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November 16, 2015

深刻な店舗の撤退

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今日は「店舗撤退の話題」をお伝えしましょう。

日本でも地方都市で、商店街が衰退し「シャッター通り」と化している場所が増えているようですが、オーストリアでも同じような現象が起こっています。

オーストリアは、今まで日本に比べると個人商店を優遇する政策をとっており、大手のスーパーマーケットチェーンが進出しても、ベッカライや肉屋など、それなりに営業している店舗がありました。しかし、最近は後継者難という問題が発生しており、自分の代で店を閉めるというケースも増えているようです。

後継者難で店を閉めるというのはウィーンでも増えていますが、ウィーンの場合、閉めた店の跡に業態は違いますが、新しい店舗がすぐに入るのが一般的です。

しかし、地方都市の場合、次に入る店が出てこないため、結果として、シャッター通りのような雰囲気になってしまうケースもあります。

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毎夏、Feriが訪れるシュタイヤマルク州ムールタールの中心都市Murauでも、今夏、撤退したお店を数多く見かけました。

困ったもので、個人商店が閉店してしまうと、街全体の集客力が低下するため、チェーン店も撤退するケースがあるということです。こうなると悪循環の始まりで、街がどんどん衰退していきます。

Murauの場合、主要道路沿いには、大手スーパーマーケットをはじめとする大型店舗があるので、街全体で見ると、それなりの活力を維持しています。

しかし、車両の乗り入れが制限されている旧市街に入ると、惨憺たる結果‥ 多くの商店が店を閉めており、活気が感じられません。

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写真のCaféは中心部に隣接するロケーションの良い場所にあるのですが、今夏は閉店していました。

Lungauの中心都市であるTamswegの方は、まだ個人商店が健在で、シャッター通りのようにはなっていませんが、今後が気になるところです。

幸いなことに、一部ではありますが、新しいお店も入っており、何とか現状を維持しようという気概が感じられます。最後の写真が、最近オープンした新しいお店です。

しかし、後継者難については、地方都市の場合、日本のように若い人が激減しているということが少ないとは言え、対策は難しいような気がします。


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街角の話題 |

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