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March 09, 2016

同じ「番線」がある地下鉄駅

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今日は「地下鉄駅の話題」をお伝えしましょう。

現在、ウィーンの地下鉄で唯一、同一のプラットホームで乗り換えが可能なのは、U4とU6が接続するLängenfeld Straße駅です。

いわゆる方面別の線路配置になっており、U4のHeiligenstadt方面とU6のFloridsdorf方面、U4のHütteldorf方面とU6のSiebenhirten方面が水平移動で乗り換えることができます。

しかも、基本的にU4とU6の乗り継ぎを考慮したダイヤになっているため、同一のプラットホームで乗り換える場合、乗り継ぎ時間が最小になる(もしくは、ほぼ同じ時間に発着する)ように設定されています。便利ですよね。

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Feriは、フォルクスオーパーからアパートへ帰る際、Währinger StraßeからU6に乗り、Längenfeld Straßeまで行き、U4に乗り換えますが、最寄り駅がPilgramgasseなので、残念ながら一度、階段を上って反対側のプラットホームへ移動しなくてはなりません。

で、乗り継ぎの間、列車を待っているとき、不思議なことに気づきました。というのは、U4とU6の番線に付けられている番号が同じだということです。

具体的には、都心方向(Heiligenstadt、Floridsdorf方面)は1番線郊外方向(Hütteldorf、Siebenhirten方面)は2番線となっていました。

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ご存じのように日本では、通常、駅では線路毎に番線が割り振られているため、日本流だとLängenfeld Straße駅は1番線から4番線まで存在することになります。

ドイツ語ではプラットホームのことをBahnsteigと言います。一方、日本の「番線」にあたる表現は「Gleis」になります。

ÖBBでは、Feriは見た記憶がないのですが、Wiener Linienの地下鉄ではBahnsteigではなく、Gleisを使っています(プラットホーム上の行き先表示器にはGleis1などと表示されています)。

そのため、Längenfeld Straße駅には1番線が2つ存在することになります(Heiligenstadt行きの1番線とFloridsdorf行きの1線)。

Wiener Linienの場合、同一のプラットホームで行き先が全く異なるというケースが少ないこともあり、Gleis方式を使っているのでしょう。

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なお、混乱を防止するため、プラットホームへ降りる階段のところには「U4/Gleis1 U6/Gleis2」という表示が出ています。つまり「U4の1番線、U6の1番線」という訳ですね。

一方、ÖBBはGleisではなく、Bahnsteigという表現を使っており、駅の案内表示や車内放送を聞いていると、“ Bahnsteig 1”という案内を行っています。

ただ、列車の行き先が多岐にわたっているため、誤乗車を防ぐ観点から、日本と同じくプラットホームの両側に列車が発着する場合でも、番線方式で番号が振られています。

なお、同一プラットホームに2つの番線が割り当てられている場合でも、表現はGleisではなく、 Bahnsteigです。番線とプラットホーム番号が混在していて、ちょっとわかりにくいですね。

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余談ですが、日本では「番線の付け方」に「ある種のルール」が存在します。JRや民鉄の多くは、駅舎に近い方から1番線を割り振るようになっています。

そのため、同一方面でも、駅によって番線が異なることがあるのです。ただ、地下鉄の場合は、例外で、方面別に番線が振られているようです。

オーストリアでは、ウィーンの地下鉄、ÖBBとも同一方面は、同じプラットホーム番号で統一されているようです。

なお、先日お伝えしたU6のWähringer Straße駅改修工事ですが、Wiener Linienが4月4日からSiebenhirten方面のプラットホームを全面閉鎖し、駅舎も含めた本格的な改修工事を始めることが発表されました。

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工事期間は5ヵ月間。この間、Siebenhirten方面の列車は、同駅を通過します。来ましたねぇ。Wiener Linienお得意のパターンが‥

ここで気になったのが、先日、ご紹介したプラットホーム上にある柱の件。実はパイプ製の柱に交換されているのはFloridsdorf方面のプラットホームなのです。

閉鎖されて工事が行われるのが反対側のプラットホームなので、果たして、一旦、撤去された鋳鉄製の柱が復活するのかどうか、

また、Siebenhirten方面のプラットホームにある鋳鉄製の柱がどうなるか気になるところです。まぁ、結果は9月になればわかりますが‥

まぁ、お金をかけて本格的な改修工事をする以上、Feriは、必ず鋳鉄製の柱が復活すると信じていますが‥

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ところで、Wiener Linienのホームページでは、Währinger Straße駅からSiebenhirten方面へ行く場合、路面電車の42系統でMichelbeuern/AKHまで行き、そこでU6に乗り換えるプランを推奨しています。

という訳で、ゴールデンウィークなどを利用してウィーンを訪れる皆さま、U6をご利用の場合、ご注意ください。

が、困ったことが‥ 先ほどもご紹介したように、5区のアパートからフォルクスオーパーに行く場合、Währinger Straße駅を使うFeri。特に終演後、帰りに使うのがSiebenhirten方面の列車。Wiener Linienが推奨する42系統を使うか、Schottentorまで出るか‥遅い時間帯なので、迷うところです。

ただ、今シーズン、これからフォルクスオーパーは来日公演などもあり、Feri必見の「魅力的なオペレッタ」が激減するので、通う頻度が下がりますので、余り影響はありませんが‥

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