« フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポート(その3) | Main | 頭が痛い「値上げの季節」(ホイリゲ編) »

May 05, 2016

先週末の話題から

Img_2016_04_1151

フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポートが続いたため、4月末に行われた行事に関する話題をご紹介できませんでした。オペレッタファンではない読者の皆さまは「お腹いっぱい」だろうと思います。

そこで、今日は、先週末にウィーン市内で行われた行事をいくつかピックアップしてお伝えしましょう(気の抜けたビア状態ですが‥ご容赦くださいませ)。

○Neubaugasseの「Flohmarkt」
まず、4月29日・30日の両日、Neubaugasse(ノイバウガッセ)で恒例の「Flohmarkt(蚤の市)」が開催されました。

Img_2016_04_1297

Mariahilfer Straßeと交差する形のNeubaugasseも、ウィーン有数の商店街で、両脇には飲食店を含む様々なお店が並んでいます。

ここの「蚤の市」は、基本的に商店街の各商店が日頃のご愛顧を込めて、商品を安く販売するというパターンが多く、50%引きといった表示も見られました。

両日ともに天気に恵まれたため、大変な混雑で、通りを歩くのも一苦労‥といった感じでした。

好き者のFeriも、さすがに全店をくまなく見るほどの根性はなく、適当に見てお茶を濁しました‥そもそも、普通の買い物に熱心ではないので…

Img_2016_04_1223

そんな中、以前、このブログでもご紹介したオルゴール専門店の出店で、面白いオルゴールを発見。手回し式の小さなオルゴールなのですが、メロディがオペラ名曲。

数種類があったのですが、曲目には「アイーダ」の“凱旋行進曲“、「ナブッコ」の“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”などがありました。オペレッタものがあったら、速攻で買いだったのですが、オペラしかなかったので、見るだけにしましたが‥

このほか、同じ仕様で「第三の男バージョン」もありました。いずれもウィーン土産を意識しているオルゴールなのは言うまでもありません。当日は1個8.5Euroというお買い求め安い価格設定でしたね。

なお、Neubaugasseを閉鎖しての「蚤の市」なので、両日とも、この通りを通るHauptbahnhof行きの路線バス13Aはルート変更しています。こういった重要路線でも、ウィーンでは各種の行事があると平気で迂回ルートを採用します。

考え方の違いなのでしょうが、とにかくウィーンでは、この手のルート変更はお得意です。反面、慣れていない観光客の皆さまにはご迷惑かと思いますが‥

最近、ウィーンでも人混みが苦手になりつつあるFeriは、30日は、「蚤の市」を早々に退散して「次の会場」へ向かいました。

Img_2016_04_1293

○Maibaumfest
オーストリアでは、4月末に「Maibaum」を立てる風習があります。林業や農業が盛んな地方では、今でも盛大に行われるのが一般的です。

しかし、ウィーンでは他所からMaibaumに使う木を持ってくる必要があることから、クリスマスツリーと異なり、以前よりは少なくなってきているような気がします。

Img_2016_04_1416

ちなみにオーストリアでは、「初夏の訪れ」を告げる行事がMaibaumfestだと言われています。

「蚤の市」で賑わっていたNeubaugasseに隣接するMariahilfer Straßeの中心にあるMariahilf教会前の広場にも、4月30日にMaibaumが立てられました(右の写真)。

狭い広場ながら、屋台が出て、小規模なブラスバンドがFeriが好きな曲目を演奏していました。

しかし、Feriが狙っていたのは、こちらではありません。かつて住んでいた17区のDorunbachのRupertusplatzで開催されるMaibaumfest

Img_2016_04_1377

通常、この手のfestでは、Bierの屋台が中心となりますが、ここはBierもありますが、ワインが主力。皆さま、昼間からワインを召し上がりながら、Maibaumが立つのを待ちます。

なぜ、ワインが主力かと言えば、この広場に隣接して有名な修道院のホイリゲSt.Peterがあるからなのです。

Img_2016_04_1399

以前もご紹介したことがありますが、ここではMaibaumの立て方が、古式ゆかしい方法で行われます。

どのように行うかというと、クレーンなどの無粋な重機は使わず、丸太をMaibaumに縛って、人力で力を合わせて徐々に垂直にしていくのです。

途中で、作業をしているおじさまたちが「乾杯の歌」を歌いながら、休憩をするため、垂直になるまでに、小一時間はかかります。これが、風情があって良いのですよ。

Img_2016_04_1412

当日は快晴に恵まれ、絶好のMaibaumfest日和になりました。Feriも、その晩、フォルクスオーパーで「Der Bettelstudent」のプレミアが行われるというのに、つい雰囲気に呑まれてしまって、ワインを我慢できなくなりました(ワインとオペレッタの日々‥笑)。

素晴らしいワインを頂きながら、Maibaumを立つのを眺める。これも、ある意味、贅沢な瞬間かもしれません。

ただ、残念なことに5月に入ったとたん、天気が不安定になりました。とは言っても、「5月末くらいからは、一気に夏モードになる」という予報も出ています。

フォルクスオーパーのメンバーが来日公演を終えて、ウィーンへ戻った頃には、夏本番になっているかもしれません。その前に、大統領選挙の決選投票がありますね。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポート(その3) | Main | 頭が痛い「値上げの季節」(ホイリゲ編) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポート(その3) | Main | 頭が痛い「値上げの季節」(ホイリゲ編) »