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November 12, 2015

山間の小さい乳製品加工工場

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今日は「乳製品の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアは農業国家でもありますが、酪農に関しては大きな特徴があります。それは、小規模な家族経営の農家が自然の中で乳牛などを飼育していることです。

さすがに冬期間は牛舎に入れますが、初夏から秋にかけては、牧草地に放し飼いになっており、自然が豊かな中で飼育されています。

酪農農家の70%が山岳地帯にあるそうで、平均17頭の乳牛を飼育しているというデーターもあります。

Feriが毎夏、訪れるLungauでも酪農が盛んで、山の中に入ると必ず放牧地があり、牛がのんびりと草を食んでいます。確かにストレス・レスの環境ですね。

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また、幹線道路をドライブしていると、街の入り口などで生乳タンクを見かけることがあります。

これは酪農家が自分のところで採取した原乳を出荷するためのもので、加工工場のタンクローリーが巡回して、タンクから生乳を回収しているようです。

なお、オーストリアで生産される牛乳のうち、約300万トンが加工に回されているというデーターもあります。

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日本でも最近は小規模な乳製品工場があるようですが、オーストリアでは、昔から地域密着の乳製品加工工場があります。

今回お目にかけるのは、LungauのTamswegにある乳製品加工工場。正直、本当に小さいですが、建物には燦然と輝く「Salzburg Milch」の文字。地元産のプライドが感じられますね。

ただし、工場だけでなく、「Lungauer Molkereimarkt」という直売所を設けて、直売も行っているのがミソです。

「Molkereimarkt」(乳製品マーケット)という店名が示すように販売している商品は、当然、自社製のケーゼなどが中心ですが、他の商品も扱っており、スーパーマーケットのような感じです。

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直売なので、Goudaが1kgで5.25Euroというお値段でした。また、特売品としてExtrawurstが500gで2.70Euro、Schlußspeckが1kgで13.90Euroで、それぞれ販売していました。

ところで、店名の看板に描かれているのは、ご存じ、ケーゼが好きなネズミ君。で、ポスターにも掲載されているところから、このネズミ君がお店のメインキャラクターらしいのですが、もう一つ店頭に「立つ雌牛」もいました。

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サブキャラクターのようで、こちらは台座に「Dookle」という文字が書かれていました。ただ、雌牛のニックネームなのかどうかは不明‥

生産者直売ということで、地元の人も結構利用しており、駐車場にはいつも車が止まっていしたが、この程度の小規模生産設備で商売になってしまうところが、たいしたものです。

やはり「生産者が見える」というのは、Bioにこだわるこちらの皆さんにとっては魅力的なのでしょう。

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