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January 11, 2016

「ビーダーマイヤー様式の建物」の秘密

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今日は「建物の秘密」をご紹介しましょう。

Feriが住んでいるアパートのある5区は、比較的古い建物が残っています。その中には、いわゆるビーダーマイヤー様式の建物もあります。古き良き時代のウィーンを連想させるビーダーマイヤー様式の建物は風情がありますね。

もちろん、こちらでは部屋の中はリフォームして快適に使うのが一般的になっているので、外側が古くても、「中はきれいで最新の設備」というケースが一般的です。ここが日本の住まいと一番異なるところでしょうか。

ところで、Feriがお借りしている部屋は日本式では5階にあたるため、周囲の建物、とくに裏側を見下ろすことができます。

人様の住まいですから、あまり詳細に観察するのは問題でしょうが、建物が入り組んでいることもあり、正直、部屋の窓から見えてしまう部分があります。

冒頭の写真は、ちょうどアパートの裏側にある建物です。昔ながらの2階建てで、屋根裏部屋も並んでいます。

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さて、2枚目の写真をご覧ください。ガラス張りのリフトが中央に設置されている上に、見事なテラスが設置されています。

写真は冬の時期なので、閑散としていますが、季節の良い時期には、ここにデッキチェアなどを並べて私設シャニガルテンとしてお使いになっています。

実は、この写真は冒頭でご紹介した建物の裏側。つまりファザードだけ活用して、それ以外は事実上、新築したような形になっているのです。

しかも通常、ビーダーマイヤー様式の建物は、屋根が全面的に瓦葺きなのですが、このケースでは、屋根裏部屋として活用しているためか、表から見えない部分は金属製になっています。

少なくとも、表側を見ただけでは、内部(というか裏側)が、このようになっているとは想像もできません。

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ちなみに、このテラスには大型犬が出ていることがあり、Feriがアパートのベランダに出ると、吠えられることが希にあります。

個人宅なので、中は詳しく知る由もありませんが、この裏側だけを見ても、かなり立派な改装工事を行っていることがわかるので、きっと内部も大邸宅使用ではないでしょうか。

また、日本でもファザードを活用して、裏側を改築するケースが皆無ではありませんが、その際、裏側の建物を大きくしてしまうことがあります。しかし、この例では、表から見る限り、裏側の建物が全く見えない高さで建設しているところがミソ。よく考えられています。

このようにファザードを活かしながら、快適な生活ができるように改築すると、街の景観も守ることができるので、一石二鳥と言えるかもしれません。


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