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April 06, 2016

住宅団地を訪ねて(集合住宅編)

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昨日、ウィーンは晴天に恵まれ、気温も23度まで上がりました。絶好のお散歩日和‥と言っても良いでしょう。そろそろドナウ川中州の桜も花を咲かせているかもしれません。

さて、今日は「集合住宅が建ち並ぶ住宅団地」をご紹介しましょう。

ご存じのようにウィーンは旧市街を中心に古い街並みが残っていますが、住居は集合住宅です。

Feriがお世話になっている5区のアパートも、そのような住宅の一つです。

基本的に景観維持の問題もあるので、旧市街に近いところでは、近代的なアパートへの立替は少ないようです(皆無ではありませんが‥)。

また、こちらの特徴として、都心部では住居専用のアパート以外に、1階(日本式)がショップやオフィスになっている建物もあります。2階以上にクリニックが入っているアパートもありますね。

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日本の言い方だと「雑居ビル」になるのでしょうが、こちらは職住接近が基本なので、こういった集合住宅が多くなっているようです。

一方、周辺部では日本の住宅団地のように同じデザインの集合住宅が建ち並んでいる住宅団地も存在します。
いずれも再開発もしくは新規に開発した場所に集合住宅を建てたものです。

先日、ご紹介したSimmering(11区)の戸建て住宅団地(KLEINGARTENVEREIN GASWERK)の近くには、実は集合住宅が建ち並ぶ住宅団地があります。

SimmeringとHauptbahnhofを結ぶ69Aという路線バスのRohrhofergasseという停留所付近が住宅団地です。

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この住宅団地には、Feriの友人が住んでいる訳ではないので、団地の棟内を見学することはできませんでしたが、外側からの様子をご紹介しましょう。

住宅団地の建物ですが、ご覧のように比較的シンプルなデザインで、9階建てになっていました。さすがに、この階数になるとリフト(エレベーター)は不可欠。恐らく番号の付いているところがエレベーターシャフトだろうと思います。

識別のためか、建物によって使っている色が異なる点が特徴でしょうか。また、エレベーターがある反対側にはベランダも設置されています。

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比較的拾い住宅団地ですが、日本よりも余裕スペースを十分にとっているようです。また、当然のことながら、公共交通期間がバスの69Aしかないため、自家用車用の駐車場も十分準備されていました。

また、ウィーンらしく住宅団地の中には、公園も整備されています。こちらでは、集合住宅でも煙突の設置が義務づけられていたので、屋上には煙突が見えますね。

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都市計画がしっかりしていると感じるのは、戸建て住宅団地と集合住宅団地が幹線道路を挟んで、明確に区分されている点です。

そのため、日照の問題などが発生しにくくなっている訳です。日本では、公道成長期に建設された住宅団地の入居者が高齢化して、問題になっているようですが、ウィーンは、どうなのでしょうか。

この問題は、実際に各種のデーターを調べた訳ではないので、何とも言えませんが、日曜日の午後、69Aのバスに乗った感じでは、やはりご年配の方が多かったような印象です。

当然、集合住宅の場合、戸建て住宅以上に、外国人の住民も増えていることが予想されます。このあたりは、実際に住んでみないと何とも言えませんが、大規模な住宅団地なので、色々な問題が内在しているかもしれません。

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今日、もう一つご紹介するのはドナウ運河沿いの2区(Leopoldstadt)にある集合住宅群です(4枚目と5枚目の写真)。ここは再開発されたようで、建物は比較的新しく、デザインも工夫が凝らされています。

窓の配置がユニークなので、どのような間取りになっているのか興味があるのですが、残念ながら知り合いが住んでいる訳ではないので、内部を見学することはできません。

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また、ベランダを有効に活用しているようです。ウィーンらしさはあまり感じられませんが、まぁ、昨日本位ということで設計されたのでしょう。

ただ、ここの集合住宅も公共緑地(公園)が十分、確保されており、ゆとりある建物配置になっています。

なお、ウィーンでも外縁部には、このような中層アパートが建てられている住宅団地が結構、存在します。

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写真は、1976年に建設された「Wohnpark Alt-Erlaa」という23区にあるオーストリア最大の住宅団地です。戸数は3200戸と、日本の巨大住宅団地並みの規模。下部が広がった独特のデザインが特徴の高層アパートが建ち並んでいます。

「Wohnpark Alt-Erlaa」のすごいところは、単なる住宅団地ではなく、各種スポーツ施設(アパートの上に屋上プールがあります)、医療センター、幼稚園、学校、ショッピングセンターなどを備えた街になっていることです。

例えてみれば「ウィーン版」の千里ニュータウンか、多摩ニュータウンと言ったところでしょうか。

Feriは、まだ現地に入って見学したことはないのですが、そのうち、見学に行って、本格的にご紹介したいと思っています。という訳で、今日は「Wohnpark Alt-Erlaa」については、さわりだけ‥

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街角の話題 |

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Comments

Feriさんこんにちは。
空港駅からHbfまでの列車について以前質問させていただき、おかげさまでうろたえることなくホテルまで辿りつくことができました。
その節はありがとうございました。

そしてこの話題!
実は2月の旅行前に、Googleマップで予習していてものすごく気になったのが23区の巨大団地でした。
郊外まで女一人で行くとなると、治安に不安があって尻込みしてしまったので、Feriさんのリポートを楽しみにしています!

新宿にある損保ジャパンのパンタロンビルみたいですよね。

Posted by: のんのん | April 09, 2016 at 08:51 PM

のんのん様

リクエスト、ありがとうございます。

しばらくお待ちくださいませ。

Posted by: Feri | April 10, 2016 at 07:37 AM

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