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September 20, 2015

Wiener Mobilitätswoche 2015を開催中 そしてStraßenFestivalも花盛り

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先が見えない移民問題で頭が痛いオーストリア。しかし、市民生活は平常運転モードです。

9月は「秋祭り」の季節。9月16日から22日まで、恒例の「Wiener Mobilitätswoche 2015」(ウィーン・モビリティウィーク2015)が開催されています。

この行事、英語では「カーフリーデー」と呼ばれるもので、2000年に欧州委員会の支援プロジェクトとなって、ヨーロッパ中に広がりました。

2002年からは、9月16日から22日まで「モビリティウィーク」として規模を拡張して、行われるようになり、現在では2000以上の都市で開催されています。

「モビリティウィーク」の期間中、エリア内へのマイカーへの通行規制を行い、住民が車のない都市環境を体験することで、都市交通や地域環境問題への啓蒙、新しい公共交通機関のあり方を考えようというものです。

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ウィーンでも、この期間中、様々な行事が行われますが、毎年注目されるのは、22日に開催される「Ring frei - "Rasen am Ring」でしょう。これはOpernring とUniversitätsringの間を自動車通行止めにして、歩行者に開放するものです。

皆さん、道路で日光浴を楽しんだりしている姿が、印象的ですね。確か2006年から開催されています。

このほかにもCITY BIKEの利用促進活動、街歩きツアーなど、趣向を凝らしたイベントが開催されています。

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実は、Wiener Mobilitätswocheの週末(今年は17日、18日あたり)に、StraßenFestivalが各区で開催されるのも、この一環のようです。

StraßenFestivalでの多くは商工会議所が音頭を取って開催しているようで、要するにFestivalを通じて、地元商店街の売上増進と活性化を図るというものです。

確かに、Festivalになると人も沢山出ますし、当然、会場で各種のパフォーマンスを見ながら、飲食をするお客さまが大多数。潤いますね。

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先週末くらいから、Sturmも出回るようになり、Festivalの屋台でもBierやWienとならんで販売しているところが増えて来ました。

先週末の11日・12日には15区で「Reindorf Gassenfest」が開催されました。左の写真は、その様子。ここでFeriも、今シーズン初のSturmを飲みました。

また、18日から20日にかけては16区で「Ottakringer Kirtag」「14.Brunnenviertler Herbestfest」(こちらは18日、19日)が開催されました。

Feriの地元、5区でも18日には「Ein Ganz Besonderer Nachmittag-Margareten Bieten Eine Show」、「Schau-Fenster Bühne Margareten」などが開催。今年、StraßenFestivalは6区、14区、23区を除く、各区で開催されました。

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18日はお天気も良かったので、Feriも、いくつかのStraßenFestivalを回って見ましたので、その様子をお伝えしましょう。

まず、最初に足を運んだのは「Josefstädter Straßenfest」。

ご存じの方も多いと思いますが、Josefstädter Straßeは中央部にJosefstadt Theatrがありますが、とおりの両側はレストラン、カフェ、各種のショップが並ぶ高級商店街です。

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なぜ、高級をつけたかと言えば、この8区は集合住宅ばかりですが、お金持ちが沢山住んでいる地区。そのため、洒落たショップが多いのが特長です。

そのため、通常のStraßenFestivalでは仮設の喫食屋台が多数出店するのに対し、「Josefstädter Straßenfest」では、レストランやカフェは、シャニガルテンを延長する形で出店していました。

という訳で、提供する料理なども本格的なもの。もちろん蚤の市なども行われていましたが、ショップでは自店の前に仮設の売場を設けて、高級品をバーゲンで販売する‥というところが多かったですね。

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もちろん、10月のウィーン市議会議員選挙があるので、各政党ともにアピールに余念がありませんでしたが、これは他のStraßenFestivalでも同様です。

そして、驚いたのは、StraßenFestivalであるにもかかわらず、Sektを専門に提供するワゴンが出ていたことです。やはり客層が違う‥ということでしょうね。

また、ステージも小規模なものが1箇所だけなのも、地域特性を反映しているような気がします。

ところでJosefstädter Straßeには2系統の路面電車が走っていますが、当然、「Josefstädter Straßenfest」の期間中は運休なのですが、Wiener Linien得意の「裏技」を披露。

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実は、この後、ご紹介するOttakringで開催されている「Kirtag」の関係で、終点付近も2系統の路線が閉鎖されています。

Feriは、当初、Ring-Ottakring間は部分運休するのかと思っていたのですが、Dr.Karl-Renner-Ringから、平行する46系統の路線に乗り入れさせて、Ottakringまで運転していました。もちろん、運行経路が変わるため、盛んに案内をしていましたが‥

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続いて、15時から開催されるOttakringの「2015Kirtag」会場へ移動。

この行事は、以前もご紹介したように移動遊園地が登場します。会場はAlter Ort、Ottalringer Straßeです。移動遊園地が開設されることからも、雰囲気は下町のノリ。

「Josefstädter Straßenfest」のような上品さはありません。しかも、この周辺は飲食店が少ないので、仮設の喫食屋台が多数出店します。いかにも「下町のお祭り」といった感じで、皆さん、仮設のBierGartenで飲んで、食べて楽しんでいました。

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Feriは、ちょうど、オープニング・セレモニーに間に合ったのですが、何と、そこに登場したのはホイブル市長。SPÖの幹部と一緒に来ており、ステージ上に上がってご挨拶。

失礼ながら、意外に人気があり、集まった住民からサインを求められたりしていました。日本だったら、首都の首長になるとSPが沢山取り囲んで、近づけませんが、セキュリティは1人しかついていませんでしたね。

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さらにホイブル市長も気軽に住民の要望に応えていました。市長に直に一言、言いたい…という人も見かけました。さて、次の選挙後も市長として残ることができるかどうか。選挙運動も正念場です。

しかし、移動遊園地が来ていることもあり、子供さんの数が多いのが特長。そして、場所を反映してか、ドイツ語以外の言葉も飛び交っていました。

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最後は、Volksoperで「Pariser Leben」を観る予定があったので、早めに移動して18区の「Währinger Strassenfest」を見物。

あいにく夕方、にわか雨が降ってしまったのですが、20分ほどで上がったため、たいした影響はありませんでした。

こちらも18日の12時から20時までの開催で、Währinger GürtelからAumannplatzまでのWähringer Straßeを全面閉鎖して、開催。

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この区間も商店街になっていますので、「Josefstädter Straßenfest」と同じく、各ショップが自店の前に仮設売場を設けるというパターンが多かったようです。

ただ、やはり地域特性の違いなのか、小規模な遊具が設置されていたほか、独立した物販の屋台や喫食の屋台も結構出ていましたので、庶民的な雰囲気。

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ちょうど「Josefstädter Straßenfest」と「2015Kirtag」の中間‥といった雰囲気でしょうか。Währinger Straßeのこの区間には40系統、41系統が走っていますが、当然、運休です。

ちなみに、Feriの地元、5区で開催された「Schau-Fenster Bühne Margareten」は区内の主要道路であるMargareten Straßeを閉鎖することが困難なため、通りに面したショップが店内で独自にイベントやセールなどを開催するという形でした。そのため、Feriは参加せず‥

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ちなみに、以前、このブログでご紹介した塗料店のSefraでは、ボディペインティングをやっていたようです。

StraßenFestivalで困るのは、路面電車や路線バスが走っている通りが会場になるケース。当然、路面電車や路線バスは部分運休。途中、折り返し運転となります。

しかし、ウィーンの皆さんは、自転車での移動や歩くのも大好き。ですから、Mobilitätswocheの趣旨に沿って、のんびり歩きながらウィーンの街を再発見する‥そんな感じで、楽しんでいます。


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