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November 06, 2015

番外編 「オーストリアを味わう試食・試飲会2015」がありました

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秋は収穫の季節‥という訳では、ありませんが、恒例のオーストリア大使館商務部が音頭をとったイベント「オーストリアを味わう試食・試飲会」が11月4日、東京・汐留のコンラッド東京で開催されました。

日頃、お世話になっているオーストリアの行事なので、当日、参加した友人の話をまとめて、その模様をご紹介しましょう。

今回は、関係者対象の「オーストリアを味わう試食・試飲会2015」が13時~17時30分まで、一般対象の「第2回オーストリアワイン大試飲会」(有料)が、19時~21時の時間帯で行われました。

友人は一般対象の「第2回オーストリアワイン大試飲会」には参加していないので、レポートは前半のみとなります。

また、当日はワインセミナー「ブラウフレンキッシュ:オーストリア赤ワインの魅力」と、チーズセミナー「オーストリアアルプスと自然の恵み」も開催されました。ただ、ワインセミナーは、大変な人気だったようで、友人も申し込んだのですが、最終的に応募人数超過で参加できませんでした。

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今回は、オーストリア本国からアンドレー・ルップレヒター農林環境水資源管理大臣も参加され、冒頭で、ご挨拶をされたそうです。気合いが入っていますね。

ルップレヒター大臣ですが、ロシアへの制裁で農産品の輸出が禁止され、大臣の地元で、リンゴの名産地シュタイヤマルクが困った時、“1日1個のりんごで医者要らず“をもじって、“1日1個のりんごでプーチン要らず、国民のみなさん、どんどんりんごを!“という名言で有名になった方です。

友人の印象によると、オーストリアワインのインポーターさんが、ずいぶん増えているという感じがしたそうです。実際、会場に出展したインポーターさんは20社以上だったようです。

元々、大量生産をしていないオーストリアワインなので、大量に輸入・販売することは難しいだけに、中小のインポーターさんの方が、向いているのかもしれません。

友人もワインが好きなので、こちらではホイリゲにも行きますが、懐かしいGRÜNER VELTLINERを色々と試飲したようです。

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その中で、面白い経験をしたようです。株式会社友永商会さんのブースでは、ウィーン市直営醸造所Weingut Wien Cobenzlのワインを扱っていました。

日本へ輸入されるオーストリアワインは、基本的にウィーン市内よりも、ニーダーエスターライヒ州(ヴァッハウ、クレムスタールなど)、ブルゲンラント州(ノイジードラーゼー、ライタベアクなど)、シュタイヤマルク州などが多いので、珍しいですね。

以前、このブログでもご紹介したこともあるWeingut Wien Cobenz謹製のワインなので、友人が“ここに行って、飲んだことがありますよ“と声をかけたところ、社長さんから、思わぬ一言が‥

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“実は店は府中にあるのですが、府中市とウィーン17区は姉妹都市の縁組みを結んでおり、それが縁で、Cobenzlのワインを扱うようになったのですよ“。

友人も府中市と17区が姉妹都市になっていることは知っているので、その旨を話すと、隣にいた女性(後で名刺交換をしたら取締役だったそうです)が、“社長は、以前、府中市の副市長を務めており、退職後、17区の区長さんに紹介してもらい、Cobenzlと縁ができたのです“とのこと。

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17区と言えば、Feriが2年間住んでいたアパートのあるところ。そこで、友人が、“友人が2年ほど17区に住んでおり、その時にアパートへ行ったことがあるのですが‥“と話したところ、17区のローカルな話題で大盛り上がり。イァー、世間は狭いものです。

ご家族で経営されているようで、姉妹都市の関係を強化するためにも、コストを抑えて、お手頃な価格でCobenzlのワインを提供しているようです。

友人が見た同社のワイン袋には、懐かしの17区の紋章が描かれていたとか。Feriも、是非、お目にかかりたいものです。

ちなみに右の写真に移っている初老の男性が社長さんです。

食品では、蜂蜜、ハム、お菓子、パンなどが出展されていたようですが、やはりインポーターさんの数では、ワインの方が圧倒的に多かったようです。

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日本では、最近はNHKあたりも「今年のボジョレーニューボー入荷の話題」を取り上げていますが、バブル期のような派手なお祭り騒ぎはなくなったと聞いています。

ただ、逆にペットボトルに入ったボジョレーニューボーがスーパーマーケットなどで安く売り出されているのも、違和感はありますね。

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一方、オーストリアの新酒ホイリゲについては、日本でも地に足がついた状態でワインを楽しむ会などが開かれるようになってきたのは、嬉しいことです。

ちなみに、ホイリゲの解禁は11月11日ですが、時差の関係で、日本では10日の深夜に解禁となります。

余談ですが、友人からの話によると、今回、アンドレー・ルップレヒター農林環境水資源管理大臣が参加したにもかかわらず、残念ながらオープニングイベントを取材するテレビ局をはじめとする大手マスコミの姿はゼロ。

恐らくオーストリア大使館商務部は、在京の大手マスコミにもリリースを流しているでしょうが、それだけでは、取材は期待できないと思います。

やはり大手マスコミに来場してもらい、ある程度、取り上げてもらって始めて、大きな成果につながります。

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大手マスコミに取材をしてもらうには、政治力が不可欠。本国から大臣が来ている訳ですから、日本の政治家、農水大臣は無理でも副大臣や政務官クラスを引っ張り出してきて、墺日のツーショットが実現すれば、宣伝効果は抜群でしょう。

最近、自民党の農林部会長に就任した小泉進次郎氏ならば、注目度は抜群だったかもしれません。

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そうすれば、NHKは無理でも、コンラッド東京は、日本テレビのすぐ近くにあるだけに、取材が実現できた可能性は高いでしょう。

また、日経系列のテレビ東京は、経済番組も放送しているので、そういう視点からオーストリアのマーケティング戦略を取り上げてもらうことも可能なような気がします。

正攻法でのマーケティングも大切ですが、やはり世間にアピールするには、戦略的な発想が不可欠。これで、成功したのがボジョレーニューボーですから‥ 素晴らしいオーストリアのワインや食品を日本に広めてもらいたいと思う今日この頃です。

といは言っても政治力が皆無のFeriには、ブログでご紹介するのが精一杯ですが‥ さぁ、皆さんもオーストリアのワインを、是非、お召し上がりください。

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