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February 11, 2016

トラブル続きのブダペスト珍道中(後編)

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今日は「トラブル続きのブダペスト珍道中」の後半をお伝えしましょう。

美味しい食事で、凹んだ気持ちを建て直したFeriでしたが、この日のトラブルは、まだ続きます。

次のトラブルは、ホテル編です。ドナウ川沿いを散歩して、夜景を撮影してから、20時過ぎにホテルへと戻ると部屋が涼しいのです。

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ふと窓を見ると上が開いているではありませんか。ちゃんと閉めようと操作したのですが、ロックがかかりません。悪戦苦闘30分。何度やってもだめなので、フロントに連絡して、係員を派遣してもらうことに‥

ちなみに左の写真が、窓にロックがかからなかったシングルルームです。駅から到着した直後に撮影しているので、まだ表が明るいですね。 

Feriからの連絡を受けて、工具を持った専門の係員が来て、窓の金具をはずして、本格的な調整作業をしたものロックは復旧しません。正直、この間、窓が開いていましたから、寒かった‥

修理担当係員と一緒に来たメイドさんが気を利かしてフロントに電話して、部屋を変わることになりました。新しく案内された部屋は、全く問題なく、快適に過ごすことができたのは言うまでもありません。

また、シングルルームから、ツィンのシングルユースにインボラアップグレード。

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右の写真が、同じフロアで移動した新しい部屋です。

これで、トラブルのネタは尽きたかと思ったのですが、厄落としは済んでおらず、実は、「最大のトラブル」が翌日、控えているとは、予想もしていませんでした。

最後のトラブルは、帰りのブダペスト東駅編です。

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翌朝、EC24列車でウィーンへ戻るためホテルから、タクシーでブダペスト東駅へ向かいました。

列車は発車まで1時間以上あったのですが、すでに車両が据え付けられていました。このEC24列車はドイツのケルン行きですが、客車はÖBBのものです。

1等車は後ろの2両でしたが、結構予約が入っています。しかし、ほとんどはウィーン西駅以降の予約なので、ブタペスト-ウィーン間はのんびりできそうです。

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もちろん、ÖBBの客車なので、暖房も問題ありません(笑)。やはりÖBBの車両に乗ると、我が家に帰ってきたような安心感があります。

ところで、ブダペストは、ウィーンよりも治安が良くないので、Feriは荷物を常に手元に置いて、注意していたのは言うまでもありません。

出発時間まで時間があるので、駅構内の写真を撮影してから、車内に戻り、売店で買ったハンガリーのビアを飲んで一休み。列車は定刻にブタペスト東駅を出発しました。

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列車は順調に走り、国境検査も通常どおりスムーズに行われました(当時は車内でイミグレーションが行われていたのですよね。最も難民問題で、国境検査が再開されましたが‥)。

オーストリア国内に入ってから、車内販売でOttalringerを購入して、ビアを楽しみながら、いざウィーンへ。EC24列車は定刻より若干遅れてウィーン西駅に到着しました。

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ウィーン到着後、市内のクリスマス市へ立ち寄り、ビデオ撮影するためバッグを開けたところ、何とビデオカメラが入っていないことに気がきました。

最後にビデオカメラ使ったのはブダペスト東駅構内を撮影した時です。その後、バッグにしまったままだったので、気がつかなかったのです。

列車内でビデオカメラを出していないので、列車内に落としたことは考えにくく、恐らく東駅でちょっとした隙に盗まれたのでしょう。

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恐らく、Feriがビデオカメラをバッグから取り出して、駅構内を撮影した後、戻したところを見ていたスリがいたのだと思います。さすがプロ(感心してどうする)。

当時のビデオカメラは発売国に合わせて仕様が決まっていました。Feriは、当然、日本で購入したので録画方式はNTSC方式。一方、ヨーロッパではPAL方式かSECAM方式です。

ハンガリーはSECAM方式なので、仮にFeriのビデオカメラを転売しようとしても、そのままではヨーロッパのテレビに映らないので、役立たず‥ そこまでわかっていたのかどうか‥ 犯人に訊いてみたいところです。

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ちなみに東欧でSECAM方式が多い理由は、冷戦下で西側のテレビ放送を視聴させたくなかった政治的理由によるものです。

この時は1本のテープに総ての記録を収めていたため、ブダペストに行く前のウィーン編も含めて、全滅です。ビデオカメラの紛失以上に記録の紛失の方が、ショックが大きかったですね。

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実は、この時は、ブダペストからウィーンに戻った日に、シュベヒャート空港から日本へ向かうスケジュールになっていたため、時間的に警察へ盗難届も出せず、せっかくかけた旅行保険も申請できませんでした。

まぁ、自分自身に被害がなかったので、今から考えると「笑い話」のような内容ですが、やはり海外では慎重な行動が求められると言うことを実感した珍道中でした。

ちなみに、この年のウィーンでの目玉公演はフォルクスオーパーのオペレッタ「ボッカッチョ」プルミエでした。という訳で、締めくくりはお口直しに「ボッカッチョ」プルミエの舞台写真をどうぞ。

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Comments

今回のウィーン滞在中にはブダペストにも行く予定ですので、興味深く読ませていただきました。
男性でさえプロのスリに目をつけられるとキレイに盗られてしまうんだから、女の一人旅はいい鴨だと見られるんでしょうね‥
気をつけようと思います。

Posted by: のんのん | February 12, 2016 at 12:22 AM

のんのん様

ウィーンでは地元民のような生活をしているFeriですが、如何せん、ブダペストへ行けば旅行者であることが見え見えですから、狙われたのでしょう。

狙われないコツは、街中でガイドブックを広げて歩かない(これは申し訳ありませんが、カモが歩いているように見えるそうです) 、バッグのポケットは必ず締めておく(かつ、手前に持つ)だそうです。

新手の犯罪もありますので、ご用心ください。

Posted by: Feri | February 12, 2016 at 06:16 PM

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