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January 20, 2016

Neustifteの再開発 その後(Part2)

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今日は「Neustifteの話題」をお届けしましょう。

最近は観光客の皆さんが多数、訪れるようになったNeustifteのホイリゲ街ですが、同時に色々な問題も起きています。

一つは、後継者難から、廃業するホイリゲが出てきていることです。さすがに観光客御用達の大規模ホイリゲは健在ですが、比較的、規模の小さい店は後継者の問題などで大変なようです。

そして、もう一つの問題は、以前も、このブログでご紹介したように、「廃業したホイリゲの跡地利用」です(詳しくは、2014年6月2015年2月の記事をご覧ください)。

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Neustifte付近は環境が良いので、住宅地としても人気があるようです。特に最近のウィーンは住宅不足が顕著なので、デベロッパーの立場では、再開発に当たり、高層アパートを建てたくなるもの‥

しかし、住宅立地とは言え、昔からの建物が多いところに高層アパートを建てれば、当然のことながら周囲と調和しないという問題が発生します。

以前、このブログでもご紹介したNeustifteの再開発では、地域住民に加えて地元自治体も巻き込んで大騒ぎになりました。何しろ、一時は建設差し止めに発展しそうな雲行きでしたから‥

結局、デベロッパー側が折れた形になり、高層アパートの建築を断念し、周囲の景観に合わせたデザインの低層アパート建設に計画が変更されました。

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先日、Neustifteに出かけた際、せっかくなので、再開発の現場を見てきました。

すでに建物の外部はほぼ完成しており、外構工事や、内部の仕上げに入っているようです。写真をご覧になるとわかるように、建物は屋根裏部屋のある2階建てというビーダーマイヤー様式のようなデザインです。

隣接する建物は、以前からある石造りのものですが、これと比べても違和感は少ないと思います。

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恐らく2016年の早い段階で完成すると思いますが、周囲の皆さんも一安心‥といったところでしょうか。

しかし、Neustifteには、写真のように廃業後、建物を解体したホイリゲもあり、今後、これらの土地をどのように活用するのかという課題が残っています。

日本では、国立市で高層マンションの規制に乗り出した市長が、退職後にデベロッパーから名誉毀損で告訴されたというケースもあり、この手の規制は開発前に施行しないと、後々トラブルの元になるようです。

本来はホイリゲとして継続できれば良いのでしょうが、色々と難しい面もあるのでしょう。Feriにできることは、規模の小さいホイリゲに足繁く通って、ワインをいただくこと暗いでしょうかね。

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