訪ねてびっくり Robert-Stolz-Platz
熱戦が続くEURO2016ですが、F組のオーストリアは18日、ポルトガルとサンドニで対戦しました。結果は、0対0のスコアレスドロー。同時に行われたハンガリー対アイスランド戦も0対0でした。
その結果、オーストリアは勝ち点1を確保しましたが、得失点差で、オーストリアはF組4位となっています。ちなみにF組の首位はハンガリー。
かなり厳しい状況になってきましたが、オーストリアは予選突破はできるでしょうか?
さて、今日は「広場の話題」をお届けしましょう。
先日、Johann Strauß gasseをご紹介しましたが、ウィーン市内の通りや広場、公園の名称は人名が使われているところが多いですね。
日本では、人名がついている通りや広場は少ないと思いますが、この点はお国柄‥と言って良いでしょう。やはりご縁のあった方の功績を後世に伝える‥という意味もあるのでしょう。
日本人には馴染みのない政治家や学者の名前がついているケースもありますが、Johann Straußのような有名人の名前がついているところもあります。
今日、ご紹介するのはオペレッタ「白馬亭にて」にも楽曲が使われているウィンナーリートの作曲家Robert-Stolzの名前がついた広場です。
Robert-Stolzの碑については、プラーターなどにもありますが、広場はどこにあるか‥と言うと、1区のリンク沿いにあります。
具体的にはOpernringとSchillerplatzの間にあるのですが、広場という名称がついているものの、実際には「細長い緑地帯」なので、通りのようなイメージです。そのため、普通に歩いていると、気づきません(笑)。
実は、Feriは、その昔、はじめてRobert-Stolz-Platzを訪ねた時、奥にあったSchillerplatzをRobert-Stolz-Platzと勘違いしてしまったことがあります。
“立派なところだな”と思ってSchillerplatz内を散策中、案内看板を見て、場所が違うことに気づき、改めて探すことに‥
最終的にRobert-Stolz-Platzに面した建物に付いているプレートを発見し、Robert-Stolz-Platzが「細長い空間」であることがわかりました。
写真をご覧になるとおわかりのように、Platz(広場)ですが、「両側に道路がある緑地帯」といった趣です。ただ、住所になっているため、建物に住所表記が付いているのが特長でしょうか。
今回、ご紹介する写真は、改めて最近、Robert-Stolz-Platzを訪ねて撮影したものです。
なお、道路を挟んでLe Méridien Viennaがあるため、ホテルの前庭のような感じもしますので、余計、目立たないようです。
ところで、Robert-Stolz-Platzと名付けられたのは、比較的新しく1978年9月11日だそうです。ちなみに以前はGoethegasseという名称だったとか‥
笑い話のようですが、Robert-Stolz-Platzは小さな広場ですが、地下に230台の車を収容できるGarageに「Robert Stolz-Platz」の名称が付けられている関係で、こちらの方が実際の広場よりも有名な感じです。
実際に出かけてみて、拍子抜けする広場の一つかもしれませんね。国立歌劇場からも近いので、ちょっとのぞいて見るのは良いとは思いますが、期待して出かけると拍子抜けすると思います。
なお、最後の写真はSchillerplatzの中央に立てられている立派なSchillerdenkmal(シラーの記念碑)で、後ろはご存じAkademie der bildenden Künsteの建物です。
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