONITA)、電気店(MEISSNILZER)、眼鏡店(PEARLE)、バラエティショップ(TEDi)などが入っていましたが、まだ、テナントが全て入っている訳ではなさそうです。そのため、空いているスペースを使ってバーゲンセールを行う告知が出ていました。

一般の人は、用事が無いと2階以上には入れませんが、オフィスなども、まだ全て入居が終わっている訳ではなさそうです。

Feriが見た限りでは、今まで別の場所で営業していた会社の事務所や店舗が移ってきたケースもあるようです。

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それにしても、見る角度によって趣が異なるユニークなデザインですね。

確かに、前の本局のままでは使い勝手が良くないので、このように新しい建物に建て替えるのはやむを得ないかと思いますが、先日、ご紹介した再建中のGasthof Gambswirtのように周囲の景観に配慮したデザインは考えられなかったのかがちょっと残念です。

という訳で、Feriお得意の「定点撮影」。最後に2007年8月に撮影した現役時代の局舎をご紹介しましょう。ただし、この時はすでにPostは撤退しており、TelekomAustriaだけが使用していました。

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