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March 27, 2016

イースターの思い出

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今日、3月27日はキリスト教のイースター(復活祭)です。イースターは移動祝日(Ostersonntag)なので、毎年、日にちが変わりますが、今年は3月下旬になりました。という訳で、今日は「イースターにまつわる思い出話」を少々‥

キリスト教徒が少ない日本では、今まで、イースターはクリスマスよりも大々的に紹介されることが少なかったのですが、最近は、某有名テーマパークがイベントに取り入れるようになってから、日本でも徐々に商売に取り入れる商業施設が増えてきたような気がします。

忙しいですね。3月上旬は「春の節句」。「春分の日」を挟んで、「イースター」。そして「花見」ですから‥ そう言えば、日本独自の風習、「ホワイトデー」などという行事もありましたね。

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日本では「お花見」が春の訪れを告げる行事であるのと同じように、こちらでは「イースター」が春の訪れを告げる行事になっています。

それまでは、どちらかと言うとモノトーンの世界だったウィーンでも、イースターの前後からカラフルな色が目立つようになります。

その代表がイースター市(Ostermarkt)でおなじみのイースターエッグ(Osterei findet)ではないでしょうか。

Feriは、子供の頃、両親の影響で、日本でキリスト教の教会(プロテスタントですが)へ通っていました。

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父親は宗教を強要するようなことはしませんでしたが、学校以外の場所で、色々な人とふれあうことで社会性を広めようと考えていたようです。

Feriの父親は、太平洋戦争に従軍し、終戦後、シベリア抑留を経て帰国を果たし、日本で静養中にキリスト教に入信したそうです。それだけに、子供を教会に通わせることに、何か思うところもあったのでしょう。

ただ、最終的にキリスト教に入信し、洗礼を受けるかどうかは、ある程度、年齢を重ねてから本人の意思に任せようと思っていたようです。

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カトリックと比べて、プロテスタントは祭壇や礼拝の式次第も地味ですが、イースターの際には、彩色したゆで卵を子供達に配っていました(教会員の女性が作っていたようです)。

それをもらえるのが楽しみで、教会へ通っていたのを、今でも覚えています。

当時は、「イースターの卵=ゆで卵」と思い込んでいましたが、その後、ウィーンへやってくるようになり、中身を抜いて卵の殻に彩色したイースターエッグ(Osterei findet)を売っているのを見たときは、ある意味、新鮮な驚きでした。

しかも、単に色が付いているだけではなく、各種のイラストがきれいに描かれているイースターエッグは、おっさんのFeriでも見ているだけで、心がウキウキしますね。

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イースターを前にした四旬節の時期は、左の写真のように教会の祭壇は、布で覆われています。宗派によって、やり方は異なるようですが、いずれも十字架の部分は隠すのが決まりのようです。

一方、市内では、至る所でイースターの飾り付けに出会います。右は、Wiener Linienの地下鉄駅にある駅事務所。

商売に関係するスーパーマーケットやショッピングセンター、コンディトライやベッカライだけではなく、こんなところにもイースターの飾り付けがなされているところが、ウィーンらしいですね。

話をイースターエッグに戻すと、旧市街フライウング広場で開催されているAltwiener Ostermarktで展示・販売されているイースターエッグの種類が多いのにも驚きました。

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一つひとつ、手作りできれいに彩色されているイースターエッグは、クリスマスのオーナメントとは別の魅力があります。

当然、日本へのお土産に‥と考えたのですが、中身のない「卵の殻」を彩色したものだけに、長駆、日本へ持ち帰るのは大変でした。

何とか機内持ち込み手荷物を工夫して、日本の自宅へ全数、無事、持ち帰ることができたのも、今となっては懐かしい思い出です。

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ちなみに、イースターエッグを入れるパッケージは、通常の生卵用のものです。右の写真にイースターエッグを入れるパッケージが写っていますが、これに入れて持ち帰る訳です。

写真では、1ダース用のパッケージが写っていますが、数が少ない場合は、お店の方で、半ダース用のパッケージに移し替えてくれました。

実家では、今でも、この時期になると、ウサギのグッズと一緒にイースターエッグを飾っていることでしょう。

ところで、ウィーンでは、イースターの頃から、「お山のホイリゲ」が冬眠明けになります。散歩とホイリゲが大好きなFeriとしては、このシーズンを待ち望んでいました。いずれFeriの散歩コースもご案内することにしましょう。

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日記・コラム・つぶやき |

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Comments

春を感じながらの《お山のホイリゲ》迄のハイキング、
素敵ですね✨
この時期にwienを訪れた事が無いので、何時か、必ず🎵
と、思います😌


Posted by: necchi | March 27, 2016 at 11:27 AM

necchiさま、こんにちは。

3月下旬は、まだ気温の変動が激しく、場合によると寒い日もあります。

こちらに住んでいる皆さまは、そんな中でも「春の息吹」を感じたいのでしょう。

しかし、日が長くなってきて、春の訪れを感じる今日この頃です。

Posted by: Feri | March 27, 2016 at 05:43 PM

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