« 旅先でもBirnenが食べたい | Main | 謎のピクトグラムシリーズ 「犬も遊泳禁止」です »

September 25, 2015

「Feisrn Sie mit uns 150 Jahre Wiener Tramway」が開催されます

Img_2015_09_4677_001

今日は「ウィーンの路面電車開業150周年記念行事」のお知らせです。

例年、9月中旬、Wiener Linienでは、Tramwaytag(路面電車の日)という行事を行うのですが、2015年に関しては、このブログでもご紹介した「トラム運転士ヨーロッパ選手権」がウィーンで開催された関係もあり、4月25日に開催されました。

“秋はトラム関係のイベントはないのかな?”と思っていたのですが、とんでもない「隠し球」をWiener Linienでは用意していました。

これが、「Feisrn Sie mit uns 150 Jahre Wiener Tramway」(ウィーンの路面電車開業150周年記念行事)です。今年はRing- Straße150年に当たりますが、まさにこのタイミングでウィーンでは、路面電車(実際、昔は電車ではなく、馬車鉄道ですが)が営業を始めたのです。

Img_2015_09_4793_001

開催日は9月27日。メイン会場はRathaus-platz。路面電車開業150年を祝してステージでは、10時から17時まで有名歌手も登場するショーが行われます。また、子供さんを対象としたイベントも色々と行われます。

が、鉄道ファンにとって、そんなものは、正直、どうでも良い!! 実は鉄道ファンにとって最大の関心は、午後から開催される「Große Oldtimer-Parade am Ring」(13時~15時の予定)。

何とRemise (ウィーン交通博物館)で保存されている歴史的車両を中心に50両もの車両が、RingのSchottentor-Schwarzenbergplatz間を走るのです。Pferde-Tramway(馬車鉄道)、Dampftramway(スチームトラム)から、ULFまで、各種バスも含めて登場します。

Img_2015_09_4975_001

しかも、Eisenbahn Freundinに優しい国、オーストリアらしくメイン会場前の「Rathausplatzes und Burgtheater停留所で、fotografieren(写真撮影用の停車)が組まれているのです。

Schottentor側からパレードが始まるので、Burgtheater側から、良い角度で撮影できます(道路が閉鎖された場合ですが‥)。正に“Große”の名に恥じない、素晴らしい内容。

Img_2015_09_4926_001

また、この行事のため、9月21日から10月2日までRemiseは臨時閉館になります。これは、展示ホールに展示してある路面電車やバスを、パレードに向けて引っ張り出す(終了後は、再格納)するためだと思われます。

実は、通常、チャーター運行などで使用される動態保存車は、別に保管されているのですが、これだけでは数が揃いませんから‥

「オペレッタにはまっている」と同時に、Eisenbahn FreundinでもあるFeriにとっては、必見の行事です。が、オペラ歌手でもないのに、半年前に仕事のスケジュールが決まってしまうと、絶対に外せない(Feriには、悲しいかなカバーもいません‥)という変わった仕事の性格上、この日は、悲しいかな何とウィーンを離れております。

Img_2015_09_4922_001

という訳で、一時、ウィーンを離れる前に、状況を確認するためRemise(ウィーン交通博物館)を見学に行ってきました。

すでに連節バスなどは搬出されており、パレードに向けて、工場で整備が行われているものと思われます。また、路面電車も一部、展示から外れているものもありました。

Img_2015_09_4944_001

Feriが訪れた時、Remiseの前を保存されている非常にきれいな路面電車が走り去って行きましたが、もしかしたら本線試運転を行っていたのかもしれません。このほか、深夜に本線試運転を行っているという報道もありました。

また、写真のような「Feisrn Sie mit uns 150 Jahre Wiener Tramway」の広告電車も展示されていましたが、この電車は市内で、何回か、実際に走っているところを見かけました。

Img_2015_09_4929_001

そして、隠し球はDampftramwayが6503号に連結された状態で、屋外に展示されていたのです。KRAUSS LINZ製の路面用機関車ですが、「Salzburger Eisenbahn-Tramway-Gesellschaft11」という銘板がついていたので、Salzburgの路面電車博物館から借りたもののようです。

Dampftramwayの機関車はRemiseにも保存してあるのですが、復元は不可能と判断したようです。見た感じでは、動態保存機のようですが、本番のパレードで自力運転をするかがポイント。恐らくパレードのスタート地点であるSchottentorまでは、6503号に牽引されて向かい、パレード区間だけは自力走行するのでは‥と思っています。

Img_2015_09_4947_001

製造番号が4814となっているので、Remiseに保存されているDampftramway11号機(製造番号1482)よりも新しいのですが、それでも1902年製。100年選手です。

先週、Wiener LinienのFacebookに、深夜にパレードの予行演習を行っている様子が紹介されましたが、Feriの予想どおり、Dampftramwayもパレード区間は客車を引いて自力運転。その他、各種のオールドタイマーが深夜のRingを走っていたようです。

その他、よく貸し切りで運転される4137が車庫の外に展示されていました。以前、Tramway tagの際、大量の保存車両が運転されたことがあったので、50両という数字はバスを含めれば、不可能ではなと思います。

Sn00381

今日、写真でご紹介した車両の多くは、当日はパレードに参加すると思われます。

このほか、今週になってWiener Linienでは「Der Livestream zur großen Parade」を行うことを発表しました。従って、日本の皆さまも、Wiener Linienのホームページ経由で、パレードの様子を楽しむことができます。

Sn00382

さらに24日になって、突然、発表されたのが「150周年を祝して会場で朝食を無料で提供します」という大盤振る舞い。スポンサー企業の協力を得て、朝食セットをRathausplatzで提供するそうです。

こちらの人も「無料」には弱いですから、鉄道ファンに限らず、結構、人が集まりそうです。

色々な催しを小出しにしてくるとことが憎いですね。

Sn00387

さて、23日、当日の路面電車運行ルート変更についても発表になりました。

-1系統:Schwarzenbergplatz ・Karlsplatz経由にルート変更
-2系統:10時30分からReichratsstraße とSchmerlingplatzで折り返し
-71系統:Zentralfriedhof/3. Tor-Schwarzenbergplatz間の運行
-D系統:Franz-Josefs-Kai経由にルート変更
-Vienna Ring Tram:終日運休(恐らくパレードに参加)

しかし、こんなすごい行事だったら、Wiener Linienも半年以上前に予告して欲しかった‥もっとも、Feriのためにやっている訳ではありませんから、やむを得ませんが‥

実は125周年の時のパレードもすごかったらしいですね。これだけの行事ですから、恐らく、日本の鉄道ファンの皆さまもいらっしゃると思いますので、詳しい内容は、いずれ判明することでしょう。あーっ、残念無念。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

鉄道のお話 |

« 旅先でもBirnenが食べたい | Main | 謎のピクトグラムシリーズ 「犬も遊泳禁止」です »

Comments

《あー、残念、無念😖》お察しします…。
これだけの規模の催し物は無いと思います❗
次回のウィーン旅行のスケジュールをその日に合わせれば良かったと、鉄道好きの家人がFeriさん同様とても残念がっています😩
ホームページ閲覧で雰囲気を楽しみたいと思います🎵

Posted by: necchi | September 25, 2015 06:40

necchiさま、コメント、ありがとうございます。

丹念に探せばインフォーマルな情報が入手できたのかもしれませんが、自分自身、「白馬亭にて」のプルミエに舞い上がってしまい、そこまで気が回りませんでした。

日曜日は天気もまずまずのようなので、大勢の人で賑わうことでしょう。

Posted by: Feri | September 25, 2015 14:13

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 旅先でもBirnenが食べたい | Main | 謎のピクトグラムシリーズ 「犬も遊泳禁止」です »