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May 17, 2016

陸橋のガラス製フェンス

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昨夜、茨城県で震度5弱の地震がありました。フォルクスオーパーの公演は15時からだったので、出演者の皆さまは引き上げていたと思うのですが、結構な揺れだったので、地震になれていないフォルクスオーパーの皆さまは、さぞ、びっくりされたと思います。

さて、先日、オーストリアのファイアマン首相が辞任しましたが、後任にはÖBB総裁のクリスチャン・ケルン(Christian Kern) 氏が就任することになりました。経済界からの起用になりましたね。

ケルン氏は5月17日に大統領府で、フィッシャー大統領から正式に首相に任命されるそうです。そう言えば、来日公演中のフォルクスオーパーの公式プログラムにはファイアマン首相のメッセージが出ていますが、「これが最後の晴れ姿」というのも皮肉です。

さて、フォルクスオーパーの来日公演に関連してオペレッタの記事が続いたので、今日は久しぶりにお里である「ウィーンのディープな話題」をお伝えしましょう。

ウィーンのS Bahnは、ウィーン市内に関しては、原則として高架線や堀割を走っているため、道路とは立体交差になっています。

高架線の場合は、鉄道が上を通るので問題はありませんが、堀割の場合、道路が上にくるため、道路(歩道を含む)から車両や人が線路に落下しないようにフェンスが設けられています。まぁ、これは、どこの国でも当たり前ですが‥

Img_2016_04_1053

S Bahnについては、駅も含めて、古い鉄道施設を転用しているところが多いため、陸橋のフェンスも伝統的な鋳鉄製が多く使われています。色は当然、緑色です。ある意味、駅の柱などと共通するデザインです。

このあたり、昔からデザインの一貫性を重視する国らしいですね。

さて、今まで、陸橋上のフェンスは、この手すりだけだったのですが、最近になって、強化ガラス製の板が、金属製の手すりの内側(歩道側)に取り付けられるようになりました。

透明なガラス製の板なので、従来どおり線路や電車を見ることは可能です。ただし、透明なフェンスなので、途中に二箇所ほど、横にグレーの帯(磨りガラスになっていると思います)が入っています。

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これは、透明なガラスフェンスの存在を知らせるためでしょう。しかし、今頃になって、なぜ、強化ガラス製の板をフェンスに取り付けたのか‥という疑問が出てきました(些細なことが気になるFeri‥悪い癖です)。

高さはフェンスの倍なので、2メートル弱でしょうね(さすがにメジャーを出して測った訳ではありませんが‥)。

人が線路に転落するのを防止する目的と考えるのが一般的でしょうが、それならば、もっと早く対策を施したような気がします。

Img_2016_02_1172

従来の金属製フェンスは、写真をご覧になればおわかりのように隙間が多いですから、悪意を持った人間が物を投げ込もうと思えば、簡単にできてしまいます。

最近はウィーンも治安が悪化していますから、バカモノがイタズラ半分で陸橋から線路上にものを投げ込む‥ということも十分考えられますね。

公共施設へのいたずら書きを見れば、あり得ない話ではないでしょう。そこで、こういったフェンスの設置になったような気がします。

まぁ、日本のように金網の無粋なフェンスではないのが救いですが、何となく寂しい気もします。


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