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March 10, 2016

住宅団地で活躍する日本製品

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今日は「ウィーンで活躍する日本製品の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアでは、日本の製品が様々な分野で活躍しています。路面電車や地下鉄の中でヘッドホンステレオやスマートフォンで音楽を聴いている人を沢山見かけますが、SONY製の密閉型ヘッドホンを使っている人が多いですね。

こういった民生品でも日本製品は活躍していますが、意外なジャンルもあります。

写真の小型トラクターは、冬季の除雪用なので、前面に可動式雪かき機(スノープラウ)が装備されているほか、後部には融雪剤などを散布するために必要なホッパーが取り付けられています。

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ちなみに、この小型トラクターのメーカーはISEKI(井関農機)です。オーストリアにもトラクターのメーカーは存在しますが、こういった小型トラクターについては、日本の方が得意なようです。

しかし、“このような小型トラクターを使った除雪車で役に立つの?”と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実は、このトラクターを見かけたのはウィーン郊外の某住宅団地の集会所。

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住宅団地の中には路地が多く、大型の除雪車は道幅の関係で入ることができないところもあります。そのため、小回りのきく、このような小型トラクターをベースにした除雪車が配備されているのでしょう。

ちなみにウィーン市の公園局でも、この手のトラクターを作業用に使っています。2枚目の写真が公園局のものですが、夏仕様なので雪かき装置は取り外しており、街路樹の散水車を連結しています。

3枚目の写真は、同じタイプですが、ウィーン市内の別の場所で見つけたものです。ウィーン市内は狭いところも多いので、この手の小回りのきく除雪車は重宝なのでしょう。

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ISEKI製のトラクターはオーソドックスなタイプですが、今回、新型を見かけました。それがオレンジ色の車体のもの。こちらも前部には可動式雪かき機を装備しており、後部の荷台には融雪剤産婦用のホッパーが付いています。

最近、導入されたようでデザインも新しいもの。こちらも日本製ですが、メーカーはKUBOTA(クボタ)でした。荷台にDIESELの文字が描かれていたので、小型ディーゼルエンジンを搭載しているようです。

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こちらは型式がわかったのですが、オフロード用車両RTV-X900というユーテリティビークルで、2014年のエコプロダクツ認定商品になっています。

ちなみにFeriは、このタイプの車両はウィーンではじめて見ました。なお、両車とも除雪時に警告を発するため、オレンジ色のパトライトが付いています。

ウィーンは今冬、暖冬だったため除雪車の出番は比較的少なかったようですが、やはり万が一の備えは必要。
地域住民の生活に密着した機器に日本製品が使われているのは、日本人としても誇らしいところです。

ウィーンでは、希に3月に雪が降ることがありますが、恐らく、これらの除雪車は、今年はもう出番はないでしょう。


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