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May 24, 2016

オーストリア大統領選挙 決選投票の結末は‥

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基本的に政治の問題は取り上げない当ブログですが、日本でも「オーストリアに極右の大統領誕生か」という報道がなされているので、今回は例外的に取り上げることにしました。

5月22日に行われたオーストリア大統領選挙の決選投票ですが、昨日もお伝えしたように希に見る接戦となったため、マスコミ得意の「出口調査」などを駆使しても、当選確実を打てなかったようです。そのため、実際の開票結果待ちとなり、当選の確定に時間がかかりました。

実際、リアルタイムで更新されている新聞社のホームページでも、左写真のような結果に‥ しばらく50%のままでした。

候補者はノルベルト・ホーファー氏(Norbert Hofer、自由党出身)と、アレキサンダー・バン・デ・ベレン氏(Alexander Van Der Bellen、緑の党出身)ですが、両極端な政党の指示を受けているのが特長。

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しかし、中道左派が主流のヨーロッパでは、日本人が考える以上に愛国保守勢力に対する警戒心が強く、ORFの討論番組では、司会者がホーファー氏を中傷する発言をするなど、ホーファー氏を引きずり下ろすために、手段を選ばず‥という感じになったようです。

ただ、アメリカ大統領選挙でも、過激な発言で有名なトランプ氏を、マスコミや既存の政治家が叩けば叩くほど、国民の人気が高まるという傾向もあるので、こういった情報操作は、逆効果のような気もするのですが‥

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さて、最終結果が出るまでに非常に時間がかかりましたが、これは選挙日当日の投票では決まらず、何と郵送による期日前投票の開票結果が当選を左右する事態に陥ったためです。

最終結果は、オーストリア内務省の発表によると、緑の党出身のAlexander Van Der Bellen氏が得票率50.3%という僅差で当選しました。Norbert Hofer氏の得票率は49.7%でした。

とりあえず愛国保守系(マスコミは極右という表現を使っていますが)のNorbert Hofer氏が大統領に当選しなかったことで、隣国ドイツをはじめとする国は、「ヒトラーの再来」を阻止することができて、ほっとしていることでしょう。

しかし、これだけ拮抗しているということは、国民の意見も二分されていると考えて良いわけで、今後の政権運営に何らかの影響を及ぼしそうな気がします。

また、これだけ投票数が接近していると、日本ならば、投票結果の集計に手が加えられたのではないかという異議が出て、再集計という話が出るような気もします。

オーストリアに関しては、現時点では、そういった話は出ていないようです。

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ところで、選挙は候補者のイメージも大切。緑の党は環境政党として有名ですが、Alexander Van Der Bellen氏はヘビースモーカーだそうです。そのため、選挙用のポスターでは歯を白く加工していたという噂話を耳にしたことがあります。環境保護と喫煙は関係がないのでしょうかね。

一方のNorbert Hofer氏も、マスコミの前ではソフトイメージを前面に打ち出し、過激な発言は控えていたようです。

余談ですが、来日しているフォルクスオーパーの皆さんは、選挙権を持っている方が大多数かと思います。期日前投票とかしたのでしょうかね?

なお、今日は、最終結果が出るまでに時間がかかったため、更新時間が遅れました。

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