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November 19, 2015

電飾雑感

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今日は「電飾にまつわるお話」です。

本当に気が早いと思うのですが、先週末から、ウィーンでは市庁舎前などでクリスマス市が始まりました。クリスマス市が始まると、街の中でも電飾が始まります。

最近は使用電力が低いLEDなども使用されていますが、それでも電力を消費することには違いありません。

ところで、こちらにお越しになった方はおわかりかと思いますが、ウィーンは基本的に「暗い街」です。それでも、30年前よりはずいぶん明るくなりましたが‥

もちろん、繁華街や郊外のショッピングセンターのようには例外はありますが、日本のコンビニエンスストアや遊技場のように煌々と照明を点灯させている施設は余り見かけません。

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昔よりは増えましたが、背面に照明を入れた広告も比較的少ないような気がします。

Feriが住んでいるアパートも同様。以前、住んでいた17区のアパートは、門扉から玄関までのアプローチが多少、長かったため、夜間は自動点灯式の照明がついていました。

が、深夜になると自動点灯は動作しなくなります。そのため、オペレッタ鑑賞などで、深夜に戻る場合、懐中電灯は必須のアイテムでした。

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現在の5区のアパートは道路の面している古い建物ですが、それでもアパート入り口の照明は暗く、深夜に鍵をかける場合、懐中電灯のお世話になります。

それだけにアドベントの時期に行われる電飾が際立つ‥ということなのでしょう。

ところで、日本では、東日本大震災以降、節電の動きが活発になりましたね。特に公共施設や交通機関では、節電の一環として照明のカットが行われましたが、現在も継続中のところも多いようです。

そう言えば、電車に乗ったら蛍光灯が外されたままという光景を見かけました。友人の話だと、彼の自宅最寄り駅は今でも節電モードだそうです。

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具体的には階段の足元を照らす照明が転倒しておらず、正直、夜間は階段を下りるときに怖い思いをすることもある‥とこぼしていました。

もちろん、エネルギー資源の乏しい日本ですから、節電は大切ですが、人々の安全を確保する照明はカットしたままで、クリスマス前になると各地で、派手な電飾を行う‥何か、方向性が違っているような気がするのはFeriだけでしょうか。

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本当に必要な照明は早期に復活させて、電飾のような不要不急なものは、セーブするという発想にならないのが疑問でなりません。暗い街、ウィーンにいると、そういった思いに駆られます。

ところで、オーストリアは反原発の国なので、日本のニュースが流れると、だいたい福島第一原子力発電所関連の内容です。例えば、「大雨で汚染水の一部が流出した」といったローカルな話題もしっかり取り上げられています。

まぁ、日頃からの節電(とは言ってもキッチンなどは、日本では風前の灯火となった「オール電化」のところが多いのですが‥)により、再生可能エネルギーを中心とした電力で、何とかまかなえる国ですから、気になるのかもしれません。


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