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November 02, 2015

寒い季節になりました‥暖房こぼれ話

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日本では、11月3日が「文化の日」(昔は明治節)でお休みなので、こちらだったら2日はズル休みが増える「窓の日」という訳です。最も、まじめで働き者の日本人の皆さまは、ズル休みをする人はいないでしょうが‥

さて、今日は「暖房の話題」をお伝えしましょう。

10月中旬くらいからウィーンも寒くなり、朝、アパートの窓から外を眺めると煙突から排気が出ている住まいを多く見かけるようになりました。

Feriが以前、お世話になっていた17区のアパートは最近の建物なので、集中ボイラーによる全館給湯システムでした。そのため、各戸で何も操作をしなくても、蛇口からお湯が出ましたし、暖房用のスチームもラジエーターのバルブをひねるだけで暖かくなりました。

更に最近の建物なので、天井が低く(と言っても日本並みの高さはありますが‥)、ほとんど暖房を使わなくても快適に過ごすことができました。

昨年、9月に家主さんについていく形で移動した5区のアパートは、築年数はわかりませんが、石造りで装飾を施してある建物の外観から想像すると、100年以上は経っているような気がします。

もちろん、室内は床や壁なども含めてリフォームされており、古い感じはしません。さらに窓についても新しいものに取り替えられているため、すきま風云々という心配は皆無。さすが寒い国です。

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ただ、リフォームではどうしようもないのが、天井の高さです。実際に測ったことはありませんが、3メートル近くあるような気がします。

前のアパートは、室内に音が反響する特性があったのですが、天井高が高いため、こちらは、ほとんど反響しません。その点は快適なのですが、空間が広いため、若干、寒いような気がします。

また、給湯システムも古い建物なので、各戸独立方式です。大型の給湯器が設置されており、これでお風呂や洗面所のお湯や暖房用のスチームを供給しています。

この給湯器ですが、ドイツ製で製品名はJunkers(ユンカース)。こちらでは、有名な給湯器だそうです。

こちらは、ガスは爆発のリスクがあるため、積極的に使いませんが、さすがに大型の給湯器だけはガスを使うケースが多いようで、Feriが住むアパートにあるJunkersもガス給湯器です。

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面白いのは、給湯と暖房が、それぞれ別になっている点です。先日、日中、ちょっと冷え込んだので、自室の暖房用ラジエーターを開けたのですが、温かくなりません。

給湯器のコントロールパネルを開けてみたのですが、スチームの温度を設定するスイッチはありましたが、ラジエーターにスチームを供給するコントローラーは見あたりませんでした。

ちなみにコントロールパネルの左側がスチームの温度設定、右側が給湯の温度設定です。

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夜、家主さんが戻ってきてから訪ねたところ、実はリビングルームに暖房用のコントローラーがあり、これで基本設定をする旨を教えてくれました。

このコントローラーでは、スチームの供給時間、供給を開始する室温などを自由に設定できるようになっています。
“寒いようだったら、このボタンを押して、スチームの供給開始温度を調整してね“とのこと。

ところが、これがくせ者で、どうも室温はコントローラーのある部屋で測定しているため、コントローラーのあるリビングルームの室温に左右されてしまうのです。

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その結果、床がタイル張りで、一番寒いキッチンの温度はなかなか上がりません。そこで、リビングルームにあるラジエーターのバルブを綴じて、室温を下げて、スチームの供給を行うように設定したところ、キッチンのラジエーターも温まってきました。やれやれ‥

日中、明るさの関係でキッチンのテーブルで仕事をするケースが多いFeri。キッチンが寒いと、仕事がはかどりません。これでやっと快適に仕事ができるようになりました。

なお、給湯と暖房が別系等になっているため、暖房時は給湯器の音は意外に静かです。逆にお風呂にお湯を張る時などは、盛大な音がしますが‥

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給湯器は室内に設置されていますが、排気は直接、煙突につながっており、屋外に排出される仕組みになっています。

余談ですが、キッチンのシンクにもお湯が出るのですが、こちらは実はシンク下に小型の電気温水器ビルトインされており、これでお湯を供給しています。

恐らく、古い建物なので、給湯器からお湯の配管がキッチンまで行っていないのでしょう。建物が変わると、色々な発見があるものですね。

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