いずこも同じ? お買い物券のお話
今日、10月11日は、ウィーン市議会議員選挙です。20年間、市長を務めたホイブル氏が、続投できるかどうかは、所属する政党のSPÖが第一党に留まることができるかどうかに掛かっています。
難民流入問題を受け、国内優先の政策を掲げるFPÖ(自由党)が、第一党に踊りでて「10月革命」が実現するかどうか‥ Feriは外野ですから、結果を見るだけですが、いずれにしても大きな節目の選挙であることには変わりはありません。
ところで、先日「選挙運動拝見」の記事でご紹介したポスターへのいたずら書きですが、DiePresseのサイトに写真が出ていたので、お目に掛けましょう。かなり派手ないたずら書きであることがおわかりになると思います。
さて、今日は「お買い物券の話題」をお伝えしましょう。
日本では、地域振興の一環として、お得なプレミアム商品券が発売され、人気を集めているようですね。何でも入手を巡って、トラブルが発生したところもあるとか‥
今夏、夏期休暇を利用してLungauを訪ねた際、商店の店頭で写真のようなステッカーを見かけました。調べたところ、これはTamswegという街が発行しているお買い物券(商品券)だということがわかりました。
ただ、日本のプレミアム商品券のように特典がついているのかと思ったのですが、特典はありませんでした。単純に額面分だけ商品やサービスが購入できるというものです。
あまりメリットがないような気がしますが、Tamswegの街にあるほとんどの商店(地元の商店だけでなく、全国チェーンのスーパーマーケットや美容室などを含む)で使うことができる共通商品券なので、プレゼントなどに使うようです。
確かに街の中で使える共通お買い物券なので、地方の場合、もらった人は使えるお店が多いので便利でしょうね。
また、街内で消費される訳ですから、街の経済にも貢献する訳です。Tamswegの場合、お買い物券は1枚、10Euroで、最近リニューアルを実施。街の中心にある観光案内所などで発売していました(最後の写真が、お買い物券を販売している観光案内所です)。
オーストリアでは、各地で、このような取り組みが行われているようです。
このお買い物券ですが、Tamsweg周辺で、どの程度、普及しているのかどうかは、わかりませんが、地域経済振興の起爆剤になってくれると良いですね。
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