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May 29, 2016

謎の機関車1046 001

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今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。

ÖBBは、RailJetも含めて、長距離列車は現在でも電気機関車が客車を引くスタイルをとっています(最も機関車が最後部に着いて、押す形で運転されている列車もありますが)。

この当たり、電車主体のJRとは違うところです。とは言っても、最近はヨーロッパ標準の電気機関車が中心になってしまい、各国ごとのバリエーションは少なくなってしまい、鉄道ファンから見ると、面白くなくなってしまいましたが‥これは、いずこも同じですね。

そんな中で、注目を集めるのは通常の塗装ではなく、特別塗装を施した機関車です。このブログでも、何回か紹介していますが、ÖBBでも特別塗装をした1116型電気機関車を運行しています。

昨年12月、Wien Hbfが本格開業した翌日、「謎の機関車」を目撃しました。

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形式は1046型ですが、1号機の1046 001は、すでにÖBBからは除籍されており、現在はÖGEG(Österreichischen Gesellschaft für Eisenbahngeschichte、オーストリア鉄道史協会)が保有し、動態保存している機関車です。

以前は、ÖBB標準のオレンジ色のままで、正面のロゴがÖBBではなく、ÖGEGになっていただけでした。

今回、目撃したのは標準塗装とは全く異なる黒に近い色に塗られた1046 001でした。どうも当日は、機関車単独で試運転を行っているような感じでしたが‥塗装が代わっただけでなく、正面と側面中央に、何やら金色の紋章を付けています。


ネットを調べても詳細な情報を入手できなかった珍しいケースなのですが、2015年9月頃、この塗装に塗り替えられたようです。

Img_2015_12_1717

どうも保存されている古い客車を牽引するために、こういった色に塗り替えたようです。以前は、同じく同協会が保有していた1010 015が、その任に当たっていたらしいのですが、同機が40周年記念塗装(40 Jahre ÖGEG くわしくはこちら)に塗り替えられたこともあり、その代替として登場した模様です。

しかし、最近の日本では、この手の情報は広まるのが早く、例え機関車単独でも走るとなると、多くの鉄道ファンが集まるようですが、基本的に、こちらでも同じです。しかし、この日、Wien Hbfで、この機関車を出迎えたのは、なぜかFeri一人。不思議な気がしました。

1046型は1956年からÖBBが導入した旅客用電気機関車で、当初は4046型と呼ばれていました。最高速度は125km/hで25両が製造され、全盛期はÖBBの幹線である南鉄道などで、使用されていましたが、2003年に全機、廃車となっています。

塗装は当初、グリーン一色でしたが、その後、新しい標準色のオレンジ(ツートンカラーを含む)に代わっています。もちろん、現役時代に、今回のような塗装になったことはありません。


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