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June 2016

June 30, 2016

雑感 自転車はどこへ行く

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6月最後の話題は、「自転車の話題」です。

このブログに限らず、ヨーロッパ各国を紹介している記事を見ると、「自転車が市民権を得ている」ことがよくわかります。

オーストリアでもウィーンをはじめ、自転車を重要な都市内移動手段と位置づけて、様々なインフラや精度を整備しています。

ウィーンの場合、デポジットは必要ですが、利用料金が無料のレンタル自転車CityBikeのステーションが市内各地にあり、住民や観光客の足として活躍しています。また、自転車専用レーンが確保されている道路も色々なところで見ることができます。

当然、交通信号も自動車用、歩行者用に加えて、自転車用も存在します。

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また、日本では、混雑度合いの違いもあり、鉄道への自転車持ち込みは制約が多いですが、こちらではÖBBなどの長距離列車には自転車搭載スペースが設けられている他、ウィーンでは日中や休日は地下鉄への自転車持ち込みも可能です。

ÖBBに関しては、最近、製造される長距離用車両には、最初から自転車搭載スペースが設けられるようになりました。また、RailJetのように改造で、自転車搭載スペースを設けた例もあります。

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ちなみに3枚目の写真は、ÖBB長距離用客車の自転車搭載スペースです。また、他国でも写真のように自転車搭載スペースを設けるケースが増えてきました。

そう言えば日本では輪行車と呼ばれる折りたたみ式自転車以外は、通常、列車への持ち込みはできなかったと思います。さらに、JRなどでは、輪行車の持ち込みについて、細かいルールがあるようです。

そのため、必ずしも簡単に自転車を列車などに搭載して、移動することは難しいような気がします。

このように便利に自転車を使えるという背景には、「自転車を都市内の移動手段に位置づける」という合意が自治体と住民の間でできていることがあると思います。

さらに、見過ごせないのは、ライダーのマナーです。サイクリングが盛んなお国柄、自転車のライダーも曲がる際は、手で曲がる方向を指示する(ハンドシグナルを出す)のが当たり前になっています(もちろん、例外はありますが‥)。

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June 29, 2016

楽しい楽譜を垣間見ました

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今日は「ブラスバンドの話題」をお伝えしましょう。

こちらでは、各地に楽友協会(ムジークフェライン)がありますが、地方では地元のアマチュアが参加するブラスバンドを保有しているケースが多いようです。

バンドの構成を見ると、老若男女、色々な皆さんが、楽しそうに演奏をしています。各地のお祭りなどに出演する他、他地区へ遠征に出かけることもあるようです。

ちょっと前になりますが、17区DorunbachのRupertusplatzで開催された「初夏の訪れを告げる行事」、Maibaumfestにもブラスバンドが参加していました。

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この広場に隣接している場所に修道院St.Peterがあるため、地元のブラスバンドではなく、修道院の本院があるSalzburgからバンドが遠征してくることがあります。

普通、ブラスバンドの演奏を聴くときは、指揮者の側、つまり正面に陣取るのが一般的ですが、へそ曲がりのFeriは、時々、バンドの後ろ側へ回って聴くことがあります。

これは、指揮者の表情を含む、指揮ぶりを見たいためです。指揮者の個性が出ていて面白いものです。

日中、演奏ですと、どうしても気温が上がるため、主催者側からビアなどが差し入れられて、休憩時間に、れを飲みながら演奏するのがオーストリア風。

もちろん、未成年の奏者も加わっているので、ソフトドリンクが差し入れられる場合もありますが‥

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June 28, 2016

番外編 響ホールフェスティヴァル2016「メリーウィドウ」(後編)

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6月26日から27日にかけて、ココログのサーバーでトラブルが発生した関係で、記事を分割掲載することにしました。

昨日に引き続いて北九州市・響ホールフェスティヴァル2016「メリーウィドウ」の後編をお伝えしましょう。

コンサート形式なので、一幕終了と同時に二幕へ入ります。ストーリーテラーのクロモウとツェータ男爵が登場して、二幕の設定(答礼のためハンナが主催したガーデンパーティが開催される)を説明します。

想定の説明後、いきなりハンナのアリア「ヴァリアの歌」です。何しろダンサーが参加していないため、ダンス部分は全て省略せざるを得ません。

歌い終わったハンナが“ダニロに祖国を思い出してもらいたいので、歌いました”と言うため、ハンナがダニロに気があると思うツェータ男爵とクロモウ。

やってきたダニロに、“ハンナが君に気があるようだ”と言いますが、ダニロは取り合いません。本来は、ここでハンナとダニロの「恋のさや当て」が展開され、1回目の「唇は語らずとも」になるのですが、お話を単純化するため、これはカット。

そして、「女、女、女のマーチ」になります。人数が少ないので、どうするのかと思っていたら、ソリスト2名と俳優2名に、男声合唱団5名も参戦し、賑やかな展開に。

この時、室内合奏団の男性メンバーが立ち上がって一緒の歌う場面がありました。男性が少ないための自虐ネタといったところでしょうか。気持ちは良くわかります。

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そして、ヴァランシェンヌとカミーユ・ド・ロシヨンが登場し、デュエットの後、舞台後ろの東屋へ入ります。それを見ていたクロモウは、ウロウロするばかり。

そこへ、ツェータ男爵がやってくるので、クロモウがハンナのところへ行き、ヴァランシェンヌと交代してもらいます。この部分、ニェーグシュの役をクロモウが演じている訳です。

東屋からカミーユ・ド・ロシヨンとハンナが一緒に出てきて、びっくりする展開はオリジナルどおり。ただし、今回は、ここでカミーユ・ド・ロシヨンが「バラのつぼみが‥」を歌う演出になっていました。

そして、ダニロが「昔、王子が‥」と「マキシムへ行こう」を歌い舞台袖へ。残ったハンナとヴァランシェンヌが重唱をして、二幕はフィナーレとなります。二幕は25分ほど。

さて、このメンバーだと問題になるのは、三幕のマキシム風パーティの場面。三幕は、いきなり「天国と地獄のギャロップ」の演奏が始まりました。

一般のお客さまは何が始まったのかわからない展開ですが、そこにクロモウとオルガ、ツェータ男爵が登場し、三幕の説明をはじめます。

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June 27, 2016

番外編 響ホールフェスティヴァル2016「メリーウィドウ」(前編)

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6月26日の深夜(日本時間)、当ブログで使っているココログで大規模なトラブルが発生し、記事のアップどころか、コメントの投稿も不可能になりました。

そのため、実は、日本時間の27日早朝に記事をアップする予定が、管理画面にも入ることができず、ブログの更新が大幅に遅れてしまいました。誠に申し訳ございません。

さて、ウィーンでは、まもなく常設の劇場はシーズンオフに入りますが、今日は「日本の話題」をお届けしましょう。

ご存じのように、日本では地方自治体が様々な文化活動を展開しています。また、こちらの皆さんが驚くような、立派な音楽ホールを持っている地方自治体も多いのが特長。

クラシック音楽の普及に力を入れている北九州市には、八幡区に響ホールという立派な劇場があります。

ここを活動拠点としている(財)北九州市芸術文化振興財団が音楽事業の一環として、開催しているのが「響ホールフェスティヴァル」です。

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響ホールから「創造と発信」をテーマに贈る響ホールフェスティヴァル。2016年は、2日間にわたって「ウィーン」をテーマにしたコンサートを中心に、ホール内外のスペースを活用した無料イベントも開催されました。

コンサートは初日の25日が「魔法の笛」(オペラ「魔笛」を語りと木管五重奏の演奏だけで上演)、2日目の26日がオペレッタの「メリーウィドウ」でした。

この「メリーウィドウ」にFeriの友人、森野由みさんが出演しましたので、北九州地区ファンクラブの方から頂いた情報を元に、当日の様子をご紹介しましょう。

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まず、コンサート以外のイベントですが、これがなかなか魅力的。「ウィーン」をテーマにしたイベントが盛りだくさん。

ワークショップ「親子でケーキづくり教室」(ザッハトルテ)、「~ウィーンの香りを召し上がれ~オペラ入門inオペラカフェHIBIKI」、「どきどき、演劇ワークショップ~演出家指導のもと“メリーウィドウ”の1シーンを演じてみませんか?」、映画上映「第三の男」、「知って、聴いて、鳴らしてみよう!!~“魔笛”・“メリーウィドウ”出演演奏者によるロビーコンサート」など、多種多様なイベントが開催されました。

実際、ロビーコンサートは、木管楽器、弦楽器、打楽器と各パート毎に行い、その後、お客さまに楽器に触れてもらうといったユニークな試みが行われています。

クラシック音楽やウィーンにあまり興味の無い一般の方でも楽しめるような企画内容が素晴らしいですね。

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June 26, 2016

ハウスクリーニングサービスはいかが?

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6月最後の週末、ウィーンでは恒例の「Donauinselfest 2016」が開催されています。毎年、大勢の人で賑わう夏を告げるお祭り。人混みが苦手になってしまっているFeriは、行きませんが‥

ところで、今年は日本から、大野敬正さんが率いるShamisen Rock Band “URUSHI”が25日に参加したようです。

この記事を書いているのは25日ですが、26日もお天気にも恵まれるようなので、多くのお客さまで賑わうことでしょう。

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今日は「ハウスクリーニング会社の話題」をお届けしましょう。Feriには、無縁ですが、お忙しい皆さまにとって、便利なのが「家事代行サービス」。最近は、日本でも徐々に普及するようになってきましたね。

最近の日本では、費用を安くして利用しやすくするため、時間を区切ったサービスや、サービス内容を細分化するというった工夫がなされているという話を耳にしました。

先日、馴染みのホイリゲに行く途中、16区で写真のようなライトバンを見かけました。ライトバンに描かれている写真を見ればわかるように、家事代行サービスの一つ、ハウスクリーニング会社のものです。

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この日見かけたのは、Hausbetreuung Dimmi GmbH.という会社。7区のKaiserstraßeに本社があるようです。

この会社は、一般家庭やオフィス、アパートの清掃業務を中心にサービスを提供しています。室内のみならず、窓の清掃なども行っていますが、変わったところでは、庭の手入れや、冬期の除雪なども請け負っています。日本の「ダ○キ○」みたいな感じの会社かもしれません。

1996年創業ですから、比較的新しい会社と言えますが、実際、清掃業務の受託は多いようで、順調に業績を伸ばしているようです。確かにオフィスやアパートの清掃に関しては、外注した方がコスト管理も含めて楽ですから、日本と同じく需要は多そうです。

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June 25, 2016

18区の高級アパート“Stilvoll Wohnen”

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世界中が注目したイギリスのEU離脱を問う国民投票は、皆さまもご存じのように離脱派が、過半数を占めました。
この結果、残留を主張していたキャメロン首相が辞意を表明しています。

当たり前ですが、EUの一角を占めるオーストリアでも特別番組を編成して、大々的に報道を行っています。

このブログでもお伝えしたようにオーストリアでも大統領選挙の際、オーストリア・ファーストを掲げたノルベルト・ホーファー氏が、過半数に近い支持を集めるなど、EUの拡大にともなう不安が、各国の国民に広まっているようです。

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観光客の立場だと、イギリスは通貨もポンドのままですし、シェンゲン協定に加盟していませんから、国境検査も行われているので、EUを離脱しても、あまり影響がないように見えます。

しかし、今までオーストリアからイギリスに働きに出る場合、就労ビザは不要でしたから、仮にEUから正式に離脱すると、こういった自由もなくなるわけです。そういう意味で、今後、色々な問題が浮上してくるでしょう。

さらに大陸の国からもEU離脱を考えるところが出てくる可能性もあるような気がします。

Feriは、株式には手を出していませんが、ヨーロッパ各国では株価の下落など、経済への影響も大きいようですね。

さて、今日は「ウィーンの高級アパート」の話題をお届けしましょう。

今、ウィーンはアパート不足が顕著で、家賃も高騰しているそうです。「家賃の高騰」は需要と供給の関係ですから、まぁ、やむを得ない部分もありますが、頭が痛い問題でもあります。

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公営アパートに関しては、このブログでもお伝えした2万人が住む予定の住宅Seestadt(2015年10月23日の記事はこちらから)の開発が完了すると、かなり供給量が増えると言われています。

一方、市内では再開発事業も盛んですが、こちらに関しては、富裕層を対象とした高級アパートが建てられるケースが多いようです。

一つは、日本と異なり高層アパートの建設に制約があるため、低層アパートで利益を確保しようとすると、どうしても質の高い「高級アパート」になるようです。

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June 24, 2016

楽しいライトバン

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フォルクスオーパーの来日公演終了から1ヵ月が経過しましたが、先日、ウィーンに戻ったダイレクターのRobert Mayerさんが、こちらのカルチャーラジオ番組に出演して、“総勢260名で行った日本公演は大成功だった”という発言をしています。

この番組の中で、興味深い情報がRobert Mayerさんからもたらされました。“次回の日本公演は2021年の予定である”。

4年後の2020年には東京オリンピックが開催されるため、制約が多いため、2021年になったようです。5年後となると、出演メンバーも大きく入れ替わるような気もします。

それまで、待ちきれない皆さま。是非、ウィーンにお越しになりフォルクスオーパーへいらっしゃってください。

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さて、今日は「働く自動車の話題」をお届けしましょう。

こちらでは企業が所有する自動車(いわゆる商用車)には、なかなか魅力的なイラストが描かれているケースがあります。今日、ご紹介する自動車も、そんな車達です。

冒頭にご紹介した写真は、「The Pie Factory」というお店のデリバリー用自動車です。

一見すると、歯車のように見えますが、実は販売しているのは、アメリカで食べられている「パイ」を中心とした商品。

同社のホームページを見ると、パイ投げの場面も紹介されています。もちろん、投げるためのパイを販売している訳ではなく、もちろんちゃんと食べるためのものです。

このパイを擬人化してイラストにしたセンスは、たいしたものです。ちなみにお店は、9区のSpitalgasseにあるそうです。

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June 23, 2016

変わったお店シリーズ110 RADATZのMARKT

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22日にボルドーで行われたEURO2016、F組のオーストリア対アイスランド戦ですが、1対2でオーストリアが敗れてしまいました。

この結果、アイスランドは決勝トーナメントに進むことになりましたが、オーストリアはF組で一勝もできず、敗退という結果に‥

オーストリアもボール支配率ではアイスランドを上回っていただけに、非常に残念です。

ちなみに同じF組のハンガリー対ポルトガル戦は3対3の引き分けに終わりました。その結果、F組からは、ハンガリー、アイスランド、ポルトガルの3チームが決勝ラウンドに進出することになりました。

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さて、今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

ウィーン市内を歩いているとRADATZという屋号の肉屋さんをよく見かけると思います。チェーン店の肉屋さんで、通常の小売だけではなく、ブルストやシンケンなどの製造も行っています。

製品については、直営店だけではなく、通常のスーパーマーケットでも販売しており、Feriも愛用しています。

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以前も、このブログでご紹介したように、こちらではイートインコーナーを開設している肉屋さんが多く、昼食時などは、多くのお客さまで賑わっています。

肉屋さんで昼食をとることができるというのは、日本ではイメージできませんが、古くからの伝統だそうです。

シュニッツェルやブルストの他にも、シュニッツェルセンメルなどの「調理パン」を扱っているのも特長です。

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ウィーン市内にあるRADATZのお店も、多くは肉や加工品の販売に加えて、イートインコーナーを持っています。
2枚目の写真が、一般的な「RADATZのお店」です。

今日、ご紹介するのはRADATZのお店でも、ちょっと変わったところ。というのは、肉製品専門のスーパーマーケット型店舗です。

実は、Feriのアパートに近い場所に、このお店が存在します(Margaretenstraße 119)。3枚目の写真が、その店舗の外観です。

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June 22, 2016

変わった色のÖBB近郊型電車

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現地時間の6月22日、EURO2016に出場しているオーストリアは、サンドニでアイスランドと対戦します。決勝トーナメント進出をかけた戦いです。

もちろん、同時刻に行われるハンガリー対ポルトガル戦の結果も関係しますが、是非、勝利を勝ち取ってほしいものです。

さて、今日は「ÖBBの電車にまつわる話題」をお届けしましょう。

このブログでも何回かお伝えしているようにÖBBでは、様々なキャンペーンに合わせて特別塗装の列車を用意しています。

最近では、ÖBBの看板列車であるRailJet(機関車を含む)に特別塗装を施す例が多くなっているようですが、今日、ご紹介するのは近郊型電車の例です。

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ウィーンのS Bahnでも活躍するBombardier製の連接型電車4024/4124型にも4編成ほど特別塗装の車両が存在します。

4024/4124型のシリーズは、ウィーンのみならず、地方でも活躍するところから、シュタイヤマルク州では「Energie Steiermark Talent」、チロル州では「Tirol 2050 energieautonom – Talent」(2014年9月16日デビュー)という特別塗装車が運用されています。

また、日本のJAバンクに近い「Raiffeisen Bank」の特別塗装車「Raiffeisen Talent」(2015年9月15日デビュー)がチロル州で運用されています。

ウィーン近郊(ウィーン、ニーダーエスターライヒ州)で、このブログでもご紹介したことがあるWien Hauptbahnhofの開業をPRするために2013年9月16日にデビューした「Wien Hauptbahnhof-Talent」が有名です。

こちらは、車体に巨大なピクトグラムを貼り付けている斬新なデザインです。ちなみに編成は4024-103編成です。

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June 21, 2016

新店がオープン

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今日は「Mariahilfer Straßeのお店にまつわる話題」をお届けしましょう。

日本では、「閉店記念セール」を連発して、お客さまを集客するお店が時々話題になるようですね。

実際には、閉店する訳でもないのに「閉店記念セール」を打ち続ける訳ですから、まぁ、商道徳からするとグレーゾーンでしょうか?

さて、以前、このブログでSTIEFELKÖNIGという靴の専門店が行っていた「閉店記念セール」の模様をご紹介したことがあります(2016年12月20日)。

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詳しくは、この記事をご覧頂くとして、この閉店記念セールでは、何と、入店規制をかけるほど、お客さまが集まっていて、Feriもびっくりしたこともあります。

なにしろ、ブランド品が最大70%オフというセールですから、ウィーン子が集まるのもよくわかります。

このセールの数日後、該当するお店の前を通りかかったところ、セールは終了しており、店内の全面改装工事を行っていました。

そのため、Feriは、当初、「全面改装前の売り尽くしセール」だと思っていました。

改装工事の結果も気になっていたのですが、該当する店舗の前を通りかかる機会がなかったため、Feriも忘れていました。

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June 20, 2016

「秘密の屋根裏」を探訪

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今日は、「皆さまに日頃、目にすることがない場所」をご案内しましょう。

ウィーンの街を歩いていると、現在でも伝統的なスタイルの建物をよく見かけます。

外側が石造りで、三角形の屋根が載っているのが一般的かと思います。居室に関しては、こちらはリフォームが行き届いていますから、外観からは創造できないくらい洗練されたインテリアデザインのところが多いようです。当然、お住まいになっている方の趣味・趣向が反映される訳ですが‥

また、以前もご紹介したように、こちらでは戸建て住宅を施主さんが自分で建てるケースがあるなど、日曜大工も本格的。

そのため、室内のリフォームについても、住設機器の交換など以外は、自分で時間をかけて行う人が多いそうです。その当たり、日本とはずいぶん考え方が違いますね。

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さて、前置きが長くなりましたが、集合住宅の場合、普通、入居者でも目にすることがない空間が「屋根裏」です。

屋根裏に収納スペースなどが設置されているケースは別ですが、何もない場合、屋根裏に入る必要性もないため、見ることはほとんど無いでしょう。というか何か工事をするのでもなければ、入る必然性がありませんね。

以前、Feriの大先輩がWestBahnhof近くにオフィスを構えていました。典型的なウィーンの古い建物で、複数の企業が入居していました。駅から近いにもかかわらず、ちょっと奥にあるため、比較的静か。

Feriも、時々、そのオフィスに先輩を訪ねていったことがあります。あるとき、その先輩から“Feriさん、実は、今日、屋根裏に工事が入っていて、中に入ることができるのだけれども、せっかくだから見てみない?”というお誘いが‥

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June 19, 2016

訪ねてびっくり Robert-Stolz-Platz

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熱戦が続くEURO2016ですが、F組のオーストリアは18日、ポルトガルとサンドニで対戦しました。結果は、0対0のスコアレスドロー。同時に行われたハンガリー対アイスランド戦も0対0でした。

その結果、オーストリアは勝ち点1を確保しましたが、得失点差で、オーストリアはF組4位となっています。ちなみにF組の首位はハンガリー。

かなり厳しい状況になってきましたが、オーストリアは予選突破はできるでしょうか?

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さて、今日は「広場の話題」をお届けしましょう。

先日、Johann Strauß gasseをご紹介しましたが、ウィーン市内の通りや広場、公園の名称は人名が使われているところが多いですね。

日本では、人名がついている通りや広場は少ないと思いますが、この点はお国柄‥と言って良いでしょう。やはりご縁のあった方の功績を後世に伝える‥という意味もあるのでしょう。

日本人には馴染みのない政治家や学者の名前がついているケースもありますが、Johann Straußのような有名人の名前がついているところもあります。

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今日、ご紹介するのはオペレッタ「白馬亭にて」にも楽曲が使われているウィンナーリートの作曲家Robert-Stolzの名前がついた広場です。

Robert-Stolzの碑については、プラーターなどにもありますが、広場はどこにあるか‥と言うと、1区のリンク沿いにあります。

具体的にはOpernringとSchillerplatzの間にあるのですが、広場という名称がついているものの、実際には「細長い緑地帯」なので、通りのようなイメージです。そのため、普通に歩いていると、気づきません(笑)。

実は、Feriは、その昔、はじめてRobert-Stolz-Platzを訪ねた時、奥にあったSchillerplatzをRobert-Stolz-Platzと勘違いしてしまったことがあります。

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June 18, 2016

懐かしのフォルクスオーパー・ビュフェ

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今シーズンのフォルクスオーパーでの公演も、まもなく終了となりますが、今日は「フォルクスオーパーの話題」をお伝えしましょう。

先日、ストックしている写真をチェックしていたところ、懐かしいフォルクスオーパーのビュフェで撮影したものが出てきました。

フォルクスオーパーは、国立歌劇場と異なり、ビュフェの数が少ないのは、皆さまもご存じのとおりです。

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メインのビュフェは、2階(日本式)にありますね。現在は、向かって右側、壁に接する形でカウンターが設置されていますが、実は、以前は写真のように「島式」になっていました。

この島式のメリットは、写真を見ればおわかりのように、多数のお客さまに同時対応しやすいという点です。

フォルクスオーパーの場合、幕間の休憩時間は20分が標準である上に、ビュフェの数が少ないため、どうしてもお客さまが集中します。そこで、短時間でお客さまに対応するため、このような形になったのでしょう。

反面、客席にあたるお客さまがくつろぐスペースが狭くなってしまいます。という訳で、改修工事の際、カウンターの位置が現在の場所に移動しました。

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June 17, 2016

変わったお店シリーズ109 ウィーンのTATTOO SHOP

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EURO2016で盛り上がるオーストリアですが、初戦はハンガリーに敗退。第二戦のポルトガル戦は19日にパリで行われます。さて、ここで盛り返すことができるでしょうか。

さて、今日は久しぶりに「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

日本では、どちらかと言うとアンダーグラウンドのマーケットになっている刺青。こちらではTATTOOという名称で、堂々と営業していますね。

ある意味、欧米と日本の「文化の違い」が現れている代表例かもしれません。

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日本の温泉や公衆浴場では「刺青を入れた方の入浴、お断り」が一般的ですが、外国人観光客の増加にともなって、トラブルに発展しているという話を時々、耳にします。

ただ、日本の場合、「刺青=その筋の方」というのが、長く一般的な認識だったため、やむを得ない部分もあると思います。

その点、TATTOOの善し悪しは別として、こちらでは「ファッションの一つ」としてTATTOOを入れる人が多いようで、当然、街中にはSHOPが多数、営業しています。

ただ、モノがものだけに、どうやってお客さまに店頭でアピールするかが難しいところ。

何しろ「実物」をショーウィンドウに展示する訳にいかないので、一般的には施術例の写真を部分的に掲示するケースや、デザイン例のイラストを展示するケースが多いようです。まぁ、当然ですが‥

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June 16, 2016

ウィーンの大規模住宅団地Wohnpark Alt-Erlaa 続編

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本来、2回で終わりにする予定だったWohnpark Alt-Erlaaのレポートですが、読者の方から“居室を紹介して欲しい”というリクエストがあったので、今日は、続編をお届けしましょう。

Feriも、この手のアパートは内部をぜひ見たいと思っているのですが、残念ながら築年数が経過している上に公営アパートであるため、いわゆるモデルルームは存在しません。

一応、Wohnpark Alt-Erlaaの公式ホームページには、間取りの例が掲載されていたので、そちらをお目にかけます。

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この間取りを見ると、同じフロアでも間取りが異なる住まいが設置されているようで、ますます内部を見たい衝動に駆られますね(笑)。

ただ、時々、ウィーン市が新しい入居者を募集するためのオープンハウスを行うことがあり、その際に見学できるケースもあるようです。

ただ、これは毎回、Wohnpark Alt-Erlaaが対象となる訳ではなく、市内にある市営アパート全部が対象なので、見学のチャンスを見つけるのは大変そうです。

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June 15, 2016

ウィーンの大規模住宅団地Wohnpark Alt-Erlaaを訪ねて(後編)

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昨日、EURO2016でオーストリアはハンガリーと対戦しましたが、残念ながら0-2でハンガリーに敗れてしまいました。初戦の負けは痛いですね。今後の活躍に期待しましょう。

さて、今日は昨日に引き続き「ウィーンの大規模住宅団地 Wohnpark ALTERLAA」をご紹介します。

裾が広がった独特の形状を誇るアパートですが、遠くから見て気になっていたのは、「下層階の緑」です。

実際に近くに行ってみると、裾が広がっている部分には、ベランダに巨大なプランターが設置されており、ここが緑化されていることがわかりました。

少なくとも、通常のアパートにあるベランダとは仕様が異なり、「公園の一部」といった趣です。

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そのため、人工的な構造物なのですが、半分は緑に覆われているような感じがします。緑を大切にするウィーンらしい工夫と言えるでしょうか。

実は裾が広がっている以上に、この「緑」がポイントなのかもしれません。ただ、建物自体は巨大なので、近くに行くと、その高さに圧倒されます。

さて、このアパートで、もう一つの特長は、公共住宅でありながら、建設時、屋上にプールが開設されたことです。珍しい施設なので、このプールもよく紹介されるようです。

屋上プール(Dachschwimmbäder)は、何と7箇所。しかも、それに加えて屋内プールも7箇所に設置されています。

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この手の施設は、経年によって廃止されるケースが多いのですが、この団地では、現在でも案内が出ていたのでプールは健在なようです。3枚目の写真は、下から見上げたものですが、屋上プールのフェンスが見えると思います。

余談になりますが、Feriの先輩に建築専門家がいるのですが、その人に言わせると、日本では高層建築の場合、上層階に巨大なプールをはじめとする重量物を配置するというデザインは考えられないそうです。

確かに地震が多い日本では、高層建築の屋上に巨大なプールを設置すれば、トップヘビーになりますから、色々と問題が発生しそうです。

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June 14, 2016

ウィーンの大規模住宅団地Wohnpark Alt-Erlaaを訪ねて(前編)

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今日は「ウィーンの大規模住宅団地 Wohnpark ALTERLAA」をご紹介しましょう。

ウィーンというと古くからある伝統的な建物を使った集合住宅が多いような印象を受けますが、実際には人口の増加に伴って周辺部には新しい集合住宅が建設されています。

これらは、比較的最近になって建設されたため、伝統的な建物に見られる彫刻などの装飾はなく、機能的なデザインが特長です。

そんな中、Feriがかねてから気になっていたのは、「Wohnpark ALTERLAA」という23区にあるオーストリア最大の住宅団地です。

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建物の裾が広がっているデザインでも有名で、日本でも建築関係の皆さまには、良く知られているようです。

日本では、1976年にオープンした新宿の損保ジャパン日本興亜本社ビル(旧・安田火災海上本社ビル)が、裾がスカートのように広がっていることが有名ですが、それに近いデザインです。

何回か、ウィーンから日本へ向かう際、付近を定期便で通過したことがあるので、上空から見たことはありますが、周囲の住宅と比べると、アパートの高さが、圧倒的に高く、異彩を放っています。

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Feriも前から気になっていたものの、なぜか、今まで実際に訪問したことがなかったのですが、先日、地方からウィーンに来る友人との待ち合わせまでに時間があったので、その間を利用して出かけてみました。

「Wohnpark ALTERLAA」は、地下鉄U6の沿線にあります。Feriのアパートがある5区からは、U4とU6を乗り継いで、20分ほどで行くことができます。

都心から大規模住宅団地まで30分程度で行くことができるというのは、コンパクトシティのウィーンらしいところかもしれません。

例えてみれば「ウィーン版」の千里ニュータウンか、多摩ニュータウンと言ったところでしょうか。

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June 13, 2016

どう使う? バス用信号機

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今日は「交通信号の話題」をお伝えしましょう。

ウィーンは現在でも路面電車が市内交通の重要な位置づけになっていますが、それを補っているのが路線バスです。13Aをはじめとする路面電車を通すことができない区間を走っている路線バスは、路面電車と同じ重要な公共交通機関でもあります。

ウィーンの場合、路面電車は軌道敷き内の自動車通行が禁止されている区間が多いこともあり、ある程度、ダイヤは維持されています。

ただ、バスに関しては、走っている道路が狭いところが多いこともあり、バス専用レーンが設置されている道は少なく、路面電車に比べるとダイヤが乱れがちです。

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どうしても一般の自動車と一緒に走っている都合上、交通信号の影響も受けて、ダイヤの維持が難しいのでしょう。

さて、先日、アパート近くの交差点で、写真のような「バス専用信号機」を見かけました。

Feriが見た時は、まだ稼働する前だったようで、実際にどのような指示がでるのかはわかりませんでしたが、左側の一般車両用信号とは異なった表示が出るものと思われます。

もしかすると、一般車両を赤信号で止めて、バスを優先させる仕組みになっているのかもしれません。

また、ダイヤが乱れた場合だけ、臨時に使用するという可能性も残っています。もし、そういった使い方だと、実際に運用しているところをチェックするのは大変そうです。

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June 12, 2016

Feriの散歩コース(その3)

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ウィーンも初夏の陽気になり、お散歩に最適なシーズンに入りました。という訳で今日は「Feriのお散歩コース紹介」の第三弾です。場所は、かつてFeriが住んでいた17区と、隣接する18区です。

今回のスタートは。Schottentorから出ている43系統の終点Neuwaldeggの停留所です。

ここからNeuwaldegasser Straßeを、道なりに山の方向へ歩きます。この区間は、幹線道路の歩道を歩くので、あまり面白みはありませんが、歩道が完備しているので、散歩で困ることはありません。

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突き当たりにあるのがSchwarzenbergpark。このあたりは、ウィーンの外れに当たり、ニーダーエスターライヒ州に接しています。

Schwarzenbergpark広大な自然公園で、平日でも散歩をしている人を多数見かけます。園内を一通り歩くだけでも、結構な運動になりますね。この公園内を歩いて、奥の方まで行き、戻ってくるだけでも十分、散歩コースになります。

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きれいに整備された小川もあり、なかなか風情があります。幸いなことに、公園内は高低差が少ないので、歩いていて苦になることはありません。

ちなみに自然公園ですが、入り口にはAlleebeislという小さなバイスルがあるので、休憩場所には困りません。実際、散歩の途中でお立ち寄りになる方も多いようです。

もう一つのコースが、Neuwaldegasser Straßeの途中から右に折れて、Geroldgasseに入るコースです。

この道は狭い上に、若干、上り坂です。ただ、周囲が森に囲まれているため、歩いていても非常に気持ちが良いです。

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June 11, 2016

Johann Strauß gasseは、こんなところです

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今日は、最初にニュースから‥ オーストラリアのシドニーに拠点を置く国際的なシンクタンク、「経済平和研究所」(The Institute for Economics and Peace)が、6月8日、「2015年の世界平和国家ランキング」を公表しました。

調査は、世界163の国と地域について、紛争の発生率、殺人事件など凶悪犯罪の発生率、近隣諸国との関係、GDP(国内総生産)に占める軍事費の割合など、23の項目を基に「平和の度合い」を指数化し、順位を付けたものです。結果ですが、

1位:アイスランド
2位:デンマーク
3位:オーストリア

という訳で、オーストリアはトップ3に入りました。オーストリアでも最近は、凶悪な犯罪が発生していますが、治安は比較的良い国です。

また、永世中立国であり、オーストリア連邦軍の規模は非常に小さいのも影響しているような気がします。オペレッタ国家が平和なことは結構なことです。ちなみに日本は第8位で、アジアではトップランキングです。

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さて、今日は「ウィーンの路地にまつわる話題」をお伝えしましょう。

ウィーンにお越しになった方は、おわかりのように、こちらの通りは「人名」が付けられているのが一般的です。

時々、その「人名」が物議を醸し出すこともあり、最近になって歴史的な通りの名称が改名されるというケースも見られますが‥ 特に第二次世界大戦中、ナチスに荷担したとされる人物には厳しい目が向けられているようです。

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さて、Feriが以前から気になっていたのは、Badenへ行く際、OperからWiener LokalBahnに乗ると、Johann Strauß gasseという停留所があることです(左が、その停留所看板です)。

ワルツ王であると同時に、「こうもり」をはじめとするオペレッタを作曲したJohann Straußの名前を冠した路地。どんなところなのか、一度、行ってみたいと思っていました。ただ、路地なので、急がなくてもなくなりません(笑)。

5区のアパートに移ってから、地図を見ていると、実はJohann Strauß gasseが徒歩圏にあることがわかりました。

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June 10, 2016

構体を輸送中

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いよいよ、今日6月10日からEURO2016が開幕します。オーストリアの初戦は6月14日ですが、ウィーン市内には、公営、民営を含めたパブリックビューイング(Public Viewing)の施設が多数、開設されるようです。

特に市庁舎前広場には「EM-Fan Arena auf dem Rathausplatz」が、6月10日から7月10日まで開設されます。

巨大なスクリーンで試合を観戦できる訳ですが、恐らく毎夏、恒例のフィルムフェスティバルの施設を前倒ししたのでしょうね。

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フットボールの場合、洋の東西を問わず、大勢の人が集まって応援することで、盛り上がるので、これから1ヵ月間、ウィーンは賑やかになることでしょう。

日本でも有料衛星放送で、全試合が放送されるようなので、ファンの皆さまにとっては楽しみだと思います。

一方、日本からは、オーストリアに進出した楽天が撤退するというニュースが入ってきました。

このブログでもご紹介したことがありますが、大統領選挙にも出馬した有名なおじさまをキャラクターに起用したにもかかわらず、不発だったようです。今後は、ドイツと統合するそうですが、やはり出店する企業が少なかったのでしょうね。

さて、今日はフットボールや通販とは全く関係のない「鉄道の話題」をお伝えしましょう(笑)。

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最近、ヨーロッパでは鉄道車両の製造は、複数の国に存在する企業や工場が関わることが増えてきているようです。いわゆる「国際分業」というスタイルですが、EUの拡大にともなって、その傾向は強まっています。

以前、ウィーン市内のS Bahnに乗っている時、写真のような「もの」を見つけました。

日本では、専門的に「構体」と呼ばれますが、鉄道車両の車体です。ただ、まだ、内装や電機部品などは取り付けておらず、いわゆる「車体の原型」と言ってもよいでしょう。

この「構体」を車両メーカーの工場へ搬入して、内装や電機部品の取付といった艤装を施して、完成する訳です。

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June 09, 2016

フォルクスオーパー、秘密の仕掛け

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日本公演を終えたフォルクスオーパーのメンバーですが、無事、ウィーンへ戻ったと友人から連絡が入りました。道中、大きなトラブルもなかったようで、何よりです。

今日は「フォルクスオーパーの話題」をお届けしましょう。と言っても、公演内容ではありません。今シーズンも、既に1ヵ月を切り、プレミアも全て終了しましたね。

また、6月1日には、早くも2016/17シーズンに開幕を告げる9月分のチケットが一斉に販売されました。

9月は、17日にラルフ・ベナツキー(Ralph Benatzky)作曲のオペレッタ「Axel an der Himmelstür」がPremiereを迎えます。珍品オペレッタなので、プレミアは比較的、席が確保しやすいかと高をくくっていたのですが、実際は結構、良い席を取るのは大変でした。例によってスタンバイをかけていますが‥

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また、「Axel an der Himmelstür」に関しては、14日に恒例のÖffentliche Generalprobbe(公開ゲネプロ)が11時から行われる他、15日にはVorpremiere(事前プレミア)も行われます。

以前も、どちらか1回という演目はあったのですが、両方というのは珍しいですね。それだけ、準備に万全を期している‥ということなのでしょう。Robert Mayerさんにも、先日、上野で、“楽しみにしていますよ”とお伝えしましたが‥

現在、メンバーが戻って通常営業に戻ったフォルクスオーパーでは、来日直前にPremiereが行われたオペレッタ「Der Bettelstudent」(乞食学生)が上演されています。

実は、「Der Bettelstudent」のÖffentliche Generalprobbeで興味深い仕掛けを発見しました(例によって大げさですが‥)。

「Der Bettelstudent」のÖffentliche Generalprobbeは、諸般の事情で、席がPARKETT(平土間)だったので、休憩時間に場内を見物していました。

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June 08, 2016

公園から元の場所に戻りました

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今日は「銀行支店の話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは、昨年から今年にかけて、銀行支店の改装が各地で行われていました。

主に店内の改装でしたが、支店を一時閉鎖して行うという大規模なもの‥ そのため、お客さまは別の支店に回る必要があります。

実際、支店に行ってみたら、近隣にある別の支店を案内する張り紙を目にしたことが何回もあります。

通常、現金の引き出しは口座を持っている銀行以外のBankomat(ATM)でも大丈夫ですが、入出金明細の印字などは、口座を持っている銀行の支店内に設置されている機械を使う必要があるので、そういう時は困ります。

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以前、このブログでもご紹介した18区ERSTE支店ですが、この近隣には徒歩圏で行けるERSTEの支店がないため、支店に近いStrauß-Lanner-Parkにコンテナハウスを活用した仮説支店を設置しました(詳しくは2015年9月14日の記事をご覧ください)。

通常ならば、近隣の支店へ誘導した方が経費も掛からないでしょうが、この付近は富裕層も多いため、利便性を損ねると預金者離れが起こることを懸念して、こういった対応をしたのだと思います。

支店の改装工事は約半年に及ぶ大規模なものでしたが、ほぼ予定通り工事が終了し、2016年の春には再オープンとなりました。

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June 07, 2016

5区にスパイダーマンが復活!

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今日は「公園の建設に伴って一時姿を消していた屋台復活の話題」です。

2016年1月に「冬期は閉鎖中」という話題をお伝えした、地下鉄U4のPilgramgasse駅近くに設けられた公園ですが、季節が良くなって再びオープンしました。(公園の詳細は2015年9月の記事をご覧ください)。

洒落た木製のベンチもあり、ここで日光浴や読書を楽しむ人が増えてきました。ある意味、ウィーンらしい公園と言えるかもしれません。

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ところで、地下鉄の上に公園ができる前、本来の公園にはワゴンを使った屋台がありました。

Feriは、実は、この屋台が営業しているところを見たことがないのですが、ワゴンの上にスパイダーマンの等身大フィギュアが乗っているのがウリです。当時の模様は2014年11月11日にご紹介しています。

その後、地下鉄上に公園を作る工事が始まった関係で、隣接する既存の公園(Bruno-Kreisky-Park)も一時閉鎖されたため、このスパイダーマンが載ったワゴンも姿を消していました。

公園がオープンにしたタイミングで、出かけた時は、隣接する公園も再オープンにしていたのですが、スパイダーマンの姿はありませんでした。

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June 06, 2016

“BierBad”はいかがですか?

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6月5日に行われた「Red Bull Air Race World Championship第3戦千葉」は、日本人パイロットの室屋義秀さんが5万人の自国ファンの目の前で、マスタークラス初優勝を果たしました。

前日の予選が悪天候で中止されるなど、波乱含みの大会となりましたが、日本のファンにとっては、嬉しい結果になりましたね。

なお、次戦は7月16日・17日にハンガリーのブダペストで開催されます。

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一方、フランスが歴史的な豪雨に見舞われて、パリも大変なことになっているようですが、先日ご紹介したサッカーの欧州選手権EURO2016フランス大会は、どうなるのでしょうね。

さて、今日は「オーストリアの珍名所」をご紹介しましょう。

ただ、Feriが実際に行ったことがないので、伝聞でご容赦願います。本ブログの趣旨である「実体験」を重視するFeriとしては、不本意なのですが‥

日本人はお風呂が好きな民族として知られていますね。だいたい、海外旅行から帰ると、最初に入りたくなるのがお風呂‥という人も多いのではないでしょうか。

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オーストリアでも、日本とは雰囲気や仕様は異なりますが、お風呂は存在します。また、日本の温泉とは異なりますが、温泉も存在しており、多くのお客さまで賑わっています。

ところで、日本でも、血行促進を狙ってワインや日本酒を入れたお風呂がありますが、泳げるくらいの巨大なお風呂にビアを満たした「BierBad(ビア風呂)」というか「Bierprobe(ビアプール)」がオーストリアにあります。

ビアプールがあるのは、チロル地方のTarrenz(タルレンツ)という小さな街です(日本の一部サイトでは「Starkenbergerという街」と紹介されていますが、この名称はビア風呂を運営しているビア会社のもので、街の名前はTarrenzです)。

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June 05, 2016

フォルクスオーパー来日公演を終えて‥雑感

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2週間にわたる第9回のフォルクスオーパー来日公演が、5月29日、無事終了しました。今日は「来日公演‥雑感」をお伝えしましょう。

今回は、残念ながら満員御礼とはならなかったようですが、現在の社会情勢を考えると、高額なチケット故にやむを得ないでしょう。

また、結果として誤報になってしまいましたが、当初計画では、今回、大阪公演が予定されていました。そのため、滞在期間も1ヵ月の予定だったようです。

しかし、実施計画の詳細を詰める段階で、招へい元の判断が難色を示したようで、結果として、「幻の大阪公演」になってしまいました。お客さまの入りに加えて、舞台装置や衣装などを大阪へ運ぶための経費などがネックになったものと予想されます。

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その関係もあってか、地方からいらっしゃるお客さまを考慮して、マチネ公演が増やしたようです。

なお、この手の契約は、稼働率(有償のお客さまがどれくらい入ったか)にかかわらず、劇場側に支払われるフィーは一緒なので、来日する劇場関係者は、ある意味、満席かどうかはあまり気にしていないようです。ですから、フォルクスオーパー側としては、大阪公演は乗り気だったようです。

ところで、歌手やスタッフの皆さんが、公共交通機関で移動しているのを見て、驚いた方もいらっしゃるようですが、宿舎となっていた赤坂の某ホテルからは地下鉄などで、東京文化会館へ通っていたようです。

そのため、主催者側からIC乗車券が交付されているという話を耳に挟んだことがあります。

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June 04, 2016

番外編 今年も開催 レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ

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今日は「日本で開催されるイベントの話題」をお届けしましょう。

昨年、日本ではじめて開催された「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」が、今年も6月4日(予選)、5日(決勝)の両日、千葉県千葉市の幕張海浜公園で開催されます。

最近ではNHKが世界各国を転戦する「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」の模様を放送するようになったこともあり、以前よりは認知度が高まったような気がします。

なお、開催時期が昨年の5月から6月に変更なったのは、例の「伊勢志摩サミット」開催の関係だそうです。

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こちらはフォルクスオーパーの来日公演と異なり、高額なプレミアムスカイラウンジ(350,000円)のチケットが完売するなど、なかなか好調なようです。

ちなみに昨年は17万人のお客さまが集まったようで、客層が違うとは言え、オペレッタとは注目度が違いますね。やはり、これくらい富裕層の心を掴むような企画が必要なのかもしれません。

ところで、チケットに関しては、前売りのほか、当日券の販売も決まったようで、Aエリアの2日間が税込21,000円、Aエリア予選のみの1日間が税込9,000円、Aエリア決勝の1日間が税込15,000円だそうです。

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June 03, 2016

消えた壁画

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今日は、以前にご紹介した話題の「続編」をお伝えしましょう。

以前、Feriが、5区のアパート近くで見つけた「スポーツ用品店の壁に描かれた奇妙な壁画」をご紹介したことがあります(2016年1月22日「壁画といたずら書きのコンビネーション」)。

この壁画ですが、道路の面したスポーツ用品店の壁に自転車に乗った奇妙な人物が描かれているものです。正直、日本人の感受性から見ると、ちょっと不気味な感じがしますね。

また、下の方は、残念ながらいたずら書きの被害に遭っていました。

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「いました」と書いたのは、実は、このスポーツ用品店ですが、前回の記事を掲載してから、廃業してしまったのですが、何とびっくり、建物そのものが解体されてしまったのです。

写真をご覧になるとわかりますが、こちらでは都心部には、所有者の異なる建物がつながっているケースが散見されます。

そうすると、建物を解体すると、隣の建物の壁が現れる訳ですが、つながっていた部分は壁がむき出しになります。

隣も古い建物なので、外壁は煉瓦造りのようですね。前のスポーツ用品店の形が、そのまま残っているのが興味深いところです。

すでに、Feriが通りかかった際には、スポーツ用品店は完全に解体されてしまっており、大型重機を使って瓦礫の撤去作業が進められていました。

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June 02, 2016

まもなく開幕EURO2016 “ÖFB railjet”も応援

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4月12日に発生した熊本地震から、まもなく2ヵ月になろうとしていますが、ウィーン大学で5月2日に、日本学科の学生さんたちが「熊本ば応援するけんね!」と日本語で書かれたオリジナルTシャツを販売し、熊本地震の被災者への支援を訴えたそうです。

同学科は約50年前に熊本県阿蘇地方で地域研究の調査を実施したこがあるそうです。

2年前から新たな研究の準備を始め、ウォルフラム・マンツェンライター教授らが2015年に現地入りするなど熊本と縁が深いため、今回の支援活動に結び付いたそうです。ありがたいことですね。

さて、今日は「鉄道とスポーツのコラボレーションにまつわる話題」をお届けしましょう。

最近、UEFA欧州選手権では、予選敗退が続いていたオーストリアのサッカーナショナルチームですが、昨年、見事に予選を突破して、2016年のフランス大会へコマを進めました。

ちなみにオーストリアは、2008年にスイスと共催になった際、開催国枠で出場していますが、予選を突破して出場するのは初めてです。

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ちなみにUEFA欧州選手権は、4年に1回、FIFAワールドカップの中間年に開催されています。ちょうど、夏季五輪の開催年と重なりますね。

EURO 2016予選では、スイス人のマルセル・コラー監督の下、全10試合で9勝1分けという驚異的な成績を収めて、本選出場を決めました。

何しろアウェーのスウェーデンで、4対1で勝っているのですから、たいしたものです。

という訳で、6月は、オーストリアのナショナルチームが、どこまで活躍してくれるかで、地元でも盛り上がりが変わってくるような気がします。

オーストリアは、ポルトガル、アイスランド、ハンガリーとともにF組に所属していますが、初戦の相手は、何と隣国のハンガリー。

過去の対戦成績(親善試合を含む)は、オーストリアの40勝66敗30引き分け。試合は6月14日ボルドーで現地時間の18時から行われます。Feriの視点から見ると「オペレッタ対決」ですね。

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June 01, 2016

不思議な雨戸がある建物

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日本では熱心なサッカーファン以外は関心がないかもしれませんが、こちらでは10日からフランスで始まる第15回ヨーロッパ選手権(ユーロ2016)の話題で持ちきりです。

7月10日までの1ヵ月間、フランス全土で開催されますが、今回は、オーストリアが出場します(F組)。当たり前ですが、優勝候補に名前は挙がっていませんが、大会での活躍を期待したいものです。

さて、6月最初の話題は、ウィーンから‥今日は「建物の話題」をお伝えしましょう。

建築物というのは、その国の文化や事情を反映していることが多く、非常に興味深いものがあります。とくにオーストリアの場合、日本のように巨大地震を考慮する必要がないため、デザインの面では、かなり有利なようです。実際、建設中の建物を見ると、防寒対策として断熱材は厚いものの、柱は非常に細くなっています。

Feriも散歩の途中で、変わった建物を発見するのが、正直、好きです。

さて、今日、お目にかけるのは16区で見かけた建物です。左側はウィーンの伝統的な建物ですが、今日、ご紹介する建物は、比較的最近になって建て替えたのでしょう。

いわゆる装飾を廃したシンプルなデザインが特長です。1階はオフィスになっているようですが、気になるのは日本式の2階と3階の窓‥

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もう一つ気になったのが、扉の外側に着いている金属製と思われるアングルです。

当初は、これで窓を固定するのかと思ったのですが、扉ごとにデザインが異なっていること、最上階の外壁にも同様のアングルが取り付けられていることなどから、どうやらデザイン上の理由で取り付けた「飾り」ではないかと判断しました。

もしかしたら、全部の扉を閉めると一体感のあるデザインになるのかもしれません。この日は、扉が開いている窓もありましたので、その実態は不明でしたが‥

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