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March 2016

March 31, 2016

U5・U2建設に伴う地質調査が始まりました

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早いもので、3月も今日でおしまい。今年も1/4が経過したことになります。

さて、「3月最後の話題」は、「ウィーン地下鉄新路線の話題」をお伝えしましょう。

紆余曲折はありましたが、ウィーン市では地下鉄U5の建設とU2の新ルート建設を決定しました。

まずは建設計画の簡単な「おさらい」から‥

現在、U2は都心のKarlsplatzと郊外のSeestadt間、17kmを結んでいますが、新たにRathaus-Matzleinsdorfer Platz間を建設し、Seestadt-Matzleinsdorfer Platz間の路線にします。将来的には更に南進させWienerbergまでの延伸が計画されています。

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一方、新路線のU5は第1期計画としてRathaus-Frankhplatz (Altes AKH)間が建設されますが、合わせて現在、U2となっているRathaus-Kalsplatz間がU5に転換され、Alser Straße-Kalsplatz間の路線として開業する予定です。

U5については、第2次計画として、Feriが以前お世話になっていた17区の区役所があるElterleinplatzまでの延伸が計画されています。

ウィーン市とWiener Linienでは、第1期計画については、U2、U5ともに2023年の完成を目指しています。

このような計画を踏まえて、2016年3月から新規建設区間で、ウィーン市MA29(Brückenbau und Grundbau)の手によって地質調査が始まりました。

新規建設区間は都心部なので、工事はオーストリア得意のシールド工法で行われることになると思いますが、その前提として、建設区間の地質を調査するものです。

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March 30, 2016

サービスの生産性‥雑感

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今日は「オーストリアと日本の違い」についての私見です。

よく、日経新聞などを読むと「日本のサービス業は生産性が低い」という記事を見かけます。

製造業などと比べると、サービス産業の生産性は必ずしも高くはなく、小売業、飲食業、宿泊業などの業種では、アメリカの水準の5割から6割程度にとどまっているというデーターもあるようです。

ただ、こちらで日常生活をしていると、正直、「日本人だったらイライラする」という場面に、よく出くわします。

例えば、スーパーマーケット。Feriがよく利用するアパート近くのスーパーマーケットは、中型店舗です。通常、レジに入っているチェッカーさんは1名です。

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混雑が激しくなってくると、コールが入って1名加わりますが、それ以上、チェッカーさんが入るのは例外中の例外(実際、要員がいないみたいです)。

ちなみにPOS対応のレジスターは一般的なものが2基、商品点数が少ないお客さま向けのものが3基ありますが、稼働する時間帯は限られているようです。

従業員さんの配置を見ていると、ベーカリーと総菜、精肉は一つのコーナーに集約されているため、通常2名体制で回しているようです。その他、品出し要員が2名~3名程度いるようです。

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つまり、日中は5名程度で店を回していることになります。そのため、会計には時間がかかるのが普通で、必ず行列ができます。

しかも、日本のスーパーマーケットのように商品をPOSレジでスキャンしてから、バスケットに入れ替えるのではなく、お客さまがベルトコンベアーに流した商品をスキャンして、移動させるだけですから、手間も掛かりません。

商品のスキャンが終わって会計が済んでも、お客さまが自分のバッグなどに入れ終わるまで、商品が置き場に残ったままなので、次の会計に移りにくい‥

それも問題ですが、実際には、会計が終わったお客さまが自分のバッグなどに商品を入れている途中から、次のお客さまへの対応が始まります。 

当たり前ですが、日本のようにご年配のお客さまに対して、従業員さんが商品の入ったバスケットをテーブルまで運んでくれるということは皆無です。

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March 29, 2016

アパートの上を旅客機が飛行中

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今日は「ウィーン上空の航空路にまつわるお話」です。

当たり前ですが、ウィーンに限らず、ヨーロッパの場合、中・長距離路線は大都市の上空を飛行しています。

旅客機が、1万メートル上空を飛んでいる場合、騒音はほとんど気になりません。ただ、飛行機雲が見えるだけ‥といった感じです。

しかし、最近になってシュベヒャート空港(Wien Schwechat)を離発着する航空機が、ウィーン市内上空を飛行するようになりました。

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どうも使用する滑走路の関係らしいのですが、正直、5区のアパートへ移った当時、いきなりアパート上空を旅客機が横切ったのには、驚きました。

まぁ、飛行機が好きなFeriにとっては、楽しい一瞬でもありますが‥トップの写真は、アパートの窓から撮影したのです。

ちなみに2枚目の写真は、アパート前の通り。こんな通りの上を旅客機が通過している訳です。

シュベヒャート空港にはRunway11/29、Runway16/34という2本の滑走路があります。当日に風向きなどによって、離陸、着陸に使う滑走路は変わりますが、ちょっと調べたところ、どうもRunway11に着陸する際、アパート上空を通過するようです。

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March 28, 2016

Badenの立体式駐輪場

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オーストリアでは、昨日のイースター(Ostersonntag)に続いて、今日、月曜日もOstermontagでお休み。次の祝日は5月1日の「Tag der Arbeit」(メーデー)なので、この三連休は大切です。

さて、今日は「駐輪場の話題」を届けしましょう。

このブログでも、再三取り上げているようにオーストリアでは、都市交通における自転車の位置づけが明確になっています。

自転車専用レーンや信号機の設置、都市部も含む鉄道での自転車輸送、駐輪場の整備、レンタル自転車システムの導入など、様々な対策がとられています。

自動車と歩行者の狭間で肩身の狭い思いをしている日本とは、ずいぶん異なりますが、これは政治的な問題も関係しているような気がします。

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ウィーンでは、基本的に屋外の駐輪場は普通に自転車を止めておくだけのスペースが基本で、何らかの機器が設置されているケースは希です。

いわゆるシンプルな駐輪場ですね。そのため、利用者は盗難防止に、かなり神経を使っています。頑丈な鍵を掛けるのはもちろん、車輪を一つ外してしまう人も時々見かけます。

先日、Badenにオペレッタを見に行った時、ÖBBを利用したのですが、Baden駅構内で興味深い施設を目にしました。

日本ではよく見かける業下2段になっている立体式の駐輪場です。駅構内なので、ちゃんと屋根も付いており、雨で濡れる心配もなさそうです。

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March 27, 2016

イースターの思い出

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今日、3月27日はキリスト教のイースター(復活祭)です。イースターは移動祝日(Ostersonntag)なので、毎年、日にちが変わりますが、今年は3月下旬になりました。という訳で、今日は「イースターにまつわる思い出話」を少々‥

キリスト教徒が少ない日本では、今まで、イースターはクリスマスよりも大々的に紹介されることが少なかったのですが、最近は、某有名テーマパークがイベントに取り入れるようになってから、日本でも徐々に商売に取り入れる商業施設が増えてきたような気がします。

忙しいですね。3月上旬は「春の節句」。「春分の日」を挟んで、「イースター」。そして「花見」ですから‥ そう言えば、日本独自の風習、「ホワイトデー」などという行事もありましたね。

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日本では「お花見」が春の訪れを告げる行事であるのと同じように、こちらでは「イースター」が春の訪れを告げる行事になっています。

それまでは、どちらかと言うとモノトーンの世界だったウィーンでも、イースターの前後からカラフルな色が目立つようになります。

その代表がイースター市(Ostermarkt)でおなじみのイースターエッグ(Osterei findet)ではないでしょうか。

Feriは、子供の頃、両親の影響で、日本でキリスト教の教会(プロテスタントですが)へ通っていました。

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March 26, 2016

路線図がちょっとだけ変わりました

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今日、3月26日、北海道新幹線が新函館北斗駅まで開業しましたが、札幌まで延長開業しないと、本当の意味での「北海道新幹線」にはなりませんよね。九州のように札幌-函館間を先に建設するという方法もあったような気がしますが‥

しかし、その昔、青函トンネルが開業した時は、本当に新幹線が通る日が来るのだろうか‥と思ったFeriとしては、感慨深いものがあります。

ちなみに、Feriが北海道へはじめて渡ったのは、学生の頃でした。上野から青森まで急行列車に乗り、津軽海峡は青函連絡船で渡りました。

現役時代の青函連絡船は「大きな船」という印象が強かったのですが、現役を引退して保存されている連絡船を見学したとき、自分のイメージよりもずいぶん小さかったのに驚いた記憶があります。

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ところで、北海道新幹線ですが、本来ならば騒音問題など皆無のトンネル内で、貨物列車とのすれ違いの関係から、速度が抑制されてしまうのは、残念なところ。

ご存じのように、ヨーロッパの長大鉄道トンネルは、ほとんど単線トンネルを並列で建設するのが一般的です。仮に青函トンネルも、単線トンネルを並列で建設していれば、こういった問題は発生しなかったことでしょう。

もっとも、当時、このような問題が発生すると予見した人が居なかったのかもしれませんが‥という訳で、今日のトップ写真は、その昔、Feriが函館で撮影した夜景です。左側の見えるのが函館港に保存されている青函連絡船「摩周丸」です。

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今日は「ウィーン市内の鉄道路線図の話題」です。

先日、「Flughafen Wien連絡ICの話題」をお届けしましたが、以前から気になっていたのは、“Flughafen Wien連絡新線が路線図に掲載されているのだろうか?”ということです。

ご乗車になった方はご存じのようにFlughafen Wien連絡新線には、お客さまが乗降する途中駅はありません。

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そこで、市内の駅に張り出されている各種路線図をチェックしてみました(閑人だなぁ‥という突っ込みはなし)。

まず、Wiener Linienの地下鉄駅などに張り出されおり、市販もされている有名なVOR発行の路線図(Gesamtnetz Wien)については、最新版の2016版でも、写真のように空港連絡線は描かれていませんでした。

本来ならば、S60の路線途中からS7の路線に短絡線が入るのですが、恐らくVORが統括しているS-Bahnが運行されていないので誤解を招くため、入れていないのでしょう。

左が本来、短絡線がある部分のクローズアップです。実際にはS60とS7の路線が最も接近している箇所に短絡線が設けられていますが、ご覧のように地図には描かれていません。

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March 25, 2016

傘をさしたマガジンラック

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最初は「お知らせ」から。

27日はイースターですが、それに合わせてウィーン交通博物館REMISEで、26日と27日の両日、ファミリー向けのイベント「Ostern im Verkehrsmuseum Remise」が開催されることになりました。巨大なイースターエッグ(Osterei findet)なども展示され、記念撮影などが楽しめるとか。

このほか、オールドタイマーによるシャトルバス(Oldtimer-Shuttle、路線番号78M、写真のバスが使われます)が運行されます。こちらは3月19日から土曜日・日曜日限定で、Schwedenplatz-REMISE間で運行が始まっています。

この時期、ウィーンにご滞在の皆さま、イースターに合わせてREMISEを訪れてはいかがでしょうか。

なお、詳しい情報はWiener Linienのホームページでご確認ください。

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昨日に引き続き、Feriの地元5区の話題。今日は「たばこ屋さんの話題」をお伝えしましょう。

日本では、最近、昔ながらのたばこ屋さんが減っているような気がするのですが、実際、どうなのでしょうね。そう言えば、たばこはコンビニエンスストアなどでお買い求めになる方が多いような気がします。

オーストリアは、昔からたばこ産業が盛んだったので、現在でも、いわゆる「街のたばこ屋さん」が多数、営業しています。

以前にもご紹介したことがありますが、たばこ屋さんと言っても、実際にはタバコ以外に色々な商品を販売しています。

ウィーンをはじめとする大都市の場合、その代表は市内交通のチケット。

地下鉄は別ですが、路面電車の場合、車内の自動券売機は使えるお金が硬貨に限られていますから、紙幣でチケットを買う場合、たばこ屋さんがベストです(しかも自販機が故障していることも多いので‥)。

また、新聞や雑誌、宝くじ、携帯電話のプリペイドカードなどもたばこ屋さんで販売しています。

日本のコンビニエンスストアほど豊富な品揃えではありませんが、それでも、こちらでは「便利なお店」には違いありません。

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March 24, 2016

夜だけ営業する謎のブルストスタンド

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最近はお財布の中身と相談しながら、外食を控えているFeriですが、今日は「スナックスタンド(IMBISS)の話題」をお届けしましょう。

ウィーン市内を歩いていると歩道上にスナックスタンド(IMBISS)が多数、設置されているのを見かけると思います。

日本の「屋台」と異なり、移動式ではなく、固定式のものが大多数。つまり立派な小型店舗‥という訳です。もちろん、公道の上に建っているので、当然、市当局には所場代(借地料)を払っているようです。

余談ですが、そろそろ営業を始めている歩道上のシャニガルテンも、市当局に所場代を支払っています。そのため、温かくなったから‥と言って、急にシャニガルテンを開設することは難しいのです。

さて、以前、この手のスナックスタンドは、各種ブルストを販売するブルストスタンド(Wurstelstand)が主流でした。しかし、時代の流れにより、ピザ屋ケバブ、焼きそばなどを販売するようになった店も増えてきました。

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通常、この手のスタンドですが、朝食の需要がないことから、早朝から営業しているところは少なく、朝は10時台から営業を開始するところが多いようです。

逆に夜は、かなり遅くまで営業しており、中には午前0時過ぎまでやっているところもあります。Feriも、その昔、国立歌劇場で「出待ち」をしていて深夜になってしまったとき、旧市街にあるブルストスタンドで、夜食としてフランクフルターを食べたこともあります。

さて、Feriの最寄り駅であるU4のPilgramgasse近くに「WÜRSTELBOX」というスタンドがあります。面白いのは、お店はPilgram-Brückeという橋の上(歩道上)にあります。ところが、日中、通りかかってもシャッターが閉まっており、営業していません。

最初は廃業したのかと思っていました。というのは、ウィーン市内でも廃業しているブルストスタンドもあるものですから‥(笑)

フォルクスオーパーでオペレッタを観てから、アパートに戻る途中、ふとスタンドの方を見ると、しっかり営業しているではありませんか。

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March 23, 2016

建設が進むU1  Oberlaa延伸工事の近況

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各国で大きく報道されていますが、昨日、ブリュッセルでテロ事件が発生しました。犠牲になった皆さまに心から哀悼の意を表します。

オーストリアでも空港をはじめとする主要施設の警備が厳しくなると思われます。今週はイースター休暇で移動する人が増えるだけに、混乱も予想されます。

しかし、空港の非制限エリアや地下鉄駅といったソフトターゲットは、このようなテロを完璧に防ぐことが困難なだけに、関係者も頭を悩ましていると思われます。

さて、今日は「地下鉄U1の南延伸工事の話題」をお伝えしましょう。

現在、Wiener Linienでは地下鉄U1でReumannplatz-Oberlaa間の延伸工事を進めています。

このブログでも、2015年5月17日の記事(詳しくはこちらから)で工事の模様をお伝えしましたが、工事もだいぶ進んだようなので、Wiener Linienの現場写真で工事の進捗をご紹介します。

まず、南延伸工事のおさらいから。工事はReumannplatz-Oberlaa間4.6キロを新たに建設するもので、Troststraße、Altes Landgut、Alaudagasse、Neulaa、Oberlaaという五つの駅が新設されます。

総工費は約600 Millionen Euro。工事は2012年に着工され、2017年秋の開業が予定されています。

全体的には、トンネルをはじめとする構造物の工事はほぼ完了したようで、すでに線路の敷設が完了している区間もあります。

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また、地下に駅がある区間では、内装の仕上げ、電気、地上設備の工事に入っているようです。今回の延伸区間は、地下、地上を問わずプラットホームは両側に列車は発着する島式になっています。

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○Troststraße駅付近
ReumannplatzからTroststraße駅までは、地上への影響を防ぐため単線シールド工法で施工されています。シールドトンネルの完成後、2015年12月に線路の敷設が完了し、現在、電気システムや内装工事に入っています。

Reumannplatz-Troststraße間は、トンネル工事の関係で、地上の道路に大規模な車線規制が行われていましたが、トンネル工事完了にともない、昔の姿に復旧しています。

車線規制もなくなりました。そのため、この下に地下鉄ができているとは、地上からはわかりません。Feriも、先日、ボタンを買うためにReumannplatzへ行った際、付近を散策しましたが、地下鉄工事の痕跡は姿を消していました。

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左が最近撮影したReumannplatz付近の道路です。この地下にU1の延伸区間が建設されています。

Troststraße駅は単線シールドトンネル内にあるため、駅には上下線のプラットホームを結ぶ連絡通路が設けられています。ただ、従来の駅よりもプラットホームの幅は広くなっているようです。

2016年春からは、プラットホームへの床材敷設などの最終的な仕上げ工事に入ることになっています。

なお、右の写真は建設が進む地上の駅設備です。

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March 22, 2016

Mahler StraßeのSushi Bar「ねこ」

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さて、今日は「日本食系レストランの話題」をお伝えしましょう。

最近、ウィーン市内を歩いていると、日本人以外の方が経営している「日本食系レストラン」(なんちゃって日本料理店)が非常に増えていることに気づきました。

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日本人が経営する「和食レストラン」が激減しているのとは、好対照です。良い悪いは別にして、それだけこちらでは、日本食のニーズが高まっていると言ってよいでしょう。

先日、ウィーンに永年住んでいる友人から、「1区(インナーシュタット)にリーズナブルで美味しい日本食レストランができた」という話を聞きました。

1区は観光客も含めて、人通りが多いので、商売をする場所としては最適ですが、反面、地代家賃が高いため、どうしても客単価を上げるため、高級志向に走りがちです。

という訳で、さっそく、インナーシュタットに出かけた時に、ちょっと様子を見てきました。ちなみに、一人だったので、利用はしていません。見るだけ‥

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場所は国立歌劇場からほど近い、Mahler Straßeです。屋号は日本語で表記されており、「ねこ」(Sushi Bar Neko)という名前。行く前は“飲食店に「ねこ」はないだろう”と思っていたのですが、実は看板を見て納得。「招き猫」だったのです。

ちなみに店頭に取り付けられている看板には「ROBADAYAKI & Fusion Sushi」と書かれています。「ROBADAYAKI」は「炉端焼き」の意味でしょうね。

以前はバーだったお店を居抜きで日本食系レストランに改装し、営業を始めたそうです。そのため、店内はバー時代のまま。バーカウンターでSushiを握っていました。

笑ってはいけませんが、店頭に付いている日よけには「TOM COLLINZ」という前の屋号が残っていました。

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March 21, 2016

案内表示雑感

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3月27日はイースターなので、ウィーン市内では、春の訪れを告げる「Ostermarkt」が花盛りです。きれいに彩色された卵を見ると、ウィーンにも春が来たなぁ‥と感じる今日この頃です。

ウィーンは、世界的な観光都市なので、世界各国から大勢の観光客がいらっしゃいます。ただ、Feriは、最近、人混みが苦手になってしまったので、用事が無いときは、観光客の皆さんで賑わうインナーシュタットへ行くことが少なくなりましたが‥

全体的に観光客の数が増えている中、日本からのお客さまだけが減っているという話を耳にしたことがあります。
確かに、そう言われてみると旧市内で見かける東洋人観光客は、圧倒的に中国の方が多いような気がします。

さて、今日は「観光客の方向けの案内表示」に関する話題をお届けしましょう。

昨年、日本へ一時、戻った時、びっくりしたのは首都圏の鉄道で中国語やハングルの表示が非常に増えたことです。

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正直、いきなり駅構内や車内のディスプレイのハングルが出てきた時には、時差ぼけもあったので、どこの国の電車に乗ったのだろうか‥と戸惑ってしまいました。

まぁ、確かに日本の場合、中国や韓国からのお客さまが多いので、そこに焦点を当てているのでしょうね。サービス精神旺盛な日本らしいところかもしれません。

ちなみに写真は、友人に送ってもらった東京の某民鉄の行き先案内表示です。

ところで、世界の観光地であるウィーンの案内表示はどうかというと、公共施設の案内に関しては、基本的にドイツ語と英語の二つだけです。

日本人の感覚だと、イタリア人のお客さまも多いので、イタリア語表示も必要という発想になりますが、正直、陸続きなので、色々な国のお客さまがやってきます。

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となると、フランス語は、スペイン語は、最近増えている東欧圏の言語はどうする‥と収拾がつかなくなります。

という訳で、単純に母国語(ドイツ語)と英語の表示にしているのでしょう。

もちろん、個人経営のレストランなどは、独自に多国語対応のメニューなどを用意していますが、これはパーソナルサービスだからかまわないと思います。また、最近はホームページも多言語になっているところが増えていますね。

写真はFreyungで開催されている「Altwiener Ostermarkt」のホームページですが、ドイツ語、英語、イタリア語まではわかるのですが、その下に中国語とロシア語が‥

昔は、必ず日本語が入っていたのですが、日本からの観光客が減っているため、日本語は採用されなかったのでしょう。日本の地盤沈下が進んでいる‥ということなのでしょうか‥ 

こういった対応は、観光客の比率を如実に反映していますから、いかに中国やロシアからのお客さまが増えているかを示していると思います。そのうち、各種観光案内から日本語の表示がなくなってしまうかもしれません。

公共の表示が、ドイツ語と英語中心になっている、もう一つの背景には、こちらの方は、マルチリンガルの人が多いという点もあるのでしょうね。最低限でも英語はある程度、話す、理解することができる人が多いですから‥

さて、先日、HauptbahnhofとU1の駅を結ぶ連絡通路に、写真のような多国語対応案内装置が設置されているのを見かけました。

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March 20, 2016

遂に始まった“禁断の日曜日営業” さて広まるでしょうか?

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日本では20日が「春分の日」の祝日なので、21日が「振替休日」。という訳で土曜日から三連休という方も多いのではないでしょうか。日本だと、そろそろ「お花見の話題」が出てくる時期ですね。

一方、ウィーンでは、来週がイースターなので、街の中も賑やかになってきました。ただ、四旬節の期間中、カトリックの教会では、祭壇に布をかぶせる風習があります。

そのため、観光などで教会を訪れても、素晴らしい祭壇を見ることができない‥ということもあります。本来、教会は祈りを捧げる宗教施設なので、その点はご了承ください。

日本では、連休になってもお店が休みになってしまって、買い物に困る‥ということは今では無くなりましたね。しかも、コンビニエンスストアのように24時間営業の店舗もあり、早朝・深夜でも必要な商品が手に入る「便利な国」。最も働く皆さまは、大変だと思いますが‥

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逆に、“生活圏にコンビニエンスストアがなくて不便”という意味で「コンビニ難民」なる言葉も生まれているようです。

という訳で、今日は「日曜営業の話題」をお伝えしましょう。

こちらへお越しになった方は、ご存じのようにオーストリアでは、現在でも日曜日は食料品を含む物販店は営業が行われていません。ベッカライをはじめ、スーパーマーケット、たばこ屋なども総て休業です。

これは宗教上の理由(キリスト教)によるものですが、近年では利便性の向上を訴える声が高まり、隣のドイツでは、日曜日に営業するお店が増えているそうです。

もちろん、オーストリアでも特別な許可をとれば、スーパーマーケットなども日曜営業が可能ですが、従業員さんを集めるのが難しいといった背景もあり、休業が基本となっているようです。

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March 19, 2016

建設が進む19区の高級アパート

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18日のウィーンは、好天にも恵まれて、春らしい雰囲気になりました。週末はイースター市が賑わうことでしょう。

ウィーンのキッチンから」の話題が続いたので、今日は、街の中へ出てみましょう。

さて、先日、コメント欄で、こちらにお越しの皆さまから、住宅地に関連するご質問を頂きましたので、今日は高級住宅地が多い「19区の住宅事情に関する話題」をお届けします。

現在、ウィーンではアパートが不足しているため、各地で、新しいアパートの建設が進められています。もちろんウィーン市が主導する公営アパートもありますが、民間主導でも大規模な開発が行われています。

とくに民間主導の場合、当たり前ですが、利益率を考慮して、生活水準が高い、いわゆるセレブリティを対象とした高級アパート建設に熱心です。

赤貧のFeriには無縁ですが、時々、ホイリゲがあるために出かけるOberdöblingで現在、高級アパート(日本でいうところのマンションやレジデンス)の建設が急ピッチで進んでいます。
 
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建設場所は、S45や路面電車38系統のOberdöbling駅の向かいにある Straße-Lanner-Parkに隣接したエリアです。

右の写真は、Straße-Lanner-Parkのシンボルである両氏の石碑ですが、後ろには建設工事用のクレーンが‥正直、景観が台無しです‥まぁ、工事が完成すれば無粋なクレーンはなくなりますが‥

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Straße-Lanner-Parkは、かつて墓地だった場所で Straßeも埋葬されていましたが、現在は、中央墓地へ改葬されています。ですから、単なる記念碑になっているのですが、シュトラウスさんもびっくりしているかもしれません。

左の写真はウィーン市がホームページで公開している地図ですが、公園上のグレーになっている区画が高級アパート建設現場です。敷地面積は公園の2倍はありそうです。

以前も、このブログでご紹介しましたが、このアパートは、古くなり移転した老人ホーム跡地にBUWOGという民間のデベロッパーが建設を進めているものです。

2016年3月現在、駐車場となる地下の工事がほぼ終了し、コンクリートによる躯体の工事が始まっています。ちなみに名称は日本のように凝った名前ではなく「Pfarrwiesengasse 23」。

写真は工事現場のものですが、こちらの現場ではおなじみの巨大なクレーンが二基設置されており、コンクリートや各種資材の搬入に大活躍。また、平日は建築資材を積んだトラックが頻繁に出入りしています。

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March 18, 2016

意外と美味しいカップスープ

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昨日の「食品用ラップフィルム」に続いて、今日もウィーンのキッチンから‥

今日はFeriが昼食に利用している「インスタント食品の話題」をお届けしましょう。

寒い時期、昼食にウィンナシュニッツェルなどを食べる際、バイスルのMenü(定食)のようにSuppeを一緒に飲みたくなるものです。

こちらでは、日本以上に日常的にSuppeを飲む習慣があるため、スーパーマーケットに行くとKnorrやMaggieなどの有名メーカーから、多種多様な袋入り「Suppeの元」が発売されています。

感覚としては、日本人の「お味噌汁」に近いものかもしれません。Feriも、アパートで昼食をとることが多いので、Suppeを飲みたいのですが、「袋入りSuppeの元」で唯一のウィークポイントは、4人前になっていることです。つまり、単身者には不便なのです。

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もちろん、4人前を作って、密封容器などで保管しておき、食べる前に温め直すという手もありますが、Feriのアパートには電子レンジがないため、鍋を使う必要があります。これも、また不便。という訳で、袋入りに関しては、特別な場合以外は、利用しません。

しかし、そんな単身者にもうれしい商品があります。それが、今日、ご紹介する「カップスープ」。

こちらは、1人前毎に小分けされており、カップに入れて、150ccの熱いお湯を注ぐだけ。熱いお湯さえあれば、どこでも簡単にSuppeを楽しむことができる「スグレモノ」です。

日本のインスタントお味噌汁がフリーズドライ製法に移行していますが、残念ながら、こちらで販売しているカップスープは、そういった手のこんだ製法ではなく、普通の「粉+具材」です。

また、こちらでは袋入りの方が一般的なので、カップスープは種類が非常に少ないのが玉に瑕。

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March 17, 2016

食品用ラップフィルムのお話

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今日は「家庭で使う食品用ラップフィルムの話題」です。

ホテルをベースにウィーン滞在をしていた頃にはご縁がなかったものの代表が、家庭用品や台所用品です。とくに台所用品については、全く無縁でしたが、アパートで生活をするようになると、必然的に台所用品を買い求めることになります。

日本でも販売されているサランラップやニュークレラップなどの食品用ラップフィルムは、こちらでも別のメーカーから販売されています。当たり前ですが、用途は日本と一緒です(笑)。

用途としては、食料品を使い切れなかった時、ラップフィルムにくるんで保存するのが最も多いかと思います。電子レンジで加熱する際にも便利ですが、こちらでは日本ほど電子レンジを使う人が多くないので、その用途は少ないかもしれません。事実、Feriのアパートにも伝統的な電子オーブンがありますが、電子レンジはありません。

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以前、アパート生活をはじめた際、一人暮らしで、どうしても野菜などを1回で使い切れないため、地元のスーパーマーケットで食品用フィルムラップ(商品名は“Frischhaltefolie”)を買ったことがあります。ちなみに、お値段は1.69Euroでした。

ラップフィルムそのものは、日本と同じ材料のようですが、実は大きな違いがあります。それは、ラップフィルムが入っているケースの「」。

ご存じのようにラップフィルムは、食料品やお皿に掛けた後、ケースに付いている歯でフィルムを切る訳ですが、この歯の切れ味が最悪‥

うまく切れないために、フィルムが中に入ってしまい、ロールに密着。剥がすのに広く労‥ということが頻発しました。商品の箱には“Easy-Cut-System”と書かれていましたが、前々、Easyではありません。

で、たまたま、この話をウィーンに長年住んでいる友人にしたところ、我が意を得たり。やはり全く同じ経験をしており、正直、腹が立つと言っていました。

しかし、ウィーンで食品用ラップフィルムの話題で盛り上がるとは予想もしていませんでした。

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March 16, 2016

住宅団地を訪ねて(戸建て住宅編)

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15日は、ウィーンもちょっと「寒の戻り」があって、寒かったですね。雪もぱらついたようです。

さて、今日は「ウィーンの住宅団地」のお話です。

ウィーンの旧市街は、基本的に古い街並みなので、大きい建物が多くなっています。また、昔から職住接近というお国柄なので、旧市街や周辺にも住宅はありますが、いずれも集合住宅です。

ところが、郊外に出ると戸建て住宅を中心とした住宅団地が存在します。かつて、Feriが済んでいた17区も山の方へ行くと、立派な住宅団地が存在しました。

ウィーンにある住宅団地の特徴は、団地の周囲がフェンスで囲われており、いわゆるコミュニティが形成されている点です。

警備が厳重な住宅団地の場合、入り口に鍵が掛かった扉があり、鍵を持った住民でないと住宅団地の敷地内に入ることができないところもあります。

こういった住宅団地の場合、ポストも各戸にあるのではなく、団地入り口にポストがまとめて設置されています。

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さすがに、Feriの友人で、この手の住宅団地にお住まいの方はいないので、残念ながらコミュニティの中には入ったことはありません。

若干、セキュリティが緩くなっている住宅団地の場合、自動車などの車両の通行はゲートで制限されていますが、人は自由に入ることができるようになっています。

今回は、そんな住民以外の人が自由に通行できる住宅団地を歩いてみました。場所は11区Simmeringです。地下鉄U3の終点Simmeringから路線バスで数分の場所にあります。

ちなみに先日、このブログでご紹介した「日本製トラクターを使った除雪車」を見かけたのも、この住宅団地です。

まず、入り口には住宅団地の区画を示した地図が設置されています。各区画(Gruppe)は色分けされており、ここはGruppeⅠからGruppeⅤまでありました。

この手の住宅団地の特徴は、中央に比較的広い道路がありますが、後は歩行者専用の路地になっている点です。そのため、住宅団地利用者専用の駐車場が団地の外縁部に設けられているのが一般的です。

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March 15, 2016

倒産したスーパーマーケットZielpunkt その後

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今日は「倒産したスーパーマーケットZielpunktの話題」です。

競合との競争に負けて、2015年11月に倒産したスーパーマーケットチェーンのZielpunktですが、2016年3月現在で、かなりの店舗が閉鎖されています。ただ、全店閉店にはなっていません。

2枚目の写真は、フォルクスオーパーに近いWähringer Straße86のZielpunktですが、2016年1月29日に閉店となりました。

日本の場合、閉店すると真っ先に店の看板を撤去するのが一般的ですが、こちらでは売却可能な資産である店内の什器などは搬出しているようでしたが、写真をご覧になればわかるように、お店のファザードは以前のまま‥それだけにもの悲しさを感じます。

また、窓は紙などで塞いでしまうことが多いのですが、Zielpunktの場合、なぜか中が丸見えです。見たくなくても店内が見えてしまうのですが、買い物用にカートだけが残っている店が大多数。買い物用カートには資産価値がないのでしょうかね。

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一部の店舗では、店内の什器回収を行っているようで、営業はしていませんが、店内に電気が付いているところもありました。

なお、この記事をまとめるにあたって、改めて調べたところ、2016年3月現在も営業している店舗が残っていることがわかりました。

Zielpunktはウィーンを中心に、Niederösterreich、Burgenland、Steiermarkの各州に店舗を展開していました。

2016年2月の時点でウィーンでは127店舗中、76店が閉店し、51店舗が継続営業中のようです。Zielpunktは区によって店舗数が大きく異なりますが、17店舗を構えていたのが10区です。10区では半数以上の10店舗が閉店しています。

また、営業店舗がゼロになったのが6区、9区、17区です。さすがに全店営業中の区はありませんでした。

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March 14, 2016

Flughafen Wien連絡ICの秘密

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今日は「Wien Hauptbahnhof-Flughafen Wien間を走るICの話題」をお伝えしましょう。

今年の1月に当ブログでもご紹介したように、2015年12月13日のダイヤ改正からはÖBBのRailJetとICが1日、36本乗り入れるようになりました。

先日、所用があって空港連絡新線を使ってFlughafen Wineへ行く機会があったのですが、今回は時間の関係でICを利用しました(ちなみに、前回はRailJetでした)。

RailJetはプッシュプル方式なので気づかなかったのですが、ICは「とある裏技」を使っていることがわかりました。
ÖBBのICは、通常の機関車が牽引する客車列車です。そのため、終点で折り返しをする場合、機関車の付け替え作業(これを鉄道の世界では「機回し」と言います)が発生します。

Feriは、当初、RailJetがFlughafen Wien駅到着後、乗客が下車すると一旦、Fischamend方面に列車が引き上げていたため、どこかに機回し線が準備されているのだろうと思っていました。

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ところが、Hauptbahnhofで見ているとFlughafen Weinから来たICは、両側に機関車を連結しており、Hauptbahnhofで後ろ側の機関車を切り離して、Salzburg方面に発車して行きます。

当初は特例なのかな‥と思っていましたが、自分がFlughafen Weinへ行くのに乗車したICもHauptbahnhofで後ろ側に電気機関車を連結し、いわゆるプッシュプル方式で発車しました。

これは、機関車の機回しに必要な要員をFlughafen WeinとHauptbahnhofの両駅に配置するのは無駄が多いためのようです。考えましたね。

ちなみに1枚目の写真はFlughafen WienからHauptbahnhofへ到着したIC。2枚目は後部の機関車を切り離し、Salzburgへ出発したところです。

また、ÖBBが運行する国内ICには現在、食堂車などは連結されていませんが、行き先表示板の交換やゴミの回収、運転案内リーフレットの交換などは、Hauptbahnhof-Flughafen Wein間の運転中に実施していました。

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March 13, 2016

ホイリゲでお目にかかった「素敵なご婦人」

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今日は「人との出会いにまつわる話題」をお届けしましょう。

Feriは、今まで、ホイリゲで色々な出会いや別れを経験しています。それぞれが、思い出深い出来事なのは言うまでもありません。今日は「ホイリゲでの、ある出会」についてご紹介しましょう。

先日、日を改めてMauerのホイリゲを訪ねてみました。件の60系統も、この日は正常運転。アパートのある5区から、1時間もかからずに到着しました。

せっかくなので、前回、入らなかった別のお店を選んだのは、当然のこと。夕方だったので、店内は地元の皆さまで賑わっていましたが、幸い禁煙席の一角を確保することができました。

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Feriは、今はたばこを吸いませんが、喫煙席でも、さほど苦になりません。ただ、喫煙席を利用すると、場合によっては服にたばこの匂いがしみ込んでしまうので、可能であれば禁煙席を選んでいます。

定番のHeurigerをお願いして、のんびり飲んでいた時のことです。初老のオーストリア人紳士が、Feriのところへ突然やって来て“失礼ですが、あなたは日本人ですか?”とたずねてきました。

Feriが、“はい。日本人ですよ”と応えると、その男性は、“私の連れが日本人なので、こちらのテーブルにいらっしゃいませんか?”とのお誘いを受けました。

Mauerのホイリゲは、都心からちょっと離れていることもあり、日本人の観光客はあまりいらっしゃいません。

ましてや声をかけてきた男性がオーストリア人となると、国際結婚された奥さまが日本人なのではないか‥と考えて、お誘いを快諾してテーブルを移動しました。

実際、Feriの友人にも、ご主人がオーストリア人、奥さまが日本人というカップルが多いもので‥

簡単に自己紹介をして、Feriがご婦人に“こちらにお住まいですか?”とたずねたところ、何とびっくり“いえ、日本から来た観光客です”という意外なお答え。しかも、ご一緒しているオーストリア人紳士はご友人だそうです。

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March 12, 2016

番外編 FOODEX JAPAN2016 オーストリアパビリオン

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今日は3月8日から11日まで幕張メッセで開催された「FOODEX JAPAN2016(国際食品・飲料展)のオーストリアパビリオンに関する話題」をお届けしましょう。

Feriが行った訳ではないのですが、友人が関係者なのでのぞいてきたものです。ただ、友人はPRESSではないため、場内の写真はありません。ご了承ください。

今年は過去最大の79ヵ国の国と地域が参加しました。さすが「食の王国」です。ヨーロッパではアルバニア、リトアニア、ベラルーシといった国もブースを出していたそうです。

さて、Feriが関心のあるオーストリアパビリオンですが、5ホールに開設されていました。

今回は、ワインとお菓子関連を中心に、ビール、オーガニックパンプキンシードオイル、ミネラルウォーター、リキュールなどの企業が出展していました。

まだ、日本でインポーターが決まっていない企業も出展していましたが、以前よりも通常の食料品やお菓子関連が減り、ワインの比重が高くなっていたようです。

これは、2015年も同じ傾向だったので、費用対効果を考えて、ある程度、「選択と集中」を行うようになったのでしょう。

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また、会期中はオーストリアのビールとワインのセミナーが会場内で行われました。友人も、両セミナーに参加したかったようですが、先約があったため、今回は残念ながらセミナー参加は実現しませんでした。

初日の3月8日に行われたのが、恒例のワインセミナー。今回は「オーストリアワインがおいしい7つの理由」と題して、オーストリアワインマーケティング協会会長のMr.Willi Klinger (ヴィリー・クリンガー)さんが、プレゼンターを務めました。こちらは、セミナールームでの開催だったようです。

そして、3月10日に行われたのは、Beer & Local Food Festa「オーストリア最高峰のクラフトビール」と題したセミナー。

プレゼンターは、エッゲンベルグ社のマネージング・パートナー Mr. Karl Stoehr (カール・シュトア)さん。

通常のセミナーと異なり、3ホール奥にあるグローバルステージで開催されました(予約制ではなく、先着100名)。

内容は、日本で取り扱いのある下記6種類のオーストリアのクラフトビール(サミクラウス、ウルボック、ネッシー、シルバーボトル、グレゴリアストラピスト、ベノートラピスト)を、試飲を交えたご紹介。

オーストリアのBierが、こういった会場で大々的にアピールされるケースは少ないだけに、お客さまの反応などが見たかったところです。

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March 11, 2016

Ottakringにある「世界平和」のモニュメント

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今日は、2011年に東日本大震災が発生して5年目です。このブログをご覧になっていた方は、ご存じのように、ウィーンで第一報に接したFeriは、その被害に愕然としたものです。

オーストリアの皆さまも、色々な形で日本を支援していただきましたが、残念なのは原発事故関連のニュースに関しては、現在でもマイナス面の情報が多いことです。そのため、軽微なトラブルでも、大々的に報じられる傾向があります。

まぁ、できあがった原発を稼働させる前に、国民投票の結果、廃止にしてしまった国ですから、わからないでもないのですが‥

さて、今日は「ウィーンにある日本に関連したモニュメントの話題」をお届けします。

ウィーンには、日本に関連したモニュメントが意外と多く存在します。

先日、Ottalringの区役所前を通りかかった時、「世界平和」と彫り込まれた、石造りのモニュメントが目にとまりました。時間があったので、このモニュメントを見学してみました。

モニュメントには「世界平和」「WELTFRIEDE」と彫り込まれており、丈夫には折り鶴を模した金属製のオブジェが設置されています。

基礎の部分には日本語とドイツ語でモニュメント設置のいきさつが書かれています。

今回は、そのいきさつを、そのままご紹介します。

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『佐々木サダコ(禎子)」は広島で生まれて、2歳の時被爆し1955年10月25日にわずか12歳で原爆の影響による白血病のため亡くなりました。

サダコは「千羽の鶴を折る」とどんな病気でも必ず回復するという話を信じて、病床で鶴を折り続けましたが、その願いはかないませんでした。今では千羽鶴は「世界の恒久平和を願う」シンボルとなっています。

この記念碑は日本とオーストリアの外交関係樹立140周年の記念行事の一環として広島オーストリア協会と墺日協会が中心となって、ウィーン市16区、日本通運、オーストリア航空、日本たばこインターナショナルの協力のもとで設置されました。2009年9月9日』

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March 10, 2016

住宅団地で活躍する日本製品

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今日は「ウィーンで活躍する日本製品の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアでは、日本の製品が様々な分野で活躍しています。路面電車や地下鉄の中でヘッドホンステレオやスマートフォンで音楽を聴いている人を沢山見かけますが、SONY製の密閉型ヘッドホンを使っている人が多いですね。

こういった民生品でも日本製品は活躍していますが、意外なジャンルもあります。

写真の小型トラクターは、冬季の除雪用なので、前面に可動式雪かき機(スノープラウ)が装備されているほか、後部には融雪剤などを散布するために必要なホッパーが取り付けられています。

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ちなみに、この小型トラクターのメーカーはISEKI(井関農機)です。オーストリアにもトラクターのメーカーは存在しますが、こういった小型トラクターについては、日本の方が得意なようです。

しかし、“このような小型トラクターを使った除雪車で役に立つの?”と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実は、このトラクターを見かけたのはウィーン郊外の某住宅団地の集会所。

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住宅団地の中には路地が多く、大型の除雪車は道幅の関係で入ることができないところもあります。そのため、小回りのきく、このような小型トラクターをベースにした除雪車が配備されているのでしょう。

ちなみにウィーン市の公園局でも、この手のトラクターを作業用に使っています。2枚目の写真が公園局のものですが、夏仕様なので雪かき装置は取り外しており、街路樹の散水車を連結しています。

3枚目の写真は、同じタイプですが、ウィーン市内の別の場所で見つけたものです。ウィーン市内は狭いところも多いので、この手の小回りのきく除雪車は重宝なのでしょう。

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March 09, 2016

同じ「番線」がある地下鉄駅

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今日は「地下鉄駅の話題」をお伝えしましょう。

現在、ウィーンの地下鉄で唯一、同一のプラットホームで乗り換えが可能なのは、U4とU6が接続するLängenfeld Straße駅です。

いわゆる方面別の線路配置になっており、U4のHeiligenstadt方面とU6のFloridsdorf方面、U4のHütteldorf方面とU6のSiebenhirten方面が水平移動で乗り換えることができます。

しかも、基本的にU4とU6の乗り継ぎを考慮したダイヤになっているため、同一のプラットホームで乗り換える場合、乗り継ぎ時間が最小になる(もしくは、ほぼ同じ時間に発着する)ように設定されています。便利ですよね。

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Feriは、フォルクスオーパーからアパートへ帰る際、Währinger StraßeからU6に乗り、Längenfeld Straßeまで行き、U4に乗り換えますが、最寄り駅がPilgramgasseなので、残念ながら一度、階段を上って反対側のプラットホームへ移動しなくてはなりません。

で、乗り継ぎの間、列車を待っているとき、不思議なことに気づきました。というのは、U4とU6の番線に付けられている番号が同じだということです。

具体的には、都心方向(Heiligenstadt、Floridsdorf方面)は1番線郊外方向(Hütteldorf、Siebenhirten方面)は2番線となっていました。

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March 08, 2016

2015/16シーズン フォルクスオーパー「Eine Nacht in Venedig(ヴェネチアの一夜)」

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今日は、あまり人気がない(のは困るのですが‥)オペレッタの話題です。

ところで、3月になって日経新聞にフォルクスオーパーの特集が組まれたようですね。友人が教えてくれました。

なお、来日公演の場合、満席になっても、空席が出ても、フォルクスオーパー側は困りませんから、ご安心を。

さて、今日は「フォルクスオーパーのオペレッタ レパートリー公演 ヴェネチアの一夜」(Eine Nacht in Venegig)の様子をお伝えしましょう。

2013/14シーズンにプルミエが行われた「ヴェネチアの一夜」。今シーズンが3シーズン目です。

これは明確に決まっている訳でもなく、かつ正式な情報を得ている訳ではありませんが、Feriの経験則では、「フォルクスオーパーの場合、オペレッタの新作は最高3シーズンまでが多い」という原則があります。

ということは、今までのパターンだと、来シーズン「Eine Nacht in Venegig」は外される可能性が高いと思われます。もちろん、外れて欲しくないのは山々ですが‥

という訳で、「上演しなくなる前に観る」という大原則を踏まえて、観に行ってきました。

ちなみに、2013/14シーズンからの通算上演回数は20回ほど。この上演回数も一つの目安です。

ところで、「ヴェネチアの一夜」と言えば、昨年のメルビッシュが印象的でした。珍妙な現代演出で落胆したことを考えると、正統派に近いフォルクスオーパーのプロダクションは安心して観ることができます。

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指揮は、来日も予定されている、おなじみのAlfred Eschwéさん。主なキャストは、以下の通りです。

-ウルビノ公爵(Guido, Herzog von Urbino):Vincent Schirrmacherさん

-ヴェネチア元老院議員デラクア(Bartolomeo Delacqua, Senator von Venedig):Wolfgang Hübschさん

-ヴェネチア元老院議員バルバルッチョ(Stefano Barbaruccio, Senator von Venedig):Gernot Krannerさん

-ヴェネチア元老院議員ジョルジオ・テスタッチョ(Giorgio Testaccio, Senator von Venedig):Franz Suhradaさん

-バルバラ(Barbara, Delacquas Frau):Juliette Khalilさん

-バルバルッチョの妻アグリコラ(Agricola, Barbaruccios Frau):Sulie Girardiさん

-テツタッチョの妻コンスタンシア(Constantia, Testaccios Frau): Susanne Litschauerさん

-アンニーナ(Annina, Fischerstochter):Beate Ritterさん

-理髪師カラメッロ(Caramello, des Herzogs Leibbarbier):Jörg Schneiderさん

-パスタ料理人パパコーダ(Pappacoda, Makkaronikoch):Christian Drescherさん

-チボレッタ(Ciboletta, Köchin bei Delacqua):Elisabeth Schwarzさん

-エンリコ・ピセッリ(Enrico Piselli, Delacquas Neffe):Martin Fischerauerさん

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March 07, 2016

朝食の玉子料理

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昨年12月、突然、減益を引退した指揮者のニコラウス・アーノンクール氏が、3月5日にお亡くなりになりました。享年86歳だったそうです。謹んで、ご冥福をお祈りします。

さて、生活実感のある話題だと、コメントが増える傾向があるので、今日は「Feriの朝食の話題」をお届けしましょう。

Feriは、ウィーンでは、家主さんがお住まいのアパートで一室を借りている訳ですが、家主さんは朝食を召し上がらずに出勤していきます。

そのため、平日については朝食、昼食ともにキッチンはFeriが独占している状態です。

ホテルと異なり、自分で自由に準備ができるのがアパートの良いところ。最近ではオーブンで焼く半生センメルに加えて、オーストリアご自慢のBio Eier(地鶏卵)を食べるようになりました。

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以前もご紹介しましたが、こちらの卵は、ひとつずつ識別コードが印刷されており、これを使えばインターネットで産地や生産方式などの情報を確認することができます。

ゆで卵は、ゆで時間と、蒸らす時間さえ守れば、一番簡単です。

しかし、固ゆでにするためには、10分ほどの蒸らし時間が必要なため、せっかちなFeriには向いていないようで、料理時間が短い目玉焼きの方が増えています。

アパートのキッチンはオール電化なので、ガスと異なり、非常に細かい火力調整が可能です。

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March 06, 2016

ウィーンの治安と武器

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今日は「ウィーンの治安」についての話題をお届けしましょう。

オーストリアやウィーンは、今まで、周辺の国に比べると比較的、治安が良いとされていました。最も犯罪が全くない訳ではなく、治安が維持されているという意味ですが‥

ところで、先日、オーストリアでは27万人弱の方が武器を所持しており、ほぼ100万丁の武器が正式に登録されているというニュース(政府発表)がありました。

ただ、現実には登録をせずに武器を所有している人もいるらしく、実際の数は200万丁位になるという話もあります。

この手の武器ですが、オーストリアは、元々、職業としての猟師も存在しますし、狩猟が盛んなので、まぁ、それなりに納得はできます。そのため、銃砲店も多く、猟銃などを販売しています。

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実際、ウィーンでも、写真のように地下鉄駅に銃砲店の広告が出ており、実銃の値段も表示されているくらいですから、比較的、容易に入手できるのでしょう。ただ、最近になって武器を所持する人が増えているとか‥

なお、日本では、銃規制が厳しいため、一般人が所持できる実銃は散弾銃、ライフル銃、空気銃の3種類で、拳銃は所持できないそうです。

また、銃砲所持許可を受けることができる用途目的も、標的射撃、狩猟、有害鳥獣捕獲の3つに限定されているようです。そのため、登録されている武器の数は25万丁弱だそうです。

では、オーストリアで最近、犯罪が急増しているのか‥というと、実は犯罪件数そのものは、年々、減少しており、2014年は53万件弱でした。

では、なぜ、武器を持つ人が増えているのか? これは予想が付く方が多いと思いますが、例の難民・移民問題が背景にあるようです。

実際、2014年の調査結果によると、容疑者の3分の1は外国人だったそうです。それに加えて2015年のシルベスターにドイツ・ケルンで発生した、難民・移民による大規模な婦女暴行事件が大きく影響しているようです。

しかも、あの事件では、意図的に報道を押さえたことが、憶測を呼び、逆効果になったような気がします。

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March 05, 2016

実践的な訓練

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今日は「オーストリア連邦軍の訓練」にまつわる話題をお伝えしましょう。

日本では、警察や自衛隊なども各種の訓練を行っていますが、どうしても「訓練のための訓練」という感じになっているケースが多く、必ずしも実践的な訓練にはなっていないという話を聞いたことがあります。

とくにお偉いさんやマスコミに公開する訓練の場合、事前に「シナリオに基づいた訓練のための練習」を実施することが多いとか‥日本らしいと言えば、日本らしいですが‥

さて、3月2日にオーストリア連邦軍が、オーストリア航空のボーイング767型機を国籍不明機に見立てて、Zeltweg空軍基地に強制着陸させる訓練を実施しました。訓練の詳細はオーストリア連邦軍のホームページに紹介されていました。

Zeltweg空軍基地は、シュタイヤマルク州にある基地で、空軍博物館があるため、Feriも何回か訪れています。

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ちなみに同基地には、現在、オーストリア連邦軍の主力戦闘機Eurofighterが配備されています(右の写真がZeltweg空軍基地)。

訓練は、フライトプランが未提出で、かつ無線交信ができない国籍不明機がオートリア領空に侵入したという想定です。

Zeltweg基地を緊急発進した2機のEurofighter戦闘機が、防空司令部の誘導で国籍不明機に接近(Identifizieren)。

1番機は、国籍不明機の横を飛行し、登録記号や国籍、航空機の種類を識別して司令部に報告。一方、2番機は、万が一の自体に備えて、背後の射撃位置につき監視。そして報告に必要な写真撮影を行いました。

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March 04, 2016

Solettiの洒落た広告

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今日は「電車の広告」にまつわる話題です。

日本でも電車の車体に広告を貼り付けるケースが増えていますが、日本ほどではありませんが、こちらでも時々見かけます。

ただ、地下鉄の場合、車体全体に広告を貼り付けるケースは少なく、ドアの部分だけを使っているケースが多いようです。

確かにドアの部分は目立ちますし、お客さまが必ず見ますから、広告宣伝効果が期待できるのかもしれません。

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さて、先日、見かけたのが、写真のようなドア部分の広告です。「Soletti Sschmatz」という日本で販売されているグリコ・ポッキーのようなお菓子です。ただ、こちらの方が若干、長いようですが‥

で、同社のwebサイトを見ると、少年と少女が両側から食べ出すと、最後はキッスができますよ‥という楽しい動画が公開されています。また、オリジナルアニメーションのプロモーションも実施しているようです。

で、この地下鉄広告が洒落ているのは、ドアが開くと、二人が離れてしまい、ドアが閉まると、また二人が接近するという構図になることです。これは、ドアの開閉を上手に使ったアイデアですね。

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March 03, 2016

押しボタン式信号機もあります

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日本では、3月3日は「ひな祭り」ですね。

この時期、ヨーロッパの空港にある日系航空会社のラウンジには、写真のようなひな人形が飾られていることがあります。日本らしい風情を感じますね。

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さて、今日は「道路の信号機にまつわる話題」です。

市内の一部で見かける「例の歩行者用信号」は、結局、取り替えにかかる経費削減の問題から、現在も継続使用されています。

今日の話題は、そちらではなく、歩行者用押しボタン式信号機のお話。

ウィーン市内は、基本的に自動で切り替わるタイプの信号機が多いのですが、一部には日本のような歩行者用押しボタン式信号機が設置されています。

制御装置を作っているメーカーによって形に差があるのがウィーンらしいところ。一つは写真のようなタイプで、ボタンを押すとディスプレイに「WARTEN」と赤い文字で表示されます。

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ところで、興味深いのは、押しボタン式の歩行者用信号機が少ないためか、地元の方以外は、“待っていれば、青に変わるだろう”と思っているフシがあり、地元の人がボタンを押して、やっと切り替わるというケースを何回か見ています。

目の不自由な方向けに、ボタンを押すとピーという確認音が鳴るようになっています。そして、しばらくすると信号が変わるには日本と同じです。

余談になりますが、オレンジ色のボックスに緑のペンキが塗られていますが、これは「いたずら書き」で、意味はありません。

さて、最近、登場した新しいタイプも存在します。

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March 02, 2016

2015/16シーズン フォルクスオーパー「My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)」

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先月は、皆さまに、コンスタントにご覧頂きましたが、2013年1月に掲載した「立ち見の話題」が、なぜか、上位に入っています。

国立歌劇場のチケットがとりにくくなっている関係でしょうかね。そんな時は比較的空いていることが多い、Volksoperへどうぞ。

ところで、日本では北海道方面が大荒れのようですが、どうぞ、ご自愛ください。

さて、今日はフォルクスオーパーのレパートリー・ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の様子をご紹介しましょう。

Feriは、オペレッタほどミュージカルには傾倒していないので、積極的に足を運ぶことはありません。そのため、前回見たのは2012/13シーズン以来‥

今回、なぜ、出かけたかというと、Feriお気に入りのオペレッタ歌手Kurt Schreibmayerさんが、ヒンギス教授で出演することがわかったからです。

ちなみに、2013年の公演では、イライザがKatharina Straßerさん、ヒギンス教授がHerbert Föttingerさんという「鉄板ペア」でした。今回、イライザはJohanna Arrouasさんになっています。また、イライザの父も、Gerhard Ernstさんから、Herbert Steinböckさんに交代しています。

しかし、Johanna ArrouasさんとKurt Schreibmayerさんのコンビというのは、珍しいので、興味津々。

指揮は、ひさしぶりのMichael Tomaschekさん。主なキャストは、以下のとおりです。

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-イライザ(Eliza Doolittle):Johanna Arrouasさん

-ヒンギス教授(Henry Higgins):Kurt Schreibmayerさん

-ピッカリング(Oberst Pickering):Peter Matićさん

-イライザの父(Alfred P. Doolittle):Herbert Steinböckさん

―ヒンギス教授の母親(Mrs. Higgins):Lotte Ledlさん

-Mrs. Pearce:Ulli Fesslさん

-フレディ(Freddy Eynsford-Hill):Alexander Pinderakさん

-フレディの母(Mrs. Eynsford-Hill):Regula Rosinさん

-Harry:Roman Martinさん

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March 01, 2016

街は早くもオースタン(イースター)モード‥

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3月最初の話題は「オースタン(Ostern)」(イースター、復活祭)です。

十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、3日目に復活したことを記念するものですが、ヨーロッパではイースターの時期が、本格的な「春の訪れ」と重なるため、地元の皆さんは、たいへん楽しみにしています。

変な話なのですが、復活祭は移動祝日です。「キリストが復活した日」が毎年変わるというのも妙な気もしますが‥

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復活祭は基本的に『「春分の日」の後の「最初の満月」の「次の日曜日」』に祝われることになっており、2016年は3月27日になりました(カトリック、プロテスタントなどの西方教会の場合)。

ちなみに「灰の水曜日」は2月10日で、ここから四旬節が始まりました。なお、使っている暦が違うため、東方教会の場合、今年は5月1日が復活祭になっています。

なお、2017年は2014年以来、西方教会、東方教会ともに同じ日(4月16日)になります。統一した方が良いという意見も一部にはあるようですが、なかなか難しいそうです。

キリスト教では、復活祭前の40日を四旬節(プロテスタントでは受難説節)と呼び、この期間は、キリストが断食を行ったという故事にならい、伝統的に食事の節制と祝宴の自粛が行われ、「償いの業」が奨励されています。

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