謎のピクトグラムシリーズ ピアリステン教会前の広場にて
今日も短めの話題でご容赦ください。さて、今日は「謎のピクトグラムシリーズ」です。
こちらでは、教会が街の中心にあり、その前が広場になっているのが一般的です。この広場で市などが開かれているところもあります。Mariahilfer Straßeに面したPfarramt Mariahilfでは、この時期、クリスマス市も開催されています。
ウィーンの場合、教会の数が多いこともあり、必ずしも広場がある訳ではありませんが、それでも広場を併設しているところが多いのは、やはり各種行事が関係しているのかもしれません。
8区にある有名なPiaristenkirche Maria Treu(ピアリステン教会)前にも広い広場があります。この教会はブルックナー縁の教会として、音楽ファンにも知られています。
教会に掲げられているプレートには、「1861年11月21日、本教会のオルガンを用いて作曲試験の実技を受けた」と書かれています。
教会前の広場ですが、夏の間は、ピアリステンガッセを挟んで向かいにあるレストランのシャニガルテンとしても利用されています。また、小学校が併設されているため、子供さんの遊び場としても利用されている広場です。
さて、この広場を照らす電灯の柱にピクトグラムの注意書きが取り付けられていました。
比較的オーソドックスなものですが、左から「サッカー禁止」、「愛犬にはリートを付ける」、「ゴミはゴミ箱に捨てる」という三つです。
「サッカー禁止」と「犬にはリートを付ける」が入っているのは、小学校に面しているためだと思います。
こちらでは、公園が用途別に整備されており、以前もご紹介したように完全に金網で囲ってボールが外に出ない構造の球技場を備えたところもあります。そういうところで、サッカーをやってくださいね‥ということでしょう。
ドッグランが設けられている公園も増えているので、犬の運動は、そういった公園を利用しましょうという訳です。
ところで、最近、日本の友人から、“日本は街頭のゴミ箱が減っている気がする“という話を聞きました。
一時、テロ防止の観点から、駅構内などのゴミ箱が撤去されたことがありましたが、その後、戻ったと思ったのですが、また減っているのでしょうかね。ゴミの回収費用などがかかることが、理由なのでしょうか。
考えてみると、こちらでもゴミ箱に爆発物などを仕掛けられる可能性があるため、テロが勃発している今日、ゴミ箱を残しておくのはリスクがありそうな気もしますが、今のところ撤去の動きはないようです。
最もこちらの場合、頻繁に街中にあるゴミ箱からゴミの回収をしているので、そういう意味では、大丈夫と踏んでいるのかもしれません。
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